公営ニュース

『公営レース賛成派』のブログです。衰退する公営競技の楽しさ・面白さを宣伝し、売上向上→未来永劫存続を目指します
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昼酒はキクのよね
 一昨日は六本木のホテルで行われたオートレース・ファン感謝祭にご招待をいただき、出席。昨年までお台場のホテルで行われていたこのイベントが今年から六本木に移ったのは、某大物政治家の「台場は遠いなぁ」のツルの一声であったらしい。くだらんねぇ。ま、どこでもいいんだけどさ。



 最優秀選手賞の田中茂(飯塚)をはじめ、着飾ったナマ選手が見られるとあって、一ファンとしても楽しいイベント…のはずだったのだが、なにか段取りの悪さが目についた。最初から延々と来賓挨拶、選手紹介・インタビューなどが続き、乾杯となったのは開宴から1時間も経った頃。入場の時点から酒だけは飲んでるものだから、1時間のカラ酒で乾杯の頃には悪酔い状態(周囲も結構そうだった)。せめて選手紹介の前に乾杯にして料理は開けるとかした方がよかったのでは。やっと料理が開いた瞬間には客一同ものすごい勢いで群がり、どこも長蛇の列。ちょっと前にTVで見たモスクワのマクドナルドのようでした(笑)。そして、後半もよしゃいいのにクイズ大会なんかやって、司会の堂前氏の大声だけが響き渡り(なんか「バズーカップ!バズーカップ!」とか言ってたな)、客席はシラケムード。ファン感謝祭は、競艇や競輪みたいに選手をたくさん呼んで、客席で自由に触れ合わせる形式にするのがファンも一番喜ぶはず。来年以降はご一考を。

 本日からは大村にて新鋭王座戦がスタート…だが、相変わらずヤング競艇にあまり興味のわかない私は夜ダイジェストで観戦するぐらい。心は既に来月の徳山・女子王座に飛んでおります。現地参戦できるかどうかはビミョー。したい。

 競艇といえば、今月号の『公営ジャーナル』紙によれば、2006年のG2以上の優勝戦ではやはりイン勝率が高く、それは周知の事実。しかし、1−2で決まることは逆に少なく(6回)、外の5・6号艇の2着率が高い。そのため平均配当も思ったより高め。こりゃ、今年の競艇は優勝戦の1−5−全、1−6−全の8点決め打ちでいくか!? 早速今回から試してみよう。

 さて、もう1月も後半ということで、ちょっと離れていたばんえい競馬の方にも色々と動きが。


■新生ばん馬の未来探る 30日、帯広でシンポジウム  

 新年度からばんえい競馬を単独開催する帯広市は、日本馬事協会と共催で「ばんえい競馬の未来を考えるシンポジウム」を三十日午後一時半から、とかちプラザ(帯広市西四南一三)で開く。各界の専門家やファン代表がパネリストとして「新生ばんえい競馬」について議論する。
 シンポジウムでは帯広畜産大教授で「ばん馬を愛する十勝の会」代表の柏村文郎氏、支援企業ソフトバンク・プレイヤーズ社長の藤井宏明氏、家畜改良センター十勝牧場改良技術専門役の岡明男氏が基調講演する。
「ファンと築くばんえい競馬の将来」と題したパネル討論には柏村氏、藤井氏のほか、ファン代表としてエッセイストの旋丸巴氏、じゃらん北海道発編集長のヒロ中田氏、地方競馬雑誌「ハロン」編集長の斎藤修氏、競馬評論家の須田鷹雄氏が参加。市民参加による運営方法やファン拡大策への意見を交わす。参加無料。

 同日午後五時半から、結婚式場「インザスイート」(同市西三南一一)で懇親会もある。参加費二千円。シンポと懇親会の問い合わせは帯広市農務部(電)0155・24・4111内線2401か3208へ。
(2007.01.18 北海道新聞)

→ご報告遅れましたが、先週月曜日、SBP社・藤井社長に取材に行って参りました。同社の考えとして「とにかく地元重視」の意向は伝わってきたものの、それって、あまり同社として積極的に考えるつもりはない、ということ? アイデアは人任せ? とも取れる感じを正直受けたのだが。まぁ、それならそれで、今回集まるパネラーの皆さんには、藤井社長に「それならオッケー。ガンガンいきましょう!」と言わせる再建諸策を提示していただきたい。しかし、パネラーのメンツを拝見するに、若干の不安は残る。ちゃんと「ギャンブルレジャー」だということを認識した上での話になるかどうか…ね。人を来させても、馬券を買わせなきゃダメなんだよ〜。そこんとこヨロシク。


■ばんえい新会社 採用14人、給与2割減 ソフトバンクプレイヤーズが職員の再雇用案  
 
 ばんえい競馬支援を決めたソフトバンク子会社のソフトバンク・プレイヤーズ(東京、藤井宏明社長)は十八日、解散する北海道市営競馬組合(旭川)の職員の再雇用について、近く設立する新会社で十四人を採用し、給与は年間で約二割圧縮するとの方針を示した。
 採用案によると、募集職種は経理や総務、広報など七職種。一年ごとに更新する契約社員で、勤務地は新会社を置く帯広市となる。業績に応じた賞与は支給する見込み。
 市営競馬組合の職員三十九人のうち、再雇用の対象者は定年退職者ら三人を除く三十六人。組合にはこのほか嘱託職員十二人がいるが、ソフトバンク側は、新会社でも嘱託職員十二人分の枠を設け、募集するとしている。
 市営競馬組合の庄野和洋事務局長は「三月末の組合解散が迫り、職員にも不安が広がっていたので一定の方針が示されて良かった」と受け止める一方、「全員の雇用が確保できたわけではなく、安心する状況ではない」と不安ものぞかせた。

 組合を構成する四市(旭川、帯広、北見、岩見沢)は、現時点で職員の再雇用方針を示していない。このため、庄野事務局長は「職員は四市の話を聞いてからそれぞれ対応すると思う。(四市の方針が)早めに示されることを期待したい」と話している。
(2007.01.19 北海道新聞)

→18日に行われた雇用説明会の資料を入手したが、採用14人の内訳は…

●経理:2名
●総務:1名
●広報:2名
●企画(番組含む):2名
●馬場管理:4名
●整理:2名
●投票:3名


 となっている。経理〜広報まではこの人数でもなんとか、という気はするが、その他、特に馬場管理(下見所から走路整備まで)担当が4名というのは少なすぎて大変そうだ…と思ったら嘱託を2名つける予定らしい。この人数で足りる、との判断のもとでの募集だし、外野からとやかく言うつもりはないが、民間委託した某オートレース場のように、職員が少なすぎて様々な面で行き届かなくなり、結果場内の荒廃化が進んでしまうようにはなって欲しくないものだ。



■ばんえい競馬に映画で熱いエール 東京の専門学校生が制作 

 ばんえい競馬の騎手と馬との一体感に魅せられた映像の専門学校生が、ドキュメンタリー映画をつくった。昨夏、岩見沢競馬場で三週間、撮影し、騎手や調教師へのインタビューも盛り込んだ。関連校の早稲田大学で、二十一日から三日間開かれる専門学校の卒業制作発表会で上映する。

 早大川口芸術学校(埼玉)三年、島野貴之さん(22)=東京在住=の作品でカラー二十四分。「人馬一体 ミサイルテンリュウ 砂地の頂へ」とタイトルを付けた。

 昨年八月の重賞レース「ばんえいグランプリ」を中心に構成。後輩ら四人の助手とともに、カメラ四台で撮影したテープは千二百分にも及んだ。

 卒業制作の構想を練っていた昨春、高校時代にテレビで見たばんえい競馬の衝撃を思い出し、テーマに選んだ。見たことがない足腰のどっしりとした馬がレースの途中、坂の前で立ち止まる。「あり得ない」と驚いた。だが、それが駆け引きと分かり「不格好な外見にかかわらず、すごい走りを見せる」と気付いた。

 レース最後の坂での粘り強い追い込みにひかれ、「主役」に選んだミサイルテンリュウは、グランプリのレースで、一番人気にもかかわらず八着と惨敗。翌日、騎乗した鈴木恵介騎手を恐る恐る訪ねると、カメラの前で「また頑張る」と淡々と語ってくれたという。

 指導した高橋恭子同校副校長は「題材への思い入れがあふれている」と評価。島野さんは「若いファンが少ない。レースを見れば駆け引きの面白さに興奮する。映画を見てもらいファンを増やすことが取材に応じてくれた人への恩返し」とコンテスト出品も考える。

 協力した北海道市営競馬組合も「若い目線で魅力を探ってくれた」と道内での上映会を検討している。
(2007.01.17 北海道新聞)

→映像畑の人などからすれば、やはりばん馬のビジュアルは魅力に感じるのだなぁ、と自信を持たせてくれるエピソード。新年度も、自信を持ってばんえい競馬をアピールしていきましょう!

 昨・火曜日は、既に全国でいくつもの公営レース場の運営受託を行っている日本トーター社の方々と意見交換をさせていただいた。その話はまた次回。


【2007.01.24 Wednesday 00:21】 author : TOM | ばんえい競馬 | comments(0) | trackbacks(0) |
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