公営ニュース

『公営レース賛成派』のブログです。衰退する公営競技の楽しさ・面白さを宣伝し、売上向上→未来永劫存続を目指します
競艇を面白くしよう!
 夏休みの帰省を終え、帰京したと思ったら予想以上に仕事が山積み。二日間でなんとか片付けて、本日は桐生へ向かう車中。今回のSG・モーターボート大賞は初日こそ忘れていた(笑)ものの、昨日からはガンガン打ち始め、とりあえず山崎智也さまさまで勝利。特に6Rの5等→3等へと上がったあの捌きはお見事。今の艇界で「最も捌ける男」であり、しかも今回は地元。本人コメントによれば機はイマイチとのことだが、今日も狙い打ってみたい……と思ったら、本日の出走は12Rのみ。あたしゃ最終電車で帰るつもりなので10Rまでしか居られないんだよぉ。東武鉄道はナイター競艇開催日に限り、臨時の上り特急を出すように(新桐生21時発ぐらいが望ましい)。

 で、桐生といえばセンター戦がウリだったのは今や昔。今年になって、なんと1マークの位置をズラし、イン有利にするという愚挙に出たわけだが、これはSG開催対策なのだろうか? だとしたら勘違い甚だしいのだが。以前から主張しているように、イン絶対有利傾向(特にSGでの)は確実に売上減を招く。理由は簡単。「面白くないから」だ。昨日勝った私が言うのだから間違いない。ちなみに昨日の予想法としては、まずはイン選手(主に1号艇)に注目し、ベテラン選手、もしくはSGウィナーならその選手から、そうじゃない場合は2コースの差し、もしくは外勢(4・5コース)の差し抜けから…というパターンでバカスカ取れた(初日なので張り額は抑え目。もっと突っ込んどきゃよかった…)。取れた…が、面白くはない。まぁ、この予想法が今日も通用する保障はないし、とにかく「かなりの確率でインが勝つ」とわかっていて打つのは面白くないのだ。競艇上層部は「取りやすく」と考えているのか知らないが、せめて「イン絶対有利・本命サイド・取りやすいレース」と「イン不安・2コースやセンターに有力選手・荒れそうなレース」を割合良く組んで欲しい。でなければ、一日12Rもいらんでしょ。半分ぐらいで十分。

 客が望んでいるのは「俺の狙い目選手」なのだ。皆がイン選手ばかり狙うのでは、予想ゲームとしての面白みも何もないではないか。まぁ、昨今のSG戦線では矢後・阿波といったあたりがアウト戦を見せてやや注目を浴びているが、あれはちょっと極端すぎ。カマシといえば濱野谷あたりだが、世間で言われるほど個人的には強いと思わない(性格が淡白すぎ)し。何かこう、2コースとかカド、5コースあたりで一発やることを得意とする選手がもっと出てこないもんかねぇ。選手コメントもペラとかモーターとかばっかりで、あまりコース的なことは出てこない(特にSGでのイン譲り合いはすっかり定着してしまったし)。

 もう、持ちペラ制は止めたほうがいい。ペラは場持ちにして、選手がこれまでペラを叩いていた時間を走行練習にあてさせるべき。乗る時間が多くなれば、各自が様々なコース・位置から勝てる戦法を研究するのではないか。

 新聞報道によれば、ついに競艇の公営企業化が決まりそう、とのこと。組織構造が変わって、どんな方々が競技運営の実権を握るのかは知らないが、「イン有利傾向の修正」と「選手の戦法・個性を育てる」方向で考えて欲しいものだと思う。

 そんなわけで、そろそろ桐生に到着なのでこのへんで。溜まりに溜まっている公営競技界ニュース(8月分)は明日以降。
【2006.08.31 Thursday 11:26】 author : TOM | - | comments(0) | trackbacks(2) |
ただいま夏休み中!
管理人はただいま夏期休暇を満喫中。
思ったほど涼しくない北海道ではありますが、観光、温泉、食い物とエンジョイしまくって命の洗濯。

あとはバクチだな…という本日は、これから岩見沢ばんえい競馬へ向かいます。確か第4日曜といえば「チャレンジばんえい」(本走路で騎手体験)の日。受付は午前中いっぱい(応募多数の場合抽選)なので、早めに行かないと。

てなわけで、当欄の通常路線復帰は明後日の帰京後までお待ちを……
【2006.08.27 Sunday 07:51】 author : TOM | - | comments(0) | trackbacks(0) |
落車問題・総まとめ
さきほどアップいたしました。→こちら。

各立場の皆さん、そろそろ真剣に考え、対処しましょう。
ご意見・ご感想も心の底からお待ちしております。

当欄での落車関係ネタはこれにて一旦お休み。
明日から一週間、夏休みをいただき、実家(札幌)へ里帰りいたします。
落車以外のネタも溜まっていることだし、パソコン持参で…くつろげるのか?
【2006.08.22 Tuesday 22:28】 author : TOM | - | comments(0) | trackbacks(0) |
動け! メディア諸君
 松戸記念初日は最後まで落車ナシ! と、ホッとしかけていたら、最終11Rで、ゴール後に兵藤一也と山本貴章が接触落車。…だから、なんでキレイにまとめられん(苦笑)?

 昨夜、競輪ネット投票口座の金を全て引き上げ、気分もスッキリ。最近は競輪を打つウェイトが多かったので、やめちゃうとお金が余っちゃうなぁ〜。でも、このところ打つ気力が失せていた競艇や、ちっとも当たらない競馬に鞍替えなどはせず、とりあえず貯金しておこうっと。落車がなくなったら、貯めておいた分をドカンといくかんね。頼むから早いところ散財させてくれ(笑)。あ、でも瀕死のオートレースにはちょっと使っておこうか。

 …とまぁ、エラそうに書いておりますが、今回ばかりはあえてこういう書き方をさせていただく。だって「偉いのはお客様」なんだから。そして、選手・運営側にその意識が希薄だからこそ起こる大量落車。まずは「落車は何よりお客様に対して失礼」と思ってもらわないと。今後一連の「落車撲滅提言行動」においては、思いっきりエラそうな態度を貫こうと決めている私。「お客様だぞオラオラ」とね。そのぐらいじゃなきゃ「平和ボケ」したバンク内には伝わらないでしょ。

 そんなわけで、この週末は「競輪・大量落車問題への提言書」を鋭意作成。近日中にBOD氏との「G7チャット・緊急編」も行い、即日アップいたします。提言書の方も完成次第、スポーツ新聞全紙、主要競輪予想紙、雑誌、日自振、各競技会、選手会、施行者等へ順次送りつける予定。果たして心動かされる(そして何らかの行動に移す)方がどのぐらいいるのだろうか!?

 私自身、メディアの人間なので、特に競輪メディア各社には強く訴えたい(ここを読んでいる方も結構いるらしいが)。「落車は競輪にとってマイナスイメージな情報。日自振ほか上部団体様の手前、積極的に掲載はできない」などと考えているのだろうが、そんなケチな考えはさっさと改めなさい。本当に競輪を愛するなら、今すぐメディアが「落車を無くすには!?」と提言しないといけないのだ。BOD氏の掲示板でどなたかが書かれていたが、スピードチャンネルあたりでも「なぜ頻発する? 大量落車を検証する」といった1時間の緊急特番ぐらい組んでもおかしくない。メディアが動けば大きく変わる可能性はある。ぜひ各社、どんな形でもいいから力を貸していただきたい。

 もしこのまま競輪が下降線をたどり、結局滅亡したとしよう。歴史の教科書には「競輪が衰退した一因として、選手意識・競争形態の腐敗によって事故レースが頻発し、結果客離れを招いた」と記されるだろう。

●競輪大量落車問題についてのご意見を「賛成派BBS」にて募集中!

【2006.08.19 Saturday 19:49】 author : TOM | - | comments(0) | trackbacks(5) |
もう怒った!競輪離脱宣言
昨日の函館記念決勝でまたまた大量落車。これで富山、小田原と3連続でビッグ優勝戦が落車レース。

いいかげんにしろ!

バクチ大好きな私だが、もうこれは「バクチとして認められない」。
「大量落車を考える」的記事すら一切展開しようとしない競輪マスコミにも責任はある。相変わらずKEIRINメールマガジンのタイトルは「白熱した決勝戦!手島慶介が見事な優勝を飾る!」だと。どこが白熱? 何が見事だ? きちんと展開予想をして金を投じた客の気持ちをどこまでバカにするのか。

もうネットでウジウジ言っていても何ら話は進まないので、提言書を作成して各媒体、日自振、競争会などに送りつける。

とりあえず何かのリアクションがある、もしくは「最近めっきり落車が減ったな」と思うまで、個人的にも競輪の車券は一切買わん(マジだぜ♪)。

だって、目下の我々の立場にできることは「不買運動」ぐらいのもんでしょ。それにしても、「存続!」「売上増!」と言っている自分が車券を買わん! となることの切なさよ…。

●競輪大量落車問題についてのご意見を「賛成派BBS」にて募集中!

【2006.08.18 Friday 15:15】 author : TOM | - | comments(3) | trackbacks(1) |
今夜も落車のオハナシ
 昨日は東京大停電(わが墨田区は幸運なことに被害ゼロ)、本日は靖国参拝とビッグニュースの多いお盆ですが、私はこの二日間黙々と仕事をしておりました。ちょっと気になったのは「停電で発券システムは大丈夫だったのか?」ということぐらい。

 前回の小田原・大量落車噺へは、アクセス数がいつもの倍近く。最近の落車に対する注目度の高さを身をもって感じた次第(このところ更新ペースが落ちて久々だったからか?という気もするが)。ちょっと感動したのは、昨日の函館記念初日中継の終わり際の高橋しげみ嬢の発言。「今日はいいレースが多かったですが…何より良かったのは落車が無かったこと、ですね」と。やはり毎日のように中継席に座っている方も、このところの落車の多さには胸を痛めたり、不安を募らせたり…というところなのだろう。解説者諸氏も、落車に対してはきっちりコメントをして欲しいものだ。まぁ落車にも良い(というか、まぁ許せる)ものと、許せないものがあるのは確かで、前者は「展開上仕方ないもの」「一生懸命競争しての上でのこと」。そして後者は「ブッたるんでるもの」「無茶な競争の末」といったもの。解説者もこのあたりをよく見極めた上で落車に関するコメント・解説、そして後者の場合には遠慮なく臓腑をえぐるような厳しいコメントをいただきたい。放送で「まったく、ブッたるんでますね。お客のお金をなんだと思っているのか」ぐらい言ってくれれば、こちらも少しは溜飲が下がるのだが。

 前回の末尾にも書いたが、マジで「落車返還」にすべきじゃないか? そうなれば施行も必死になって落車防止に努めるだろうし、ルール改正だって落車を減らすことを第一とした方向に向かうだろう。現状ぐらい落車が多いと「返還倒産」する場も出てくるかもしれないけどね(笑)。それでも、競輪客全体が愛想を尽かして離れてしまうよりはまだマシだろうと思うが。

【2006.08.15 Tuesday 20:57】 author : TOM | - | comments(0) | trackbacks(0) |
真夏の大落車ショー!
 小田原帰りの車中で書いております。記念決勝は結果だけ見れば荒井祟博(佐賀)の完全優勝。まずはおめでとうと言いたい。しかし興行としてはヒドいものだった。何せ一日中落車・失格の連発で、配当的にも荒れまくり。そんな状態なのに小田原のお客はおとなしいなぁ、と思っていたら(何せお盆の記念、しかも小さいサンサン場とあって、かなりの混雑だったのだが)、ついに9Rの大量落車の後には客席から大怒りの声が。中でもひときわ声の大きなオッサン(4コーナースタンドあたりかな?)は、「落車ばっかりじゃねーか!! いい加減にしろ!」と四度五度。そのあまりの勢いと凶悪な口調に周囲のお客も一瞬静かになったのだが、こりゃマズイ、と思ったのかそのオッサン、「だから…ちっとも取れねーじゃねぇか!」とやり、周囲は大爆笑。キチンとオチをつけて場内を和ませるあたり、なかなかエンタなオジサマではある。

 もちろんそんな状態では車券が当たるわけもなく、落車のなかったレースでスジの2車単を2つほど取ったものの大2枚ちょい負けで迎えた決勝戦。「さすがに決勝で落車だの失格だのはカンベンしてくれ」と祈りつつ、車券は荒井=市田の裏表を本線(市田アタマ強め)に、山田敦也(北海道)がカマシた際の斉藤登の残り目、捲る市田が張られたりタレた際にイン突っ込む山内卓の2着などを穴目に加え、車単6点で勝負。



 レースは吉川がジャン前先行で北日本と九州がそれに続く(斉藤は離れぎみ)。HSで市田が7番手捲り発進。市田が小野の横まで届き、まだイン詰まり気味の荒井を捲ろうとした終2角、小野と市田の接触があったか、市田がドンガラガッシャン。当然後ろの山内も道連れコースで2台落車。その後、抜け出した荒井がそのまま1着、2着にはついに4日間差せなかった小野…と思いきや、終始北日本の3番手をキープしていた堀政美(茨城)がインから突っ込む。1番人気(荒井)のアタマなのに車単で万シュウ。典型的「ヒモ穴」となった次第。

 このゴールを見届けた瞬間、これは…ひょっとしたら場内大騒ぎになるんじゃないか? と背筋が寒くなった。落ちた市田も荒井に迫るほぼ1番人気であり、それが落車し、更に結果はヒモ穴。かなりのお客が怒る状況だし、更に今日はここまでの結果も落車による高配当の嵐…客席には相当なフラストレーションが渦巻いているはず。本来なら呆れてすぐにその場を立ち去ろうとしていた私だが、もうちょっと場内の様子を見守りたいとその場に居残った。

 審議があり、しばらくしてから確定放送が。小野は失格とはならず、入線通り1−4−7で確定。さぁ、騒ぎが起こるならここだ! ……しかし何にもナシ。審議がらみの車券を持っているがために残っていた周囲の客、当たった人はいそいそと払い戻しへ、外れた人は黙って帰路へとつくのであった。うーむ、平成18年の競輪客はもはや羊のようにおとなしくなっております。せめてこの事例をもって「今や競輪場にはコワイ人なんかいません!」という宣伝に使ってほしいものだ。思うに、あの9R直後、場内を沸かせたあのオッサンが午前中から場内に溜まっていた怒りの感情を一旦ガス抜きしたのかも。今日の小田原で騒擾事件が起きなかった影の功労者かもしれん。

 以上、比較的穏やかな文体で書いておりますが、私ももちろん内心は怒り狂っております。しかし、ちょっと冷静になって考えてみると…今更ながらなんでこんなに落車が多いんだろう? これはルール云々の問題じゃなくて、単に昨今の選手の鍛え方が甘くて、「競輪」…いや「自転車競技」そのものに対応できなくなっているだけなんじゃないか、というちょっと恐ろしい結論まで思い浮かんでしまう。今日の市田なんか、小野との接触は張られたなんてものじゃなくて、普通に並走していてちょっと触れたらコロン、てなもん(だから小野が失格にならなかったのだろうが)。初日特選の吉田敏の落車然り、だ。こういう選手ばかりでバクチが開帳されているということは、極論すれば、勝つためには落車を予想のうちに入れないとダメ、ということになってしまう。しかしそんなものバクチとして成立するわけはない。それなら…。

 この前、某所で酔っ払って冗談で話した「落車は全額返還にするべし」という案が、あながちシャレとも思えなくなってきた今回の小田原でした。

 …おっと、忘れてた。今回初めてナマで見た「すぴRits」。いや〜イイっすね。久々に競輪場に「華」が現る、という感じ。客のオッサン方も、皆じぃぃぃぃぃぃ〜〜っと眺めておりました。もっとメジャーにするためには、一人一人のキャラづけを更にハッキリさせるのが良いかと思いますよん。

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【2006.08.13 Sunday 21:59】 author : TOM | - | comments(5) | trackbacks(2) |
表紙は雑誌の顔ですから
 ようやくお盆前の雑務が全て終わり、本日あたりはのんびりとネットサーフィン(死語)などしながら小田原記念をネッ投しております。うわ、雷雨でCSが映らなくなった!

 ここ一週間、公営競技界でも色々な出来事がありましたが、私的に一番感動したのは、昨日発売の競艇専門誌『BOAT BOY』9月号の表紙。



 ぱっと見、『東京ウォーカー』か!? という、見事なパクリデザイン。これにはもう拍手喝采でございます。とにかく目を引く! 数号前に編集体制が代わり、全面リニューアルした同誌だったものの、表紙のデザインは正直言ってイマイチであった。新編集部にもそのあたりのジレンマがあったのであろうか、今回のこの素晴らしい開き直りよう。ちなみにこの浴衣姿の女子2名はモデルとかではなく、現役女子選手(左・金田幸子、右・三松直美)であります。いいねいいね、ぜひシリーズ化してもらいたい。次号は『Can Cam』あたりのパクリでどうでしょ? とにかく少部数ゆえ、書店の棚でもイマイチ目立たない公営競技系専門誌だけに、まずは表紙で目立たせて…という発想は正しい。他の公営競技系専門誌はもとより、各場の広報紙なんかでも、もっとデザインを考えたほうがいいと常々思うし。

 昨日までは仕事しながらちょこちょこ打っていたのだが、また最近落車が多くないか? 私が買っていて悔しい思いをしただけでも小田原記念初日11R特選(最終HS、海老根が逃げ体勢に入る吉田敏に内から接触)、そして京王閣F1初日11R(HS踏み出した村上義に千切れた日比野がヨレて落車、後続を巻き込む)と、同じ11レース、しかもHS直線での大量落車。客からすれば、もうこの後取り戻しようのない最終レース、しかも「さぁこれからが勝負どころ!」という寸前での惨劇とあって、絶望感・脱力感は大きい。「暑くてフラフラして…」なんて言い訳はきかんよ。少なくともその日一番注目される最終レースに出場する選手なんだから。気を引き締めんかい!

 競輪といえば、本日から二日間、韓国・ソウルで「日韓親善競輪」が。日本側は岡部を選手団主将に据え、稲村、高橋大、井上貴、岡田、太田、それに先日ふるさとダービーを獲ったばかりの平原と、関東の選手が参戦。車券は買えないとはいえぜひ観たいのだが、中継がない! こういう時のための「keirin.jp」じゃないんかい! しかもトップページに記事の一つもありゃしない。まったくもう。

 お盆は自宅で原稿書きとレース場の往復…になりそう。

 リニューアル後、まだ私もほとんど書き込んでいない「賛成派BBS改め公営競技連絡会」ですが、本日から様々な問題提起スレッドを立ち上げますのでご意見等、書き込みをお待ちしております。もちろん単なるレース予想・謳い・愚痴も大歓迎。
【2006.08.12 Saturday 16:27】 author : TOM | - | comments(1) | trackbacks(4) |
賞金稼ぎの意識は賞金で変わる!
 梅雨もようやく明け、夏本番となった今日この頃。当「賛成派」的にもなかなかアツイ動きが続いており、そのへんはおいおいアップしますが、まずはここ一週間の各競技戦績。

 まず若松オーシャンカップ優勝戦は結果松井繁のイン逃げ…は買っていたのだが、掲示板等に書いた通り2号艇・上瀧を切っていたので負け。さすがに今回あたりはネット内のあちこちでも「インが強すぎる競艇、更にインが強すぎるSG戦、そしてインを買わなきゃ勝てない優勝戦」といったあたりにファンの不満が噴出しております。競争形態の改革が急務でしょう。私自身、正直このところは競艇の購買欲が下降気味。買えば当たる回数自体は他競技より多いのだが、なにか味気ないというか。皆がそう思い始めたら…やばいぞやばいぞ競艇。そして優勝した松井がコメントとして残した選手側からの不満は、今年から変わった賞金体系について。「これじゃ賞金王戦に乗るためにはSG一発勝負でいかなきゃ仕方ない」。つまり、G1以下の賞金が下がり、SGとの格差が開いたことによって(選手相場は変わらないのに)G1で頑張っても稼げない・意味がない、と。その結果は「選手のSG偏重が強まり」→「SGでは1号艇=イン、の譲り合いがより増え」→「イン逃げばかりでつまらない」→「売上下降」→「賞金更に下降」のスパイラル状態にハマる、ということ。「選手のモチベーションも高めつつ、バクチとしても面白い競走形態」、大昔から言われてはいるが、いまだにその完成形は実現していなのだなぁ。

 この前、実際に話をした某競艇選手が「安いヒラ開催の斡旋は断ります」と豪語していた。彼なりの理屈としては「自分のような高給取りの選手がヒラに出ることは選手としての価値を下げること」ということらしいのだが。まぁ、選手(特に超級の)側からはそういう考えもあろうし、逆にそんなスター選手を待っている地方の場のファンのことを考えると失礼なようにも思えるのだが、それは人それぞれの感覚なので良しとしよう。しかし、そんな考えに至らせてしまったのは…といえば、やはり行き過ぎた賞金格差なのだ。 ヒラでも「優勝」にはそれなりの金額を出す(そのためにSGの下位賞金あたりを減らしてでも)のが正しいのでは?

 競輪は福井記念決勝山崎芳仁(福島)と地元の市田佳寿浩、それぞれの前に「絶対に主導権を取る」という心構えのウマがいて…という興味深い並びになった。ネット内で予想をしている方々の書き込みを見て回ると、「その2ラインが叩き合って、別線の吉田敏洋(愛知)の捲りが決まる」予想と、「市田・山崎の後ろの高木隆・有坂といったあたりが最後にゴチソウサマ!」という予想が多いようで、私も悩みに悩んだあげくに吉田−合志のスジ車券を中心に吉田=市田、吉田=山崎、山崎=合志といったあたりを購入。結果は山崎−有坂(微差)−合志となり、終わってみればスジ決着。色々な要素が絡み合っている(ように見える)時ほど「競輪はスジ!」なのでしょうか? 教えておじいさん。

 そして昨日は久しぶりに大井トゥインクルナイターへ。嫁・子供連れで行ったのだが、目的の一つは今開催中に場内で公募しているという「TCKサマーシンデレラ」にウチの嫁を応募させること。「出ろ」と振った時点では「恥ずかしい、やだ」という反応だった嫁だったが、いざ行ってみるとノリノリで審査用の写真撮影に応じていましたとさ(苦笑)。お盆開催でエントリー約100名の写真が場内に貼り出され、お客に審査をしてもらうのだそう。お盆に大井に行かれる方はぜひ清き一票を(笑)! そして、その参加賞が10月開催あたりの特観ペアチケット。ちょっと書類書いて写真撮られるだけでこの賞品は大したもの。さすが大井、太っ腹! と心の中で唸ったのでありました。しかし、馬券の方は相変わらずダメ。8Rで馬複260円を取ったのみで、後はメインまで惨敗。そのメインのG3マイルレース(レース名忘れた)は、的場文騎乗のボンネビルレコードが、直線だけで他馬をゴボウ抜き。一時期不調だった的場先生、すっかり復活しております(少しは馬をホメろよ、という感じもするが)。

 昨夜は日本全国「亀田亀田」で大騒ぎ。疑惑の判定だのと言われているようだが、ボクシングの「地元判定」ってのは昔からあることだからねぇ。それより私的には、今回の試合が終わっても相変わらず態度を変えない亀田がスゴイ。あの「メンチ・タメ口・クソ生意気」なパフォーマンスの数々はどう見ても演技なのだろうが、それも世界ベルトを獲ったら徐々に軟化していって「あ、世界チャンピオンはやっぱり違うな」と思わせる計算なのだと勝手に考えていた。それなのに、今朝のワイドショーあたりでは相変わらずの無礼タメ口トーク。「あんなガキを甘やかすマスコミも悪い」などと吠えているコメンテーターもいる中、「このまま一生悪ガキでいったる!」と決意したのだろう。これで負けたら「ザマァミロ!」とせせら笑う勢力を自ら増やしているようなものだ。ベルトを獲ってなお新たなこの決意、というのはエライと思うぞ。ゆえに世間・大衆はどんな形であれ彼を注目する。公営競技界の大テーマである「スター選手の育成」と「イメージの良化」。この亀田に学ぶところは大きいと思うが。

 この間、「賛成派」も色々マイナーチェンジ。皆様からの注目度高い『公営レースG7』の最新項「普及策・競馬編」をアップしました。ちょうど時を同じくして議会でモメにモメている岩手競馬の存続問題。私もいつもネタ元にしているYAHOOの「地方公営ギャンブル経営」板も、ここ数日は岩手の話ばっかり。存続派の知事は応援したいが、こう目標販売額の数字ばかりコロコロ変えてるだけじゃどうしようもない。ここは一つ「G7」をお読みいただき、より具体的な方策を示して廃止派を納得させてほしいものだ。

 そして、このところスパム対策にアタマを痛めていた「賛成派掲示板」を思い切ってリニューアル、『公営競技連絡会』といたしました。かねてから構想していた運営側と選手、ファンなどの横のつながりの場としての第一歩。これをご覧の様々な立場の方々に(もちろん匿名・匿役職でも結構!)どしどし意見をいただきたいです。よろしくお願いいたします。

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【2006.08.03 Thursday 14:33】 author : TOM | - | comments(0) | trackbacks(0) |
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