公営ニュース

『公営レース賛成派』のブログです。衰退する公営競技の楽しさ・面白さを宣伝し、売上向上→未来永劫存続を目指します
年度末といえばコレ!
ついこの前正月だったと思えばもう年度末。

年度末といえば「一年で最も感動的なレース」こと、ばんえい記念だが、今年も私は取材や各種締め切りに追われ、帯広入りはかなわず。昨日、仕事机で泡盛などをちびちびとやりつつCS観戦。東京で沖縄の酒を呑みながら北海道のレースを打つという「あぁ、日本って広いのね」的日曜日でした。 coccolo-is.com

今年のばんえい記念は下馬評時点からカネサブラックVSトモエパワーの一騎打ちで、当日朝イチの前売り馬複オッズは1倍台。それじゃ面白くなかんべと、それ以降中継放送では、1レースごとに各界からの予想ゲストたちが自らの本命予想、穴馬予想を喋り、人気を散らしにかかる(そういう意図があったかどうかは知らないが)。

何しろ情報が少ないばんえい競馬。この一連のCS予想が影響したのかは不明だが、徐々に3・4番人気のフクイズミ、ナリタボブサップあたりが馬単の2着づけで票を伸ばしてくる気配。で、結局最終オッズはカネサ=トモエの馬単ウラオモテがそれぞれ3〜4倍でカネサが本命。2頭からフクイズミの2着が9倍、12倍といったところ。CS予想の各氏が多く穴としてピックアップしていた昨年の4着馬・ニシキダイジンも、そこそこ2着売れしているという状況。

そして感動のレースがスタート。年に一度の1トンの高重量戦は、例年通りの超スローペースで進む。メインの第二障害では今年も目頭に熱いものが…現地で観ていなくともこればっかりは。

障害を真っ先に越えた6.ニシキダイジンが直線も安定した歩様で5.カネサブラックの猛追をかわし6−5でゴール。馬券は…お、わずかながら買っている。私の買い目は悩んだ挙句にカネサ、トモエからフクイズミの2着2点を本線に、穴指名したニシキのアタマからカネサ、トモエの2着2点の合計4点。なぜ穴馬をアタマ固定にしたのか、今考えると自分でも結構謎なのだが、最近の経験の中で「穴と買うならアタマから!」と閃いたのだろうな。

馬単5430円で「堅いばんえい記念」としてはかなりの高配当。
儲かった分で飲みに繰り出したお話はこちらへどうぞ。

昨日の帯広競馬場は入場3500人あまり、売上は1億5千万強。
普段から、せめて日曜は毎週このぐらい入ってくれれば…は、もう言うまい。
ばんえい記念当日だけは数年前から安定した入場数であり、まだファンは離れていないと考えたい。
あとはいかに足繁く参加していただくかだ。


そういえば、ばんえいでも遂に一口馬主の募集を始めるのだそう。
詳しくはこちら。


数年前、バックヤードに頻繁に出入りさせていただいていた頃(SB社運営になる前)に、ばん馬の値段、厩舎への預託量など一通り聞いていたのだが、今回読んでみると、その記憶よりちょっと…いや、結構お高いような気が。今さらこんなところで不当に儲けようとしているとは思えないが…う〜〜ん。
とりあえず来月、東京での説明会だけでも行ってみようかな。
【2010.03.29 Monday 17:49】 author : TOM | ばんえい競馬 | - | - |
夏・盛り上がるばんば!
 昨夜は入谷の朝顔市から夕方軽く一杯やって、帰宅したらちょうどばんえい帯広競馬(この呼称にもようやく慣れてきた)の最終レースが。TVモニター越しに見てもナイター照明とイルミネーションが旅情をかきたてる。梅雨のない北海道は今が一番良い時期。んー、帯広まですっ飛んで生ビール片手に打ちたいものだのぉ。…などと思いつつネット投票。ほろ酔いで気分良く打ったものの1着3着でハズレ。


■16日帯広ばんえい競馬でG1騎手6人対決

 中央競馬のG1ジョッキー6人が、16日に北海道・帯広競馬場で行われるばんえい競馬でエキシビションレースに参加することになった。藤田伸二(35)、安藤勝己(47)、四位洋文(34)らが実戦さながらに腕を競う。ばんえい競馬馬主会の要請に応えたもので、JRA騎手としては初の試み。参戦中の函館から帯広に駆け付け、ばんえい競馬の振興に一役買う。

 “1日ばんえい騎手”になるのは藤田、安藤勝、四位のほか横山典弘(39)、勝浦正樹(28)、池添謙一(27)の総勢6人となる。15日に函館で騎乗した後、16日朝に帯広に移動して同日のナイター開催に参加。通常レースの合間に、華のG1ジョッキーによるばんば対決が行われる。

 今回の企画は、ばんえい競馬馬主協会の須藤一夫理事によって立案された。同じ函館市出身で中学時代の同級生だった元JRA騎手の安藤賢一助手(栗東・河内厩舎所属)に、協力を要請。同助手の呼び掛けに、まずは北海道出身の藤田が賛同し、ウオッカでダービーを制した四位をはじめ、函館参戦中のジョッキーが続々と快諾した。

 ばんえい競馬は昨年、経営難から廃止の危機にさらされた。藤田は、東西トレセンで組合を通じて存続の署名活動を行うなど、郷土の伝統を守ろうと尽力。今回のレース参加は、その一環となる。安藤助手は「伸二(藤田)は快く引き受けてくれた。同じ郷土で馬の文化に携わっている人間。何か役に立ちたかったんだろう」と感謝に堪えない。

 当初は武豊騎手も参加する予定だったが、同日16日に盛岡で騎乗するため実現しなかった。それでも、6人でG1・54勝という豪華な顔触れだ。エキシビションレースで馬券は発売されないが、サイン会、トークショーなど、さまざまなイベントも計画されている。安藤助手は「ぜひ2回、3回と続けたい」と意欲満々。6人の粋な計らいが、中央と地方の間の垣根を越えて競馬界全体を盛り上げる。
(2007.07.06 日刊スポーツ)


■関口氏、ばんえい競馬の馬に乗り選挙活動 
冠名「フサイチ」の馬主で知られ、12日に公示される参院選(29日投開票)に国民新党比例代表で出馬する関口房朗氏(71)が5日、“選挙カー”として所有するばんえい競馬の馬にまたがって選挙活動を行うことを明らかにした。出馬会見で亀井静香代表代行(70)から「明るく派手なほうがいい」と指令を受けた。関口氏は「僕なりに親しみを持ってもらえることをやる」と意図を説明した。

 ばんばにはメンコをかぶせ、額部分に70カラットのエメラルドをはめる。専用鞍(くら)も作成済みだ。01年参院選に出馬した際には、所有するサラブレッドを先導役に選挙活動を行った実績もある。現在、警察などと調整中だ。

 難しい面もある。選挙管理委員会によると、選挙カーとして看板の掲示、拡声器の設置が許されるのはエンジン付きのものだけ。馬は移動手段としては認められるが、規定で馬上で手を振ったり、自分の名前を連呼したりはできない。

 関口氏はこの日、真っ白なスーツに身を包み、大阪のシンボル通天閣を訪れた。兵庫県尼崎市出身の関口氏にとって、青春時代に数度訪れ、名古屋で起業する前に立ち寄った“原点”。坂田三吉の王将の碑に手を合わせ、通天閣のビリケン像に必勝祈願と絵馬奉納を行った。立ち寄った串かつ店で、俳優赤井英和と偶然顔を合わせ談笑した。

 次代の若い人材育成を最後のライフワークと公言する関口氏は「選挙は勝たなくては負け犬の遠ぼえ。勝って若者の心の支えになることをやりたい」と誓いを新たにした。
(2007.07.06 日刊スポーツ)



→公営競技中最もマイナーな競技・しかも1場だけになってしまったばんえい競馬は、そのローカル性を良い意味で使いつつ、同時に全国的有名人やメジャー競技などとのコラボレーションを随時行って地元から全国への発信に成功「しつつある」。これは他競技でも大いに参考にすべきだろう。あと、ばんえいに関しては、惜しまれつつ終了した『BANBA王』(Gyao!)のような全国向けメディアの復活が待たれるところだし、これまた他競技でも同様に、全国レベルでのエンターテイメントメディアの構築を考えなければいけない時期だと思う。

とりあえず16日のエキシビションレースはめちゃくちゃ楽しみ。できれば馬券も売って欲しいが…それは無理か。


★当記事へのご意見ご感想や公営競技に関するご意見・ご提言、レース予想、勝ち自慢、ヤラレ告白等は「公営競技総合掲示板」へどうぞ。
【2007.07.08 Sunday 11:20】 author : TOM | ばんえい競馬 | - | - |
フサイチ、キターーーーーー!
■「ばんばを買う」フサイチ関口氏ばんえい馬主に

 フサイチの冠名で知られる関口房朗氏(71=VSN会長)が28日、帯広競馬場でトークショーを行い「ばん馬を買う」と、ばんえい競馬の馬主になることを明らかにした。
 おなじみの真っ白な衣装の関口氏は、帯広の嘱託職員リッキーに引かれた馬車に乗って登場。ファンからの「ばんばの馬主になって」の声に「もちろん。このすばらしい文化をなくしてはだめ」と話した。リップサービスと思いきや「馬名は『フサイチチカラジマン』。ぼくは約束は必ず守る」と宣言した。
 この日のばんえい競馬は「フサイチデー」と銘打たれ、12レースすべて関口氏の協賛。メーンレースの「関口房朗大賞典」など関口氏にちなんだレース名が並び、入り口には約3メートルの関口氏の巨大な看板も掲げられた。
 関口氏はこれまで盛岡、佐賀競馬を支援したほか、JBCの協賛レースに名乗りを上げている。「地方の文化を守らなければ。みんなで頑張ろう」とファンにメッセージを送った。

(2007.04.29 日刊スポーツ)


→おお、きたか、 関口のおっさん! ソフトバンク側から誘いがあったか!? きっかけは何でもいいが「日本一目立つ馬主」のばんば進出は大歓迎。全国的注目を集めるための要素には十分なりうる。いっそのこと2〜30頭ぐらいは持っていただいて「フサイチばんば軍団」を形成するぐらいまでやってほしいところ(ちなみにばん馬って100万円しないのだ。厩舎への月預託料も1頭15万程度)。そうすれば場外展開の際にも全国の客へ向けての訴求力につながるだろう。「馬文化馬文化」と言いつつ、利権構造から逃れられずに何もしない役人たち(当然天下り団体含む)よりも、民間の金持ち(馬主)に積極的に動いてもらいたい。国内屈指の大企業としてのソフトバンクが運営をするということの一番の利は、案外こういう点(著名人に気軽に声をかけられる)にあるのかもしれない。ま、結局当初のスローガンだった「地元ファン中心にみんなで運営するばんば」からは離れてゆくけどね。それは仕方ない。競技の生き残る道は「金持ちが出資して」「ちゃんと馬券を買う客を取り込んでゆく」しかないのだから。

それにしても「フサイチチカラジマン」…。ネーミングセンスはイマイチっすね(笑)。
【2007.04.29 Sunday 09:54】 author : TOM | ばんえい競馬 | - | - |
今夜、ばん馬が生出演!
本日のテレビ欄を見てびっくり。

18:30からのTBS系『オールスター感謝祭』の中に「北海道直送ばんえい競馬が上陸!体重1トンの超巨大馬が東京の真ん中を激走」というコーナーが。

組合広報氏が「最後の仕事は東京で生出演が」と言っていたのはこれか。

東京のどこを走るんだろ? 夜までに仕事を終わらせてロケを見にいきたいが。
【2007.03.31 Saturday 10:46】 author : TOM | ばんえい競馬 | comments(12) | - |
感動を呼ぶ究極レース
ばんえい記念の感動を胸に、帯広から帰って参りました。

普段、ギャンブルレースで感動はしても感傷まではいかず、素晴らしい競争に祝杯はあげても涙までは流さない私が、一年で唯一涙するレース・ばんえい記念。その感動は言うまでもなくその競争の過酷さにあるわけだが。



例えば負担重量(ソリの重さ)。普段は軽くて600キロ台から、記念で800キロ前後が、ばんえい記念では1000キロ(牝馬は980キロ)。

例えば走破タイム。普段のオープン戦だと普通で2分台、早いと1分台のレースが、今回のばんえい記念では1着の走破タイムが5分弱。同じ200メートル競走なのに! 一説では「世界最長タイムの競馬」でもあるそうだ。


まだ観ていない方は、今のうちこの凄い競争の映像をご覧ください。こちら できれば他競争の映像と見比べると、より凄さがわかります。特にメインの第二障害では、このまま全馬が登れずに終わってしまうのでは!? とも思えるほどの時間がかかり、そんな不安ゆえに、越えた瞬間にはこちらもつい胸にこみあげてしまうのだな。実際過去にはこの競争を走ったがゆえに「潰れてしまった」馬もあったとかで、これは出す方(馬主・厩舎側)にしても一世一代の大バクチ。もちろん客もこの年に一度の究極競争を観に遠方からも大挙押しかけ、そして張る。これほど緊迫した、そして美しいバクチが他にあろうか。「馬がかわいそう」などという意見には悪いが全く耳を貸せない。1トンを曳き、山を登り切り、ゴールした瞬間には、自らに注がれる歓声を、栄誉を一身に受けた馬自身も、きっと満足しているに違いないからだ。「自分はこれをやるために生まれてきた。そしてやり切った」というね。

私自身、この感動は「来年もまた絶対に観に来るぞ!」というモチベーションにダイレクトにつながり、そして毎年北海道まで足を運ぶ。確かに極端な競争かもしれないが、公営他競技にこれと同じレベルで感動させてくれる競争があろうか? まぁ、無いから毎年万難を排して帯広まで駆けつけるわけだ。


で、以下は帰りの機内で考えた半分妄想・冗談めいた提言になるワケだが…

他競技で(ましてや人間が走る競技で)、これと同種の過酷さを持ったレースを導入するのはムリがあるとしても(競輪で言えばタイヤを曳いて走るとか・笑)、やはり何か「究極競争」と言えるような年に一度の大一番が欲しい。現在の各競技においての大一番といえば、概ね「超級選手を集めて」「年度最高の賞金」という路線に終始しているが、そうでなく、競争形態的に究極(かつ、過酷)、といえるような。例えばこういうのはできないものだろうか?

【全競技共通】
超ロング戦の大一番。競輪なら10000メートル(400バンクで25周)以上。オートなら20000メートル(40周)、競艇でも10000メートル(約17周)ぐらい。

【競輪】
・ライン戦禁止の大一番(韓国ではあるらしいが)
 →客は純粋に各選手の脚力・近況のみで判断して買う。出場選手はファン投票制?

【競艇・オートレース】
・全て同一条件にて行う大一番。その競争のために用意された完全同一規格性能のモーター、ペラ、ボート(オートの場合エンジン、タイヤ、本体)で走らせる。


上記に共通して言えることは「普段の選手側の積み重ねを(この時だけは)全てリセットする」という考え。これにより初心者客も競技基礎知識無くして買えるはずだし、メディアの煽りようによってかなりの集客が見込めるような気もする。とりあえず「出場選手情報」を面白おかしく流すのがいいだろう。そして実際の競争を見せれば、それをきっかけに普段の競争に入り込んでくる客も必ず出てくるはず。

各競技で、マンネリ化打破や、新規客獲得・客単価の向上を目指しての番組編成改革が叫ばれる中、こういう発想も面白かろうと思うのだが、いかが? 読者の方々からも各競技における「大一番の究極競争」のアイデアをぜひ!お待ちしております。限りなく実現不可能なものでも構いませんので。

【2007.03.27 Tuesday 22:14】 author : TOM | ばんえい競馬 | comments(6) | - |
さぁ、帯広へ!
本日午後の飛行機にて、ばんえい記念の帯広へ向かいます。

日曜の予報は雨。イコール軽馬場。
究極重量・1トンを曳き、果たしてどの馬が栄冠を勝ち取るのか。

http://www.banei-keiba.or.jp/topics/06-topix/osirase-06obi09.html

しつこいようですが、現在の公営全競技中、最も感動度の高いレース、と断言できます。ぜひ皆様、ネット投票・お近くの場外でご観戦・ご購入を!
【2007.03.23 Friday 02:35】 author : TOM | ばんえい競馬 | comments(1) | - |
岩手競馬問題についてお書きください!
何も無いよりはいいだろうという思いで、ファン・関係者が存廃問題について、そして復興策などを話し合える場として、掲示板およびチャットページを作りました。

「岩手競馬復興掲示板」
「岩手競馬チャット」


そして本日現在の状況は…

■岩手競馬廃止決定は見送りに

 岩手競馬廃止をめぐる岩手県競馬組合(同競馬運営団体)の17日の協議で、盛岡、奥州両市の市長が新たな負担案を提示したため、廃止決定は見送りとなった。両市は各10億円積み増しして約52億円を負担する。

 増田寛也岩手県知事はこの日開かれた組合議会(同県と盛岡、奥州両市の各議会の議員で構成)で「苦渋の選択だが、県議会で300億円の融資案を否決された以上、これ(廃止)しか残されていない」と発言。岩手競馬を廃止する考えをあらためて示した上で、4月以降のレース費用を盛り込まない07年度当初予算案提出を予定していたが、盛岡、奥州両市長の負担案提示により予算案提出を見送った。盛岡、奥州両市長は16日夜、増田知事との協議で「岩手競馬を残すべきだ」と主張していた。
(2007.03.18 スポニチアネックス)


という状況。昨日の競馬議会での廃止決定は免れ、明日・19日に県議会に差し戻し。現地筋ではとりあえず存続に関しては楽観論が主流になってきているらしいが…。

ともあれ、前述したが、残してそれでよし、ではなく、具体的な再建・復興案をファンの立場からもこのタイミングでばんばん提出してゆくことが必要。私見では、復興案というのは「ただ人を集めよう」といったものではなく「いかに具体的に馬券売上げにつなげるか」というものであるべき。そのあたりの書き込みもいただければ、私の方である程度まとめ、施行者、組合、議会・議員等へ送付いたします。もちろん、一ファンとしての競馬への想いや今回問題に対するご意見などもどんどんお書きください。


【2007.03.18 Sunday 11:26】 author : TOM | ばんえい競馬 | comments(6) | - |
昼酒はキクのよね
 一昨日は六本木のホテルで行われたオートレース・ファン感謝祭にご招待をいただき、出席。昨年までお台場のホテルで行われていたこのイベントが今年から六本木に移ったのは、某大物政治家の「台場は遠いなぁ」のツルの一声であったらしい。くだらんねぇ。ま、どこでもいいんだけどさ。



 最優秀選手賞の田中茂(飯塚)をはじめ、着飾ったナマ選手が見られるとあって、一ファンとしても楽しいイベント…のはずだったのだが、なにか段取りの悪さが目についた。最初から延々と来賓挨拶、選手紹介・インタビューなどが続き、乾杯となったのは開宴から1時間も経った頃。入場の時点から酒だけは飲んでるものだから、1時間のカラ酒で乾杯の頃には悪酔い状態(周囲も結構そうだった)。せめて選手紹介の前に乾杯にして料理は開けるとかした方がよかったのでは。やっと料理が開いた瞬間には客一同ものすごい勢いで群がり、どこも長蛇の列。ちょっと前にTVで見たモスクワのマクドナルドのようでした(笑)。そして、後半もよしゃいいのにクイズ大会なんかやって、司会の堂前氏の大声だけが響き渡り(なんか「バズーカップ!バズーカップ!」とか言ってたな)、客席はシラケムード。ファン感謝祭は、競艇や競輪みたいに選手をたくさん呼んで、客席で自由に触れ合わせる形式にするのがファンも一番喜ぶはず。来年以降はご一考を。

 本日からは大村にて新鋭王座戦がスタート…だが、相変わらずヤング競艇にあまり興味のわかない私は夜ダイジェストで観戦するぐらい。心は既に来月の徳山・女子王座に飛んでおります。現地参戦できるかどうかはビミョー。したい。

 競艇といえば、今月号の『公営ジャーナル』紙によれば、2006年のG2以上の優勝戦ではやはりイン勝率が高く、それは周知の事実。しかし、1−2で決まることは逆に少なく(6回)、外の5・6号艇の2着率が高い。そのため平均配当も思ったより高め。こりゃ、今年の競艇は優勝戦の1−5−全、1−6−全の8点決め打ちでいくか!? 早速今回から試してみよう。

 さて、もう1月も後半ということで、ちょっと離れていたばんえい競馬の方にも色々と動きが。


■新生ばん馬の未来探る 30日、帯広でシンポジウム  

 新年度からばんえい競馬を単独開催する帯広市は、日本馬事協会と共催で「ばんえい競馬の未来を考えるシンポジウム」を三十日午後一時半から、とかちプラザ(帯広市西四南一三)で開く。各界の専門家やファン代表がパネリストとして「新生ばんえい競馬」について議論する。
 シンポジウムでは帯広畜産大教授で「ばん馬を愛する十勝の会」代表の柏村文郎氏、支援企業ソフトバンク・プレイヤーズ社長の藤井宏明氏、家畜改良センター十勝牧場改良技術専門役の岡明男氏が基調講演する。
「ファンと築くばんえい競馬の将来」と題したパネル討論には柏村氏、藤井氏のほか、ファン代表としてエッセイストの旋丸巴氏、じゃらん北海道発編集長のヒロ中田氏、地方競馬雑誌「ハロン」編集長の斎藤修氏、競馬評論家の須田鷹雄氏が参加。市民参加による運営方法やファン拡大策への意見を交わす。参加無料。

 同日午後五時半から、結婚式場「インザスイート」(同市西三南一一)で懇親会もある。参加費二千円。シンポと懇親会の問い合わせは帯広市農務部(電)0155・24・4111内線2401か3208へ。
(2007.01.18 北海道新聞)

→ご報告遅れましたが、先週月曜日、SBP社・藤井社長に取材に行って参りました。同社の考えとして「とにかく地元重視」の意向は伝わってきたものの、それって、あまり同社として積極的に考えるつもりはない、ということ? アイデアは人任せ? とも取れる感じを正直受けたのだが。まぁ、それならそれで、今回集まるパネラーの皆さんには、藤井社長に「それならオッケー。ガンガンいきましょう!」と言わせる再建諸策を提示していただきたい。しかし、パネラーのメンツを拝見するに、若干の不安は残る。ちゃんと「ギャンブルレジャー」だということを認識した上での話になるかどうか…ね。人を来させても、馬券を買わせなきゃダメなんだよ〜。そこんとこヨロシク。


■ばんえい新会社 採用14人、給与2割減 ソフトバンクプレイヤーズが職員の再雇用案  
 
 ばんえい競馬支援を決めたソフトバンク子会社のソフトバンク・プレイヤーズ(東京、藤井宏明社長)は十八日、解散する北海道市営競馬組合(旭川)の職員の再雇用について、近く設立する新会社で十四人を採用し、給与は年間で約二割圧縮するとの方針を示した。
 採用案によると、募集職種は経理や総務、広報など七職種。一年ごとに更新する契約社員で、勤務地は新会社を置く帯広市となる。業績に応じた賞与は支給する見込み。
 市営競馬組合の職員三十九人のうち、再雇用の対象者は定年退職者ら三人を除く三十六人。組合にはこのほか嘱託職員十二人がいるが、ソフトバンク側は、新会社でも嘱託職員十二人分の枠を設け、募集するとしている。
 市営競馬組合の庄野和洋事務局長は「三月末の組合解散が迫り、職員にも不安が広がっていたので一定の方針が示されて良かった」と受け止める一方、「全員の雇用が確保できたわけではなく、安心する状況ではない」と不安ものぞかせた。

 組合を構成する四市(旭川、帯広、北見、岩見沢)は、現時点で職員の再雇用方針を示していない。このため、庄野事務局長は「職員は四市の話を聞いてからそれぞれ対応すると思う。(四市の方針が)早めに示されることを期待したい」と話している。
(2007.01.19 北海道新聞)

→18日に行われた雇用説明会の資料を入手したが、採用14人の内訳は…

●経理:2名
●総務:1名
●広報:2名
●企画(番組含む):2名
●馬場管理:4名
●整理:2名
●投票:3名


 となっている。経理〜広報まではこの人数でもなんとか、という気はするが、その他、特に馬場管理(下見所から走路整備まで)担当が4名というのは少なすぎて大変そうだ…と思ったら嘱託を2名つける予定らしい。この人数で足りる、との判断のもとでの募集だし、外野からとやかく言うつもりはないが、民間委託した某オートレース場のように、職員が少なすぎて様々な面で行き届かなくなり、結果場内の荒廃化が進んでしまうようにはなって欲しくないものだ。



■ばんえい競馬に映画で熱いエール 東京の専門学校生が制作 

 ばんえい競馬の騎手と馬との一体感に魅せられた映像の専門学校生が、ドキュメンタリー映画をつくった。昨夏、岩見沢競馬場で三週間、撮影し、騎手や調教師へのインタビューも盛り込んだ。関連校の早稲田大学で、二十一日から三日間開かれる専門学校の卒業制作発表会で上映する。

 早大川口芸術学校(埼玉)三年、島野貴之さん(22)=東京在住=の作品でカラー二十四分。「人馬一体 ミサイルテンリュウ 砂地の頂へ」とタイトルを付けた。

 昨年八月の重賞レース「ばんえいグランプリ」を中心に構成。後輩ら四人の助手とともに、カメラ四台で撮影したテープは千二百分にも及んだ。

 卒業制作の構想を練っていた昨春、高校時代にテレビで見たばんえい競馬の衝撃を思い出し、テーマに選んだ。見たことがない足腰のどっしりとした馬がレースの途中、坂の前で立ち止まる。「あり得ない」と驚いた。だが、それが駆け引きと分かり「不格好な外見にかかわらず、すごい走りを見せる」と気付いた。

 レース最後の坂での粘り強い追い込みにひかれ、「主役」に選んだミサイルテンリュウは、グランプリのレースで、一番人気にもかかわらず八着と惨敗。翌日、騎乗した鈴木恵介騎手を恐る恐る訪ねると、カメラの前で「また頑張る」と淡々と語ってくれたという。

 指導した高橋恭子同校副校長は「題材への思い入れがあふれている」と評価。島野さんは「若いファンが少ない。レースを見れば駆け引きの面白さに興奮する。映画を見てもらいファンを増やすことが取材に応じてくれた人への恩返し」とコンテスト出品も考える。

 協力した北海道市営競馬組合も「若い目線で魅力を探ってくれた」と道内での上映会を検討している。
(2007.01.17 北海道新聞)

→映像畑の人などからすれば、やはりばん馬のビジュアルは魅力に感じるのだなぁ、と自信を持たせてくれるエピソード。新年度も、自信を持ってばんえい競馬をアピールしていきましょう!

 昨・火曜日は、既に全国でいくつもの公営レース場の運営受託を行っている日本トーター社の方々と意見交換をさせていただいた。その話はまた次回。


【2007.01.24 Wednesday 00:21】 author : TOM | ばんえい競馬 | comments(0) | trackbacks(0) |
年のはじめのためし打ち
 あけましておめでとうございます。本年も『公営ニュース』と『賛成派』をよろしくお願いいたします。

 本日付のこの記事、「公営競技復興の1年へ!」なんてタイトルにしようかとも思ったのだが、最初から気合入れすぎるのもナンなので、上記のようなグダグダな感じで(笑)。

 年末ビッグ戦線から各所での忘年会参戦と、酒漬け・バクチ漬けになっていた数日前…から、全く休憩なく年を越し、元日も朝酒・昼酒で新年早々ヘロヘロですが、本日からはばんえい・帯広に現地参戦で、只今それへと向かう車中〜機内。昨日の初詣のおみくじでは超久々に「大吉」をひき、こりゃ神社を代えたのがよかった(地元・浅草寺は「凶」が多いことで有名)と、一人悦に入っております。もちろんポッケにはそのおみくじを携行。さぁ、本年初打ちで見事勝利を飾れるか!? そして、ウワサでは早くもSB社の看板だらけになっているという帯広競馬場をこの目で見てまいります。

 そのばんえい競馬、本日のG1・帯広記念は大井の「ふるさとコーナー」はじめ、全国各地の競馬場で場外展開される模様で、昨日の東京版のスポ新にも番組が! 年初からちょっと感動しましたとさ。そして、そんな最近のばんえい話題3題。

■父に勝つ ばんえい初の親子騎手誕生 
  
 廃止の瀬戸際から一転、存続が決まったばんえい競馬の通算二千勝騎手、西弘美さん(47)=上川管内東神楽町=の長男謙一さん(20)=同=が十八日、騎手免許試験に合格、ばんえい史上初の現役親子騎手が誕生した。謙一さんは年明けにもデビューするが、もし本年度で廃止になっていれば、親子騎手の活躍はわずかな期間に限られただけに「目標は父。二千勝達成を目指し頑張りたい」と夢を語る。
 謙一さんは名寄農業高を卒業後、「父と同じ道に進みたい」と迷わず父の所属する大橋和則厩舎(きゅうしゃ)入り。騎手を目指しながら厩務(きゅうむ)員として馬体重一トン近いばん馬の世話に明け暮れてきた。
 騎手試験は今回が二度目の挑戦。昨年は、地方競馬法の知識や一般教養が問われる筆記の一次試験で不合格になった。
 今年は忙しい仕事の合間を縫って勉強し九月の一次試験を突破した。十月の最終試験では北見競馬場の障害がある実際のコースで馬を操る技術が試され、父譲りの巧みな手綱さばきが認められた。

 ばんえい競馬開催中の帯広競馬場内で張り出された合格者名を見た謙一さんは「素直にうれしい」とほっとした様子だった。合格の知らせを聞いた弘美さんは「皆から信頼される騎手になってほしい」とエールを送る。
 今年の騎手試験は七人が受験し、謙一さんと船山蔵人さん(23)=釧路管内浜中町=が合格した。新人騎手は来年一月六日から、騎乗が許される。謙一さんは「ソフトバンクの支援で新しく生まれ変わるばんえいを引っ張るような騎手になりたい」と張り切っている。

(2006.12.19 北海道新聞)

■ばんえい「高い関心」 香港やソウルにセールス団訪問 観光客誘致手応え

 帯広市単独での存続が決まったばんえい競馬のPRのため、中国・香港、韓国・ソウルを訪問した道ばんえい競馬調騎会などでつくる海外セールス団が二十五日、帯広市役所を訪れ、砂川敏文市長に観光客誘致の手応えを得たことを報告した。

 セールス団は調騎会の久田守副会長、日本馬事協会の沢村興隆専務ら五人。ばんえいの海外セールスは初めてで、四日から九日まで、両都市の旅行会社計十四社と香港の競馬場を視察した。
 この日は、セールス団の五人と調騎会の服部義幸会長らが市役所を訪問。 団長を務めた久田副会長は「両都市とも世界で唯一のばんえいに高い関心を寄せてくれた」と強調。特に香港は競馬人気が高く、北海道旅行がブームになっていることから「早ければ本年度中にも旅行客が来るかもしれない」と自信を見せた。
 一方、韓国でも旅行業者が「ばんえいだけでなく温泉や食も充実している十勝は、定番の東京や札幌旅行に飽きた観光客にうけるはずだ」と、観戦ツアーの企画などに前向きだったという。

(2006.12.26 北海道新聞)

■ばん馬のストラップ発売、人気に 
  
 ばんえい競馬のPRに役立てたいと、帯広市出身の柏本理江さんがデザインしたばん馬の携帯ストラップが発売され、人気だ。
 柏本さんが勤務する横浜市の人形メーカー「ティーエスティーアドバンス」が製造、販売。太い足を強調して重い鉄ぞりを引くばん馬の力強さを表現している。
 JR帯広駅など帯広市内で三百九十九円で販売中。土壇場で存続が決まったばんえい競馬のように販売レースでも粘りを見せる? 問い合わせは同社(電)045・663・1161へ。
(2006.12.30 北海道新聞)

→ほう、西騎手の息子が。こりゃ父親同様、人気薄馬に乗った時は要注意か?  ほほう、韓国・中国の方々はバクチ好きが多いからのう。良いかもしれん。ほほほう、では今日着いたら早速妻へのみやげにそのストラップとやらを……と、心温まる話題ばかり。話題の内容はともあれ、「あの」道新さんがこうして頻繁にばんえいに好意的な記事を展開し始めた事自体が喜ばしいこと。先日、当ブログにコメントをいただいた某道新記者さんがいらしたが、何か社内で働きかけていただいたのだろうか? だとすれば応援申し上げたいし、更に「重賞レースの時ぐらいはスポーツ欄に出走表ぐらい掲載してくれませんかねぇ」と、厚かましくお願いしたいところだ。今回の存廃問題において「報道の是非」「風評被害」と矢面に立たされた道新であるが、その存在は道内においてはあまりにも巨大であり、一般道民のばんえい競馬へのイメージをも大きく左右する存在。ぜひ今後は味方になっていただかないといけません。

 そして新年度の運営が期待されるSBプレイヤーズ社。運営を引き受けた時点では「神」扱いされていたが、それも落ち着いてみると「赤字ならさっさと手を引くんじゃないか」と不安視する声も。それらに対してはっきりと意思表明をした。

■ばんえい支援 初年度は赤字覚悟 職員再雇用前向き 

 ばんえい競馬支援を決めたソフトバンク子会社のソフトバンク・プレイヤーズ(東京)の藤井宏明社長は二十八日、北海道新聞の取材に応じ、二〇〇七年度からの黒字化は難しいとの見通しを示した。一定の赤字を覚悟した上で、まずは収支均衡を目指すとしている。
 藤井社長は〇七年度の経営について「コストを削減しても帯広単独開催による売上げ減を考えると黒字化は難しい」と説明。帯広市とともに策定中の事業計画では、赤字を想定した上で「サービス向上やファン拡大で、出来るだけ収支を引き上げたい」とした。
 その上で、赤字の場合に一年のみで撤退する可能性については「中長期的に赤字なら別だが、単年度で終わるつもりで支援するわけではない」と述べ、予想外の赤字に見舞われない限り、最低でも二年間は支援を続ける考えを示唆した。
 施設やレース内容の改善については、競馬関係者に加え、ファン、観光業界などかたの意見を集約する協議会のような組織をつくり、幅広く検討する考えを表明。「あくまでファン、関係者が主役になって進められるようにしたい」とした。
 一方、解散する北海道市営競馬組合職員の再雇用については前向きに検討する考えを示す反面「組合を構成する四市が人の手当てをどうするのか聞かないと何とも言えない」と述べるにとどめた。また、ナイター開催用の照明設備はレンタルで対応するなど、設備投資を抑える方針を示した。

(2006.12.30 北海道新聞)

→ふむ、二年でどうにかしようという意思の元に動くということか。でも冷静に考えて二年で黒字化はかなり難しいと思う。新年度からの(本日からでも!)全国的広報展開や、場外発売展開を急ピッチで進めなくてはならないだろう。「協議会のような組織」を作るのはいいが(できれば私も加入させていただきたいが)、最も大事なのは「常に人の集まる場」にするという発想と、「馬券を買わせるための」広報。二年間で、今の倍の人を常に集める場所にするにはどうすればいいか? を多方面から考え、速やかに実行してゆかないと、700日なんてのはあっという間ですよ。


 では、私は本日も馬券を買って売上げ貢献。その帯広記念の予想をば。

【11R 帯広記念】4才上 オープン別定 ※数字は帯広成績
1-1 ミサキスーパー   牡10 870 鈴木勝 9-18-8-25
2-2 ヒカルセンプー   牡10 870 千葉  5-8-5-48
3-3 プリンセスサクラコ 牝6 850 細川  5-5-3-29
4-4 スターエンジェル  牝7 850 藤野  11-7-10-25
5-5 ミサイルテンリュウ 牡8 880 鈴木恵 9-12-6-16
6-6 サダエリコ     牝7 860 安部  6-4-3-12
7-7 シンエイキンカイ  牡10 870 大河原 10-11-18-32
7-8 タケタカラニシキ  牡6 870 西弘  7-6-9-12
8-9 トモエパワー    牡7 880 坂本  8-6-5-34
8-10 アンローズ     牝8 870 藤本  0-3-5-29

 現役最強馬・アンローズの帯広成績欄に燦然と輝く「1着ゼロ」。しかし、夏からの好調は北見記念まで維持し、ここは帯広で有利といわれる最外枠。取捨をどうするか…ぐぐぐ悩む。そして気がつけば、北見記念のワンツー馬が共に8枠に。ここには「有利な外で勝たせよう」という番組屋さんの意図を感じずにはいられない。ならばどうみても本命堅そうなミサイルテンリュウとの枠一点勝負か!?

枠連 5−8 おさえ5−7
【2007.01.02 Tuesday 09:37】 author : TOM | ばんえい競馬 | comments(2) | trackbacks(0) |
来年のばんば、決まる。
 明日からの京王閣を前に嵐の前の静けさ的本日。今日の前検日記者会見で西の並びはハッキリするのだろーか?

ばんえい関係で小ネタ…いや、結構大ネタか。

■ばんえい初のナイター 来年度の開催日程発表

 来年度からばんえい競馬を単独開催する帯広市は二十六日、来年度の開催日程案を固めた。四月二十七日から二〇〇八年三月二十四日までの通年開催とし、開催日数は四市で開催した本年度より十二日間少ない百五十日間とする。夏場には初めてのナイターを実施する。

 日程案によると、来年度は基本的に本年度と同様に土曜、日曜、月曜を中心に開催する。日数は本年度よりは減るが、一九九八年度以降の平均で見ればほぼ平年並み。
 ナイターは六月十六日から九月十七日までの三十九日間で予定。レースを午後二時ごろから同八時ごろまで行う。

 これまで夕方の時間帯でレースを行ったことはあるが、本格的なナイター開催は過去に例がない。
 帯広市は近く、農水省に開催日数を報告するほか、来年一月下旬までに収支計画を作成し、総務省に開催指定を申請する。

(2006.12.26 北海道新聞)

→てなわけで、監督官庁への申請の問題などもあり、意外とあっさり来年度の日程が決まった次第。150日か…多いな。せいぜい100日でいいと思うが。通年5〜600人しか入らない月曜はやめて土日だけでいいんでない? それで100日になるし。あと、通年開催もねぇ…。ちょっと以前のように3月はお休みにした方がいいのでは? ばんえい記念はできれば雪降りしきる2月にやって欲しいし、馬のローテーションや調教のためにも、年に一度、一ヶ月の長期休暇はあるべきだと思うのだが。そして、客側の飢餓感(行きたい!打ちたい!)を煽るためにも、ダラダラと通年開催するのではなく、長休を設けるべきだと思うが、いかがか。

 ただでさえ一場開催で番組的魅力を継続するのも難しくなってくるだけに、日程だけでなく色々な側面から変化をつけるべきだし、今後もそういった発案がなされ、実行されることを期待したい。存続が決まって気持ちが一段落し、では今後永く存続させるには…? と考えるここ数日だが、結論から言えばやはり一場開催は厳しい。岩見沢市が先日「競馬場施設を使う分にはやぶさかではない」と発言したこともあり、年の半分、いや三分の一でも「帯広施行・岩見沢開催」ができないものか? 旭川だって若い新市長が「ばんば愛」とまで発言したのなら、開催を考えて欲しい。そして近い将来の札幌開催に向けての動きを早めに発生させて欲しいものだ。いくつかの民間企業体と道が動けば実現の可能性は大きいと思うのだが。


※競輪GP・予想雑談大会はコチラ
【2006.12.27 Wednesday 12:17】 author : TOM | ばんえい競馬 | comments(0) | trackbacks(0) |
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