公営ニュース

『公営レース賛成派』のブログです。衰退する公営競技の楽しさ・面白さを宣伝し、売上向上→未来永劫存続を目指します
競艇・坂谷選手死亡
■競艇ペアの夫がレース中事故死

 将来を嘱望されていた競艇選手の死亡事故が起きた。26日、大阪・住之江競艇場の第3レースで、坂谷真史(さかたに・しんじ)選手(26)=福井県出身、A1級=がレース中に他艇と接触、転覆。病院に搬送されたが、約1時間後に死亡した。妻で、やはり競艇レーサーの佐々木裕美選手(27)はこの事故を、自身が参加する予定だった徳山競艇場(山口県)で受けた。勝負の世界に生きる、おしどり夫婦レーサーが悲劇に見舞われた。

 いたましい事故が起きたのは「太閤賞・開設50周年記念」と銘打って行われた、強豪が集うG1シリーズの最終日、第3レースだった。午前11時42分に発走した同レースで、坂谷選手は5号艇で2、3着争いをしていた。2周目の第1ターンマークで180度の急旋回をする時、内側から激しく追い上げてきた6号艇に押されるようにして横転。さらに、後続の3号艇が乗り上げるように突っ込んできた。

 坂谷選手は救助艇に水面から引き上げられたが、頭部から出血しており、心肺停止状態だった。すぐに大阪市立総合医療センターへ搬送されたが、午後0時54分に死亡が確認された。全国モーターボート競走会連合会(全モ連)によると、事故の詳細な原因、死因などについては調査中とのこと。葬儀の日程も未定。

 同選手は妻の佐々木裕美選手と04年11月に結婚。以来、おしどり夫婦レーサーとして活躍してきた。裕美夫人は事故当時は山口・徳山競艇場にいた。27日から始まる女子選手の最高の舞台、女子王座決定戦に参加するため、競技開始の前日に行われる検査に臨んでいた。結婚直後、産休に入り、昨年1月に復帰。大活躍して念願の女子王座戦に駒を進めて来ただけに、午前10時すぎに競艇場に到着した時には明るい笑顔で「頑張ります」と語っていた。

 しかし、正午すぎに夫の事故を知らされ、同シリーズの欠場を決めてすぐに大阪に向かった。その途中で死亡を知らされた。競艇選手の死亡事故は04年3月の尼崎競艇で脳幹損傷のために亡くなった中島康孝選手(当時26歳)以来、今回で28人目。競艇界には夫婦レーサーが15組いるが、戦場での夫の殉職という悲しい別れとなった。
(2007.02.27 スポニチアネックス)

→艇界でも目立つ美男美女カップルで、自身はG1戦出場中、夫人は翌日から女子王座戦、という共に晴れのタイミングで何とも痛ましい事故死。坂谷選手といえば、デビュー当初はFはじめ事故レースが多く、やんちゃな若手という印象だったが、当時からセンター・外からの高速戦には非凡なものを感じさせ、上位戦でも何度も穴をあけていたような記憶が。持ち前のスピードにテクニックが加わってきた最近は、名前を見ると買いたくなる選手だったが…。ご冥福を心よりお祈りいたします。

生涯成績は 1377戦・1着394回。獲得賞金総額は1億5802万5620円。
【2007.02.27 Tuesday 06:56】 author : TOM | 競艇 | comments(5) | trackbacks(4) |
新年度へ向け、大改革始まる!
 自分は初日の1着ポイントで優出確定。ならばポイントが足りない後ろの山口兄弟でワンツー決めさせてやろうと1角ガマシで他ラインを引きちぎって逃げまくる小嶋敬二。3角に差し掛かる頃には、どう見ても他はこの中部ラインには追いつけないブッちぎり態勢。あとは後ろの兄弟が直線差すだけ! と場内誰もが思ったが……差せねぇでやんの。小嶋逃げ切り1着。勝利者インタビューでの小嶋のバツの悪そうなマジ顔が笑えた。

コメント:「最近逃げ切り勝ちがなかったので。たまには逃げてやろうかなと…(マジ顔)」
本音:「兄弟で差してくれりゃいいのに…ったく弱いんだからな(苦笑)」

 といったところか。この本日11Rを含め、短期決戦、しかも斡旋人数が限定されてのポイント制は結構面白いぞ、と思わせる宇都宮・東西王座戦競輪。競艇・オートなどの客にとってみればこの「予選最終日の勝負駆け」は慣れっこだが、競輪ファンにはどう受け止められるか。各決勝の予想はこの後掲示板にて。

 
 火曜日は雑誌の企画で「若手予想屋座談会」の仕切り。大宮競輪・川口オートでそれぞれ昨年秋にデビューしたばかりの新人予想屋クンたちは、業界の先行きに一抹の不安の表情は見せながらも、競輪・オートレースの魅力や予想のツボ、場内の現況などについて語ってくれた。以前も書いた通り、レース場内においては予想屋さんがビギナー客にリピーターとなっていただくための良きコンサルタント役になるべきで、現在の場立ち予想屋さんがそう機能しているかといえばハッキリ言ってダメだ。初心者から見ればなにかコワそうで取っ付きづらいし、常連客とばかりダベっていたり…。せめて背中の壁に「初心者の方、お気軽に何でもお尋ねください」の張り紙ぐらいするのがいいのでは。ファッションも客と同じようなモノトーンのジャンバーに野球帽とかじゃなくて、スーツとは言わないまでも、もうちょっと小ギレイな。お客にとって「カッコいいアニキ」的な存在であって欲しいと思うのだ。そうすれば広告などでもいくらでも掲載・紹介のしようがあるのだがなぁ。まぁ、長年レース場通いをして、最初は取っ付きづらかったベテラン予想屋さんと仲良くなる喜び…も、あるにはあるんですがね。

さて、今週は競輪・競艇で今後にとって大きな決め事が。

■経産省、競輪・オート低迷打開策 2億円車券出る!?

「重勝式」導入など法改正案、07年度中施行目指す

 経済産業省は22日、収益が低迷している競輪・オートレース事業をテコ入れするための「自転車競技・小型自動車競走法」改正案を決めた。3月半ばに通常国会に提出し、07年度中の施行を目指す。

 同一日に複数レースの勝者を当てることで、多額の払戻金が出る「重勝式」車券の導入が柱。同省は、払戻金を最高200万倍とする方向で検討中で、ギャンブル愛好家にとっては朗報となりそうだ。入場料の徴収義務撤廃や、学生でも20歳以上なら車券を買えるよう制限を緩和する措置も盛り込んだ。
(2007.02.23 日刊スポーツ)

→いよいよ経産省が具体的に動き始めた公営競技大改革。「活性化小委員会」で繰り返されてきた討議結果をまとめたものの中には首を傾げたくなる項目もあるが、入場料撤廃に関しては大賛成。入場料がなくなれば、レース場をあの刑務所のような門や壁(中には壁上に有刺鉄線張ってるところまであるからね)で世間から隔絶する理由もなくなるというもの。全国のレース場でどんどん壁を取り払って、道行く人々からバンクが見えるようにしましょう。そうすれば興味を持って入ってくる人は多いと思うぞ。学生に買わせるのも単純に客の裾野を広げる意味では良いこと。しかし…重勝式? また宝くじ的方向に向けるんですかい? 3連単が客単価を下げ、「当たらない」と客を嘆かせている現状をどう考えているのか? そして新賭式導入となれば、またまた発券システム変更に膨大な予算がかかることに。そんな金を使っている余裕が業界にあるのか? むやみに規模縮小に走るのは(ギャンブル産業だけに)よくないが、更なる新賭式に関しては労多くて益少なしだと思うのだが。ちなみに個人的にもあまり購入意欲は湧かない。200万倍というのは、例えば全レースの1着を全て当てるとか? 確かに一年・全場の開催の中には一日中カタい結果になる日もあり、アタマ全的中なら可能性はないではないが…。でも、3億円のジャンボ宝クジよりも可能性は低いような気がしてしまう。それなら一般大衆は宝クジを買うだろうし。


■競艇民間委託も 法改正4月から施行へ

 収益減が続く競艇事業の再建支援のため、国土交通省は22日までに、自治体職員に限定している舟券販売や競艇場管理、宣伝などの業務を民間に委託できるようにする方針を決めた。モーターボート競走法改正案を近く国会に提出し、4月1日からの施行を目指す。

 改正案にはこのほかー治体が日本財団を通じて公益事業に拠出する売上金の割合を3.3%から2.6%に減額競艇が赤字の場合は特例で最大13年間猶予…などを盛り込み、自治体の負担を軽減するもの。競輪とオートは、すでに民間に委託している場がある。
(2007.02.23 日刊スポーツ)

→競艇場もついに民間委託可能な体制に。まぁ、これはなるべくしてなったというか。競輪・オートでの状況を見てなんとかなりそうだ、との判断か。拠出金の割合軽減&猶予についてはなかなかの英断で、これによりかなり経営が助かる場もあるだろう。猶予までアリなら、割合自体もっと下げてもいいぐらいだ。競輪の「リングリングなんとか」のCMなども見るたびに思うが、これだけ売上げが下がっている現状で、社会貢献なんかを売り物にしている場合じゃないでしょう。そんなのは、売上げを戻して、余裕が出てからやればよし。現実として、社会貢献PRでギャンブルのイメージが良くなったりはしてないんだから。ただでさえ限られた広告費、レース自体やレース場の魅力を伝えるPRに使いましょう。


■競走馬が“場外レース"=騎手落馬、県道に飛び出す−阪神競馬場

 24日午前11時45分ごろ、兵庫県宝塚市駒の町の日本中央競馬会(JRA)阪神競馬場から、障害レースに出走していた競走馬が逃げ出し、県道を北へ向かった。JRA関係者が約1キロ追いかけ、15分後に同市小林の路上で捕まえ、運搬車に収容した。
 県警宝塚署やJRAによると、車や通行人とぶつかるトラブルはなかったが、道行く人はびっくり。「馬が路上を走っている」という110番もあった。
 逃げたのは、この日の第4レースに出た単勝3番人気の「ノボリハウツー」。
 レース途中、同馬など2頭から騎手が落馬。このうち1人を救急車に収容するため、コースのさくを外した際、コース外に出て、西側の業務用門から県道に出たという。
(2007.02.24 時事通信)

→ぎゃははは。ちょっと前まで「動物に金を賭ける気にはならん」と競馬はほとんどやらなかった私(今はそれなりに面白さを覚えてバンバン打ちますが)だが、こういうコトがあると…やっぱりなぁ、と笑ってしまいますな。むかし何かの本で読んだ、「競馬より競輪の方が上品。だって、馬はパドックでウンコするけど中野や井上はウンコしない」という競輪好きのコメントを思い出しましたわ。
【2007.02.25 Sunday 00:12】 author : TOM | 公営競技総合 | comments(9) | trackbacks(1) |
リニューアル山陽オート! &最近思うこと・その2
(17日・土曜日記す)

 小雨そぼ降る山口県・山陽オートに来ております。目の前では雨オートでは6場随一の面白さを誇るレースが展開されているが、2ヶ月前に旅打ちで訪れた時とはかなり雰囲気が違う。山陽線・埴生駅から延々伸びる名物の専用通路もペンキが塗り替えられてキレイだったし、そこから見上げるとレース場本体の外壁も鮮やかなオレンジ色と化している。そして、今居る特観席は場所こそ以前と変わらないものの、机・椅子が全て新品となり、穴場も一新。空きスペースには喫煙室やサロンスペース(のようなもの)が設けられ、照明も心なしか明るく、非常に居心地が良い。



 本日は日本トーター社による受託運営の初日。各地からたくさんのトーター社員が集められ(先日お会いした大宮競輪の所長さんまでいた)、場内整理に大わらわ。まだ入場数と売上げは発表されていないが、なにしろ土曜とはいえ雨のヒラ開催というのに新特観席は開門と同時に売り切れ(!)。最近だとSGでもこうは入らないんじゃないかという勢いだ。後ほど詳細を取材してみるが、どうやら地元メディアを中心にかなりの宣伝行為を行った模様。周辺人口が絶対的に少ないから…と諦めの文句が出がちな山陽だが、ちゃんと広報すればまだまだ客はいる。今日来ているお客をいかにしてまた来させるか、を最々優先で考えましょう。しかし、今後の日程を見てみると…次回は一ヶ月以上空いて、3月21日からのG1五日間開催。そしてそれが終わると…5月後半まで走路改修とな!? ゴールデンウィークも開催ナシか…うーん、なんてもったいない。せっかくリニューアルで呼べたお客の期待を6月まで引っ張ることができるのか? 場外売りの時でもイベントや何か企画をばんばんカマしていきましょう。

 今回の来訪理由であるオートレース初のカード投票システム。専用の端末がある特観席料は2000円でお弁当つき。ちなみに、今まで500円オンリーだった特観席は3段階に分けられ、B席(500円)、A席(1000円・机上モニターつき)、S席(在席投票可能)と。このぐらいの差なら断然S席に入りたい。

「eスマート」という名のカード投票システムは、あらかじめ入金を済ませ、あとは場内どこでも(ヒラ席の穴場にも端末がある)ICカード一枚で楽々購入…というのは予想通りの仕組みだが、買った額に応じてポイントが溜まるらしい。日動振の「オートレースポイントカード」は志半ばで斃れたが、こんな形で山陽で復活。ポイントで貰える商品も、ブランドもんのバッグ、時計、液晶TV、携帯ゲーム機など、まぁ皆が欲しがりそうなものばかりでいいんじゃないでしょうか。競輪ポイントカードも競輪グッズとかじゃなくてこういう一般ギフト的なモノにした方がいいような気もするが。

 そして私は座席にいながらにしてカード購入ができるS席に座っているわけだが、さすが初日とあって周囲でトラブル多数(苦笑)。


 
 特にネット投票や電話投票もしたことのないオジサマたちにとってはモニターにポンポンと触れて買うタッチパネル方式もなかなか難解らしく、さきほどから「買えねーじゃねーか」といったような悲痛なお怒りの声が。10年前のマークカード導入時を思い出しましたよ。普段は飛び交うオジサマ達の怒号はあっさり聞き流す私でも、「買えねぇ」のはさすがにマズかろうというわけで、操作法を教えてさしあげましたが、一旦覚えるとその後は面白そうにいじくり回し、「おお、これで買えてんだ。便利だな、うん」などとおっしゃっております。気になる在席投票システムの内容はといえばかなりの高レベルで、「投票」欄では通常入力、流し・ボックス入力、オッズ表からの入力ができ、「情報」欄では番組、試走タイムが表示、そして「照会」欄では投票照会。本日の投票・払戻履歴とトータルの回収率を瞬時に見ることができる。現在、勝っているので、ここは何度でも見たい(笑)。負けだしたら当然見ません。

 あと、何が嬉しいって、当たった時の的中画面。ジャンピューター(古いか)みたいに、実写の女子がおめでとう、とか言ってくれるともっといいのだが。



 というわけで、結構快適っす。オートファンならこれを試しにだけでも山陽へ旅打ちにお越しを。

==========

(以下、本日記す)

 昨日の山陽は入場者数3500余り。土曜とはいえ、雨のヒラ開催にしては快挙な数字。昨日も書いたが、このお客さんたちをいかにしてつなぎ止めるか、が近々の課題。今回の宣伝はやはりTVの力が大きかったようで、当初地元の某局が土曜昼間の情報番組で場リニューアルを紹介したところ他局からも取材の引き合いが続々と来たのだそう。CMじゃないのでカネはかからないし、これからも地方場においては、こうして地元局にどんどん情報リークをするのがいいかと。
 
 そして夜は以前ご紹介した日本トーター社・営業開発課の面々と下関の居酒屋で痛飲。バクチ話や○○話で盛り上がり、「公営ギャンブルを、レース場を盛り上げましょう!」と堅く誓い合うこと数度の宴であったが、やはり話の焦点は「レース場運営の方法論」。やわらかく言えば「公営ギャンブルをどっちの方向へもっていくのがいいのか」ということだ。ここで課長氏と私の意見は「レース場=(今や貴重な)大人の男の楽しい隠れ家」で一致(競技により、微妙なイメージの違いはあるが)。そういう雰囲気作りを徐々に進めるのが望ましいという結論に達した。更に具体的に言えば、イベントも大人の男向けの内容や車券購入に役立つものとし、場キャラクターなんかも、現在全国ではびこる脱力系キャラはやめて、男っぽい・男臭いキャラのほうがいいのではないか(漫画ならゴルゴとか、本宮ひろし調とか)…といったようなこと。まぁどこまで実現するかは分からないが、少なくとも私はその感性で言動してきたし、今後も変わらない。あとは中央団体とか、広告代理店とか、今まで見当違いな広告を垂れ流してきた人たちにこれを理解してもらわないと。広報宣伝の方針が業界内でバラバラではどうしようもないのでね。そういった広報の基本発想を統括するような集団・部署が業界内に必要なのではないか。ぜひ検討いただきたいところだ。

 最後に、昨年存続なった浜松オートで問題が、との情報。ファンの希望としても上がっているメインスタンドの大改修について、自腹で費用を出して施工したいという受託業者側からの建設計画書に対し浜松市側から全く許可が下りないのだそう。これは…まだ市側にいるのか?廃止推進派。こういう件は今後も増えてきそうで、対策としては管理施行である自治体側と受託業者の間で行われる定例の打ち合わせをファン・選手会などの前で公開で行うのがいいのではないか。特に浜松の場合、ファンからの膨大な署名で残ったようなものだし。そこで正式に書類を提出し、許可が下りない場合はその理由を尋ねる。その場で「とにかく廃止にしたいから」とは答えられないだろうし、たとえ回答保留にしたところで、建設計画に不備がなく、しかも業者側が100%金を出すとなれば、これはもう許可を出すしかないわけだ。廃止派の考えていることはよくわからないが、とにかくせっかく受託業者が自腹で積極的にやろうとしているのにそれを潰そうとする連中はお母さん許しませんよ。この問題については今後も取材・公表してゆきたい。地元ファンの方々もガンガン突っ込みましょう!


【旅打ち・美味いものシリーズ・9】

 周防灘のサカナといえば下関・唐戸市場。平日は朝3時半、日祝は7時ぐらいから。場内各店がそのままファーストフード店化しており、ヒレ酒(500円平均)を片手に寿司、刺身、ふく唐揚げなどを買い食いしながら歩くスタイル。寿司はシャリが機械で握った「シャリ玉」なのが玉にキズだが、ネタの鮮度と大きさはスゴい。本日はヒレ酒、ふく汁、寿司8カンで合計2000円ちょっと。

【2007.02.18 Sunday 15:52】 author : TOM | オートレース | comments(12) | trackbacks(0) |
新仕事場で新鮮気分〜最近思うこと・その1
 2月に入ってからというもののすっかり当欄の更新が滞っており、愛読者の皆様方にはご心配おかけしております(どうしたんですか? というメールを何通かいただきました)。先日からの予告通り、新しい仕事場への引越しを中心に、合間を縫って本業のお仕事、そして方々からのお呼ばれなどで多忙を極めておりました。引越し&整理で体力を使い(今度の仕事場、エレベーター無しの4階なんすよ)、おまけに日曜あたりからは忌まわしい花粉も飛散し始め、一日中お目々は痒いわ、鼻炎薬の連続服用で頭はボヨヨンだわで、体力的にもヘロヘロ〜なここ数日。

 しかし! そんなことばかり言ってもいられない。公営競技界は激動(たぶん)の新年度に向け、様々な動きが始まっており、私のもとへも数々の関係団体・関係者の皆様から色々なお問い合わせ、協力要請などが舞い込んでおります。別に偉ぶるわけではないが、公営競技ライターデビューしてわずか1年でこれだけお声がけいただけるのは、有り難いと同時に、業界の人材不足というか、アイデア不足を痛切に感じますな。各所に打ち合わせや意見交換に伺うたびに、私が何か言うと「それはいいですね!」「素晴らしい!」といった賛辞をいただくが、そんなにホメられること自体むず痒いというか、「誰でも思いつくんじゃないのか?このぐらい」と思うのである。そのぐらい、自分としては大したコトを言っているつもりはない。むしろ、今までの施行さんや中央団体の方々の中にも同じような発想を持った人は必ずいるだろうと思うわけで、それが役人社会の様々なしがらみや自主規制的考えの中でなかなか実行に移せなかった、と。で、いよいよ売上げがヤバくなってきた昨今、私のような客席側民間人に意見を求める態勢を取り始め、徐々に実行していこう、という図式なのだろう……というような感触を得ている今日この頃なのである。

 私が話したり考えたりしているのは主に場内運営や広報宣伝についてで、特に最近は現況の競技的問題点などよりも「どうすればレース場に人が来て、リピーターにすることができるか」ということばかり考えている。そして、公営ギャンブルのレジャーとして・ゲームとしての様々な面白さを考えれば、これは自信を持っておススメ(宣伝)できるものだという信念は揺るがない。雑誌編集・広告の仕事などを生業にしていれば「面白くもないものをさも面白そうに宣伝」しなくてはいけないことなど日常茶飯事なのだが、それに比べれば公営ギャンブルは全然マシ。だって、実際面白いんだから。

 最近BOD氏の『公営競技はどこへ行く』を拝見していると、全国の競輪場から開催削減の要求が叫ばれる中、日競選が交換条件のような形で主張している「F1・F2の一日12R制」(日数が減る代わりにレース数が増えれば選手の仕事場数はプラマイゼロ、という発想か)が物議を呼んでいる。私見を述べさせてもらえば、1日のレース数の1つや2つはどうでもいい(12R分の選手数を収容不可能な競輪場があるんじゃないか? とちょっと心配だが)。ただ、一度減らしたものを再度増やすのは相当困難なことなので、開催日数は減らすべきではない。競輪においては一応、監督官庁、中央団体、施行者、選手会、そしてお客と、全ての立場の方々の話を聞き、現場現況も見た上での判断であるが、まだ開催削減という最終手段を使うのは早いと思うのだ。以前から再三言っている通り、今までの広報宣伝はセンスがなさすぎた。これを他レジャーなみにマトモなものとし、更に情報を多く・楽しく・正確に撒くことにより、新規客獲得、そして一旦レース場から去ってしまった客を呼び戻すことは十分に可能だし、開催削減するぐらいなら、今までの(ギャンブルゆえの)表現自主規制などを全て取っ払い、なりふり構わない広報を「してみたい」。もちろん、マスコミ側に対する規制撤廃の働きかけも同時に進めなくてはいけない。これも以前からの主張通り「ギャンブルをギャンブルとして売れるように」ということ。

 ここまで来ると個人的な感情論と云われても仕方のない感じだが、話をまとめれば「レースギャンブルは面白い→今までは宣伝がヘタだった→きちんと宣伝すれば盛り上がる可能性はある→盛り上がって客が来だした時に開催日数が少なくては、行きたいけど全然やってないというコトになってしまう」ということだ。だから今現在は、立場の違う者同士が、やれ開催日数をどうしろギャランティをどうしろといがみ合うのではなく、業界が一丸となって世間に向けての広報宣伝に心血を注ぐべきなのだ。だから私も、ここしばらくは競技や業界内に対する提言などよりも、広報・場内運営面を中心に言動をしてゆこうと思う。「F2をなくせ」と言う意見は多いが、「F2をこう宣伝すれば客が興味を持つ」という側面からモノを考えたいと思うのだ。私が「F2をなくそう」と言うのは、ありとあらゆる広報手段を実践して(させてくれる施行者さんがいるかの問題もあるが)それでもダメだった時、だな。どっちにしてもあまり時間はないが。まぁ、競技・業界の問題点について真剣に論じ合っている方々からは「ヌルい」と思われるかもだが、私はその路線で公営競技に力添えをしてゆきます。広報宣伝にとって妨害となる問題点(世間的イメージ悪化や客離れにつながるような事象)については今後もビシバシ突っ込みますがね。

 現在、いくつかの施行者さん、受託業者さん、広告屋さんなどから各種広告、ホームページ制作、場内運営各部門などの受注が進行中。仕事なので当然ギャランティはいただきますが、ハンパな仕事はしません。公営競技を根本から変える広報宣伝制作を展開してゆくつもり。そして、その展開にあたってはマンパワーが足りません。志を同じくするライター・デザイナーその他クリエイターの方々はぜひご連絡を。特に公営競技全般にわたってモノの書ける方、一緒にやりませんか? …と、本日は求人で〆。

 明日は日本トーターさんから招聘を受け、朝イチの飛行機で2ヶ月前に行ったばかりの山陽オートへ。
【2007.02.16 Friday 23:29】 author : TOM | 公営競技総合 | comments(5) | trackbacks(0) |
本日は川口参戦!
【12R SG全日本選抜優勝戦】
16:25 5,100M 10mオープン ※タイムは準優戦
1.深谷 輝 川口 3.35
2.松山茂靖 浜松 3.33
3.牛澤和彦 川口 3.37
4.山田真弘 船橋 3.37
5.佐々木啓 山陽 3.35
6.有吉辰也 飯塚 3.37
7.伊藤信夫 浜松 3.37
8.田中 茂 飯塚 3.34

SG4連覇に磐石態勢の田中茂。コメントも「もう仕上がった。やることは別にない」ですって。確かに伸び・捌き共に申し分なく、普通に走れば優勝は堅い。事故・滑りの多い今回の川口走路だけに、人気薄だろうが、地元勢の2・3着付けを狙いたい。

2連単 8−1 8−3
3連単 8−24567−1 8−24567−3 

 う〜ん、我ながらおバカな買い方だが…まぁ、久々のレース場だし、お祭り気分で。
【2007.02.12 Monday 07:24】 author : TOM | オートレース | comments(1) | trackbacks(4) |
こちら、間違いなく「公営ニュース」でございます。
本日、仕事場の引越し完了。
で、こちらもちょいとリニューアルデザインしてみました。

週明けからまたバリバリ書きますのでよろしく。

明日一日は引き続き整理整頓作業をして、月曜は川口オート参戦。
久々のレース場だ……楽しみ。
【2007.02.10 Saturday 23:38】 author : TOM | 公営競技総合 | comments(0) | trackbacks(0) |
新規客のためのインフラとは
本日はまだちょっと仕事が残っている状態ながら、気分転換(現実逃避)がてら、午前中ちょいと髪を切りに。

 いつも行っている美容院の若い衆がギャンブル好きで、行く度にバクチ話に花が咲くのだが、そんな彼が先日の休みの日に店の先輩後輩を誘って競輪場に行ったのだそう。彼以外は全員が競輪初体験ということで、朝10時半ぐらいから気合を入れてレース場入り。新聞を見ながらああだこうだと競輪初歩の初歩を教え込み、揃って特観で観戦。中でも一番若い(20代前半)後輩クンは、最初は1レース千円以下で買っていたものの、とあるレースで何かひらめいたらしく、3連単1点に2千円で勝負(俺でも3連単1点勝負はしないなぁ)。それが見事に的中し狂喜乱舞。すっかりハマってしまったのだそう。本日店に行くとその若者は目を輝かせて「レースも燃えたし、また行きたいです!」と。競輪は難しい難しいとよく言うが、きちんと教えられる人がついていって、それなりに理解して当たったり外れたりすれば、ものの一日で結構ハマるものです。だから新規客の獲得には「教える態勢」を充実させないといけません。場内から予想屋さんがどんどんいなくなっている昨今だが、むしろ場で雇ってでも増やさないと(従来の常連客とばっかりダベっているような初心者に優しくない予想屋ならいらんけどね)。

「初心者向けコンサルタント」になりうるのは、場内では予想屋、メディアでは中継放送の解説者だと思うのだが、さっきまで四日市記念の中継でしゃべっていた某スポ新記者はヒドいね。ただでさえボソボソとした陰鬱口調の上、女性キャスターが展開等に関して質問をしても「……うーん………ちょっと………わからないですねぇ…」というノリ。こんな何も役に立たない男、使うなよ。しかもせっかくの記念でさ。ちなみに昔聞いた話によれば、新聞記者がこういうふうに解説ゲストとして出る場合、ギャラの相場は一回3〜4万ぐらいが相場だそう。ギャラに見合った仕事、してるか?

 この手の解説者が前半を担当し、後半は元選手の競輪解説者にバトンタッチ、というのが最近の王道パターンだが、元選手の方々はさすがにベシャリもしっかりされていて、記者ほどの不安はない(当たり前だが)。しかし、話の内容的にはまだまだ不満が残る。スピードチャンネルなどでは「専門解説の○○さん」などと紹介するが、スピチャンだけならまだしも、同じ映像が地上波・場内などでも流れていることを考えれば、できるだけ一般的でない専門用語(例えば「番手」なんて言葉は世間一般は全くわからない。「二番手」と言うべきでは?)は避ける、もしくは初心者にわかるように言い換える表現力を持っているべきだし、展開予想解説にしても、もうちょっと世間的な表現に随時置き換えながら喋るセンスとボキャブラリーを使うべきだと思うのだ。

 日自振がこの春からたいそうな予算を投じて「初心者を競輪に引っ張り込むプロジェクト」を始めるという話を耳にしたが、いくらメディアで広告戦略を打ったところで、いざ興味を持って「やってみよう」と思わせても中身の情報がかように取っ付きづらいものではリピーターは望めない。公営ギャンブルのインフラ整備というのは正にそういうところにあるのだ、と考えを改めるべきだろう。
【2007.02.03 Saturday 13:23】 author : TOM | 競輪 | comments(2) | trackbacks(1) |
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