一昨日夜に帰京いたしました。今の時期は北海道も東京もそう気候は変わらない感じ。まぁ向こうはわずかながら紅葉も始まっておりましたが。
かなりの気合を入れて臨んだばんえい岩見沢記念は、大方の予想通りアンローズが先行逃げ切りで堂々の勝利。そして大方の予想に反し、2着にはシンエイキンカイが。正直「もう終わった馬」だと思っていただけに、さすがにこれは買えず。てか、メインまでに負けがかさんで種銭不足に陥り、結局馬単4=7のウラオモテ2点で勝負! だったのでね。そして帰宅後、自己予想を読み返してみると「伏兵の連絡み」だの「穴狙い」だのと…、まぁよく当たってること。ちきしょ。
■ディープ馬券、当日総売り上げ30%占める…凱旋門賞
1日に行われた競馬の最高峰レース、凱旋(がいせん)門賞に出走したディープインパクト(3着)の単勝と複勝の馬券売り上げの合計が、約150万ユーロ(約2億2500万円)に上り、レース当日の総売り上げの約30%に達していたことが2日分かった。
主催者のフランスギャロによると、1日のロンシャン競馬場内の馬券売り上げの総額は約490万ユーロ(約7億3500万円)で、昨年の凱旋門賞当日より58%アップ。ディープの単勝と複勝馬券の売上高は、昨年より増えた約180万ユーロ(約2億7000万円)の83%を占め、ディープの馬券を買い求めた日本人ファンが売り上げを大きく押し上げたことが浮き彫りとなった。(2006.10.02 読売新聞)
→うわぁ、海外でブランドを買い漁るおばちゃんツアーと大差ないな。なんでこうなんだろ? 日本人。ニュース映像でも、馬のかぶりものを着けているマヌケがいたが、ああいう意識が変わらない限り、いくら評論家が「欧州では競馬場は紳士淑女の社交場で、日本もそのように…」なんて言ったところでダメだね。売り上げ的にもこんな実績を残すと、いずれ欧州では「ジャパンマネーをあてこんだ日本馬招聘」なんてのが定着しちゃうかも。
とにかく今回のディープ騒動で、各競技の施行者は皆一様に「ウチにもスターが欲しいなぁぁぁ」と思ったことだろう。ディープ自身の今後の行き先も諸説フンプンだが、個人的には日本に戻って、今年の有馬、来年の春G1とコンスタントに使い、また何度でも海外戦に挑戦させればいいと思う。これだけの国民的スターになったのだから、もう出し惜しみせず、ばんばん見せて(世間の競馬への興味をつなぎとめておくためにも)ゆくべき。少なくとも次に同等のスター馬が出てくるまでは。「酷使」だとか「可哀想」と言う向きもあろうが、競走馬自体、元々人間の勝手な娯楽の産物。そんなキレイごと言ってちゃダメだって。あの馬が古馬になってどういう走りをするのかにも興味あるし、「長く・コンスタントに」走れるような環境作りは不可能なのだろうか?
■地方競馬の歴代最多、47勝達成 高知
◇高知競馬(高知市)所属のエスケープハッチ(アラブ系牡(おす)、6歳)が1日のレースで47勝目を挙げ、地方競馬の歴代最多勝利を達成。
◇8頭出走のレース最終直線で先行馬を抜き、島根・益田競馬などで活躍したニホンカイキャロル(牝(めす))の46勝の記録を塗り替えた。
◇高知競馬は113連敗のハルウララで一時脚光を浴びたが、今は廃止の危機に。関係者は「実力馬の登場で、経営ピンチをエスケープ!」。
(2006.10.01 毎日新聞)
→経営ピンチをエスケープ! に座布団1枚。47勝が歴代最多…。意外と少ないな。漠然と100勝ぐらいしている馬がいるものかと思っていたが。これじゃ競輪・競艇に比べて1勝の重み・喜びが大きいのも当たり前か。ちなみに、中央競馬での歴代最多はどのぐらいなんだろうか? ご存知の方はご一報を。
■競走馬登録を抹消される 高知競馬
デビュー以来113連敗を記録した高知競馬の人気馬、ハルウララ(牝10歳)が競走馬登録を抹消されていたことが3日分かった。04年9月から栃木県の牧場で休養し、事実上の引退状態にあった。馬主の安西美穂子さんは「昨秋から引退を考えていた。最後のレースから、走らない期間が長すぎた」と理由を話している。
(毎日新聞)
→これを読んだ瞬間、私と嫁と同時に「まだ引退してなかったのか!?」。とりあえず…お疲れ様でした。私利私欲で世間を騒がすだけ騒がせたオバチャン馬主は反省するように。
とまぁ、競馬の話が続きますが、先週火曜日は豪雨の川崎競馬へ。ここで連れ打ちさせていただいたのは、3月12日の当欄で紹介したCD『日本競馬狂想曲』の、めんたんぴん・佐々木忠平氏。以前から、レコード会社の方を通じてコンタクトを取っていたところ、月曜日にいきなりご本人からの携帯コール(ビックリした〜)! 「では早速明日行きましょう」となった次第。冷たい雨の降りしきる中、2Rから合流し、挨拶・乾杯もそこそこに打ちまくり。佐々木氏は典型的なパドック派で、とにかく自分で見極めた馬を買う。新聞の印などはほとんど無視。そして、CDの中にある名曲『フ・ミ・オ』(大井では的場文男騎手の公式テーマソングとして認定されたとか)のごとく、的場騎手が大好き。買っていようがいまいが、的場が勝つと子供のように嬉しそうな表情を見せる。最終レース後は川崎駅前の居酒屋へ。初対面の私に競馬への情熱と、ロック、そして政治の話まで熱く語っていただける佐々木氏。今の日本にはこういうオトコがいなくなった。男がこれだけアツければ、公営競技の凋落もなかっただろうに…と思いながら、楽しく話を聞かせていただいた。更には氏の地元・金沢競馬でも存続問題があり、これまでにも場側へ色々な働きかけを行っていることや、ロック界の大御所連にはあのU田Y也氏をはじめ競馬好きが多く、皆で連れ添って全国を旅打ちして回るプランなども考えていることなど。実行の際には座付きライターとして同行させていただくお約束までいただき、嬉しいやらおっかないやら。この日の詳しい模様は近々『週間レース』誌上にて。
■公営初、小倉競輪場で舟券を発売
競艇の舟券を競輪場内で発売する公営競技界初の試みとなる「ミニボートピア北九州メディアドーム」が、20日オープンする。北九州市の北九州メディアドーム(小倉競輪場)内で若松競艇の場外舟券を発売する。05年1月、メディアドームで競輪祭が開催された際、蔭山幸夫モーターボート競走会連合会会長と、末吉興一北九州市長が懇談し、「競艇・競輪の相互発売」というテーマの話し合いが実現した。
若松競艇開催の年間180日をはじめ、若松競艇が場外発売するSG、G1も、年間300日以内で発売する予定。1日売上げ見込みは500万円で、同利用者見込みは400人。
(2006.10.03 日刊スポーツ)
→先日の日刊スポーツ紙上での「蔭山・下重対談」でもちらっと触れられていた競輪競艇の相互場外がマジでスタート! 11月か12月には九州旅打ち第一弾を予定しているが、小倉には真っ先に行ってみたい。売り上げ的にはどうなるんだろうか…? 単に競輪の売り上げを競艇が食ってしまうような(その逆も)ことにならなければいいが。ただ売るだけでは売り上げにはつながらない。競艇の詳細な競技説明をするスペース(専門担当者もつけるべき)が必要だろう。
川口オートでは走路改修が終わって最初の開催「名匠戦」が昨日まで。優勝戦を見た限りでは、新走路はえらく食いつくようで、試走タイムは軒並み3.2秒台。開催名通り、各場から「名人」「匠(たくみ)」といえる選手を集めた開催だったが、優勝戦結果は…深谷輝と石井大志のワンツー。この二人で「名匠」ねぇ…(苦笑)。
向日町記念は小野俊之がチョー久々の優勝。レース展開は…北津留についていっただけ。真後ろに入った単騎の菊池も、マクリ上げてくるはずだった海老根も、小野の位置まで届かず、だからねぇ。あれで勝てなかったらヤバイっしょ。なので、まだ「完全復活」とは言えないと思う。それにしても、海老根は相変わらず思い切り悪し。行くかと思えば行かず(鐘3角)、今度こそダッシュ! と思っても(終HS)また行かず。寛仁決勝の教訓が全く生きていない。あれじゃ車券買ってるお客もいいかげん怒るぞ。
【旅打ち美味いものシリーズ・2】
岩見沢行きの際には必ず立ち寄るラーメン店「かあちゃんのラーメン屋」。麺・具・スープ全てに道産食材を使用。最近流行の「背脂こってり系」が苦手な私には、澄んでコクのある鶏スープが良い。チャーシューも美味。場所は競馬場から国道12号を札幌方面へ約15分。JR上幌向駅すぐそば。
そして、岩見沢といえば、室蘭・美唄あたりと並んで「焼き鳥」がアツい! 競馬組合の方からおススメいただいたのは、市内・ハロンズ岩見沢(場外)近くの『鳥勢』。焼き鳥は「正肉」と「もつ」の2種類、他に手羽先、塩ふり焼き等々。締めにはこれまた鶏スープが絶品の「かしわソバ」を頼み満腹。当然麦酒・お銚子もやって、4人で勘定は6000円とちょっと(!)。
かなりの気合を入れて臨んだばんえい岩見沢記念は、大方の予想通りアンローズが先行逃げ切りで堂々の勝利。そして大方の予想に反し、2着にはシンエイキンカイが。正直「もう終わった馬」だと思っていただけに、さすがにこれは買えず。てか、メインまでに負けがかさんで種銭不足に陥り、結局馬単4=7のウラオモテ2点で勝負! だったのでね。そして帰宅後、自己予想を読み返してみると「伏兵の連絡み」だの「穴狙い」だのと…、まぁよく当たってること。ちきしょ。
■ディープ馬券、当日総売り上げ30%占める…凱旋門賞
1日に行われた競馬の最高峰レース、凱旋(がいせん)門賞に出走したディープインパクト(3着)の単勝と複勝の馬券売り上げの合計が、約150万ユーロ(約2億2500万円)に上り、レース当日の総売り上げの約30%に達していたことが2日分かった。
主催者のフランスギャロによると、1日のロンシャン競馬場内の馬券売り上げの総額は約490万ユーロ(約7億3500万円)で、昨年の凱旋門賞当日より58%アップ。ディープの単勝と複勝馬券の売上高は、昨年より増えた約180万ユーロ(約2億7000万円)の83%を占め、ディープの馬券を買い求めた日本人ファンが売り上げを大きく押し上げたことが浮き彫りとなった。(2006.10.02 読売新聞)
→うわぁ、海外でブランドを買い漁るおばちゃんツアーと大差ないな。なんでこうなんだろ? 日本人。ニュース映像でも、馬のかぶりものを着けているマヌケがいたが、ああいう意識が変わらない限り、いくら評論家が「欧州では競馬場は紳士淑女の社交場で、日本もそのように…」なんて言ったところでダメだね。売り上げ的にもこんな実績を残すと、いずれ欧州では「ジャパンマネーをあてこんだ日本馬招聘」なんてのが定着しちゃうかも。
とにかく今回のディープ騒動で、各競技の施行者は皆一様に「ウチにもスターが欲しいなぁぁぁ」と思ったことだろう。ディープ自身の今後の行き先も諸説フンプンだが、個人的には日本に戻って、今年の有馬、来年の春G1とコンスタントに使い、また何度でも海外戦に挑戦させればいいと思う。これだけの国民的スターになったのだから、もう出し惜しみせず、ばんばん見せて(世間の競馬への興味をつなぎとめておくためにも)ゆくべき。少なくとも次に同等のスター馬が出てくるまでは。「酷使」だとか「可哀想」と言う向きもあろうが、競走馬自体、元々人間の勝手な娯楽の産物。そんなキレイごと言ってちゃダメだって。あの馬が古馬になってどういう走りをするのかにも興味あるし、「長く・コンスタントに」走れるような環境作りは不可能なのだろうか?
■地方競馬の歴代最多、47勝達成 高知
◇高知競馬(高知市)所属のエスケープハッチ(アラブ系牡(おす)、6歳)が1日のレースで47勝目を挙げ、地方競馬の歴代最多勝利を達成。
◇8頭出走のレース最終直線で先行馬を抜き、島根・益田競馬などで活躍したニホンカイキャロル(牝(めす))の46勝の記録を塗り替えた。
◇高知競馬は113連敗のハルウララで一時脚光を浴びたが、今は廃止の危機に。関係者は「実力馬の登場で、経営ピンチをエスケープ!」。
(2006.10.01 毎日新聞)
→経営ピンチをエスケープ! に座布団1枚。47勝が歴代最多…。意外と少ないな。漠然と100勝ぐらいしている馬がいるものかと思っていたが。これじゃ競輪・競艇に比べて1勝の重み・喜びが大きいのも当たり前か。ちなみに、中央競馬での歴代最多はどのぐらいなんだろうか? ご存知の方はご一報を。
■競走馬登録を抹消される 高知競馬
デビュー以来113連敗を記録した高知競馬の人気馬、ハルウララ(牝10歳)が競走馬登録を抹消されていたことが3日分かった。04年9月から栃木県の牧場で休養し、事実上の引退状態にあった。馬主の安西美穂子さんは「昨秋から引退を考えていた。最後のレースから、走らない期間が長すぎた」と理由を話している。
(毎日新聞)
→これを読んだ瞬間、私と嫁と同時に「まだ引退してなかったのか!?」。とりあえず…お疲れ様でした。私利私欲で世間を騒がすだけ騒がせたオバチャン馬主は反省するように。
とまぁ、競馬の話が続きますが、先週火曜日は豪雨の川崎競馬へ。ここで連れ打ちさせていただいたのは、3月12日の当欄で紹介したCD『日本競馬狂想曲』の、めんたんぴん・佐々木忠平氏。以前から、レコード会社の方を通じてコンタクトを取っていたところ、月曜日にいきなりご本人からの携帯コール(ビックリした〜)! 「では早速明日行きましょう」となった次第。冷たい雨の降りしきる中、2Rから合流し、挨拶・乾杯もそこそこに打ちまくり。佐々木氏は典型的なパドック派で、とにかく自分で見極めた馬を買う。新聞の印などはほとんど無視。そして、CDの中にある名曲『フ・ミ・オ』(大井では的場文男騎手の公式テーマソングとして認定されたとか)のごとく、的場騎手が大好き。買っていようがいまいが、的場が勝つと子供のように嬉しそうな表情を見せる。最終レース後は川崎駅前の居酒屋へ。初対面の私に競馬への情熱と、ロック、そして政治の話まで熱く語っていただける佐々木氏。今の日本にはこういうオトコがいなくなった。男がこれだけアツければ、公営競技の凋落もなかっただろうに…と思いながら、楽しく話を聞かせていただいた。更には氏の地元・金沢競馬でも存続問題があり、これまでにも場側へ色々な働きかけを行っていることや、ロック界の大御所連にはあのU田Y也氏をはじめ競馬好きが多く、皆で連れ添って全国を旅打ちして回るプランなども考えていることなど。実行の際には座付きライターとして同行させていただくお約束までいただき、嬉しいやらおっかないやら。この日の詳しい模様は近々『週間レース』誌上にて。
■公営初、小倉競輪場で舟券を発売
競艇の舟券を競輪場内で発売する公営競技界初の試みとなる「ミニボートピア北九州メディアドーム」が、20日オープンする。北九州市の北九州メディアドーム(小倉競輪場)内で若松競艇の場外舟券を発売する。05年1月、メディアドームで競輪祭が開催された際、蔭山幸夫モーターボート競走会連合会会長と、末吉興一北九州市長が懇談し、「競艇・競輪の相互発売」というテーマの話し合いが実現した。
若松競艇開催の年間180日をはじめ、若松競艇が場外発売するSG、G1も、年間300日以内で発売する予定。1日売上げ見込みは500万円で、同利用者見込みは400人。
(2006.10.03 日刊スポーツ)
→先日の日刊スポーツ紙上での「蔭山・下重対談」でもちらっと触れられていた競輪競艇の相互場外がマジでスタート! 11月か12月には九州旅打ち第一弾を予定しているが、小倉には真っ先に行ってみたい。売り上げ的にはどうなるんだろうか…? 単に競輪の売り上げを競艇が食ってしまうような(その逆も)ことにならなければいいが。ただ売るだけでは売り上げにはつながらない。競艇の詳細な競技説明をするスペース(専門担当者もつけるべき)が必要だろう。
川口オートでは走路改修が終わって最初の開催「名匠戦」が昨日まで。優勝戦を見た限りでは、新走路はえらく食いつくようで、試走タイムは軒並み3.2秒台。開催名通り、各場から「名人」「匠(たくみ)」といえる選手を集めた開催だったが、優勝戦結果は…深谷輝と石井大志のワンツー。この二人で「名匠」ねぇ…(苦笑)。
向日町記念は小野俊之がチョー久々の優勝。レース展開は…北津留についていっただけ。真後ろに入った単騎の菊池も、マクリ上げてくるはずだった海老根も、小野の位置まで届かず、だからねぇ。あれで勝てなかったらヤバイっしょ。なので、まだ「完全復活」とは言えないと思う。それにしても、海老根は相変わらず思い切り悪し。行くかと思えば行かず(鐘3角)、今度こそダッシュ! と思っても(終HS)また行かず。寛仁決勝の教訓が全く生きていない。あれじゃ車券買ってるお客もいいかげん怒るぞ。
【旅打ち美味いものシリーズ・2】
岩見沢行きの際には必ず立ち寄るラーメン店「かあちゃんのラーメン屋」。麺・具・スープ全てに道産食材を使用。最近流行の「背脂こってり系」が苦手な私には、澄んでコクのある鶏スープが良い。チャーシューも美味。場所は競馬場から国道12号を札幌方面へ約15分。JR上幌向駅すぐそば。
そして、岩見沢といえば、室蘭・美唄あたりと並んで「焼き鳥」がアツい! 競馬組合の方からおススメいただいたのは、市内・ハロンズ岩見沢(場外)近くの『鳥勢』。焼き鳥は「正肉」と「もつ」の2種類、他に手羽先、塩ふり焼き等々。締めにはこれまた鶏スープが絶品の「かしわソバ」を頼み満腹。当然麦酒・お銚子もやって、4人で勘定は6000円とちょっと(!)。