公営ニュース

『公営レース賛成派』のブログです。衰退する公営競技の楽しさ・面白さを宣伝し、売上向上→未来永劫存続を目指します
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根城は埼玉、に決定!
 しばらくぶりでございます。いや〜、この一週間の濃かったこと。まぁ、今までの人生でも、やはり何かを新しく始める時というのは自分が積極的に動けば動くほど恐るべき勢いで物事や人脈が積み重なってゆくもので。『週間レース』での連載開始をきっかけに数々の方々(選手、施行さん、客側の論客、レース系メディアの方…etc)とお知り合いになり、毎日のようにお話をし、酒を飲み…という日々を繰り返すのは面白くもあるのだが、そんな状態では文章を書いている時間がなくなり、ライターとしてはまさに本末転倒。色々お声をかけていただけるのは有難いが、書く時間もちゃんと取らないとネ、と自分を戒めております。

 そんな中、大きな収穫もありまして、今回お知り合いになった中でも一番の大物(?)、埼玉の永倉通夫選手(6月21日ブログ参照)とすっかり意気投合し、今後の更なる連携をお約束…どころか、ワタクシしばらく「永倉番」として張り付かせていただき、彼を中心とした「公営競技・最後の10年(おい)」を、単行本化を最終目標に執筆に入ることを決めました。競輪では借り上げ施行者が次々と離脱し、逆に川口オートは県が離れ市開催で一本化の流れ、戸田競艇もさすがの昨今の売上減で競艇選手会の中にも危機意識が芽生え始めている模様…という、埼玉公営競技界という土壌自体に昨今の業界事情の縮図的なものが見て取れ、舞台としてはうってつけ、という判断。てなわけで、しばらく公営ライターとしての活動の本拠は埼玉に。当ブログでの日記も、必然的にそのあたりの話が多くなるものと思われます。

 さて、そんな流れの中で、先週金曜はその永倉選手も斡旋されていた大宮F1最終日に参戦。最終日なので例によって場内では埼玉選手会によるイベントが。また自転車解体ショーか? と思いきや、今回はなんと「ウナギつかみ」。選手と参加客がヨーイドンでボールの中のウナギを手づかみし、別の器に移す競争をすると。んなもん、誰が考えたんだ(笑)。イベント開始前に試しにやらせていただく。実は昔、グルメ記者時代に某老舗鰻屋の大将に教わったことがあり、ウナ公は片手で首根っこを押さえつけると大抵おとなしくなるわけだ。しかし、イベントが始まると選手も参加客もとにかく力技で、ウナギは飛びまくるわ、歓声はあがるわでもう大変。…なんだ、よく考えたら結構盛り上がってんじゃん。まぁとにかく、大宮・西武園の各開催最終日には本場へお越しください。色々やってます。

 最近はバクチ的にも競輪が中心となっている自分。なぜか? と自問自答してみると、やはり3連単を全く買わなくなったことが大きい。「やめよう」と思ってからもしばらくはたまに買ったりしていたのだが、このところは全くのゼロ。そうするとね、結構「負けない」んですよ。このところ、行く度に「悪くてもトントン〜ちょい勝ち。たまに大勝ち」といった成績で、自分的にも完全に競輪が好きになっている今日この頃。そのあたりの細かい分析を含め、次々回(第5回)の週間レース連載では「3連単の功罪(主に「罪」のほう)」について書きたいと思っております。3連単について思うところのある方はコメント・メールをぜひ。いただいた方にはレース場でお会いした際にホッピーぐらいご馳走させていただきます。

 世間では…いや、世界では、隣のヤクザモン国家がいきなりミサイル撃って逆ギレしたり、蹴球の英雄が世界中の見つめる引退戦でなぜか相手選手をヘディングして退場くらったり(引退レースで思いっきり失格だった滋賀・内林久徳とかなりオーバーラップしましたが・笑)と大騒ぎしておりますが、そんな盛り上がりをよそに、いよいよ各方面から面白い動きが出てきたジャパニーズ公営競技界の最新ニュースをば。

■山陽で選手とファンの「フィーリングカップル」 
山口県の山陽オートでは8月20日(日)に「2006山陽オートファン感謝デー」を開催するが、そのなかで、選手と女性ファンによる懐かしの(?)「フィーリングカップル5vs5」を実施する。現在、以下の要領で参加者を募集中だ。

《参加予定選手》
イケメン?選手5名
《募集人数》
女性限定5名
《応募条件》
18歳以上の女性で、山陽オートで開催するファン感謝デーに必ず参加できる方
《応募方法》
応募用紙(山陽オートホームページに掲載)に必要事項を記入し、応募者本人の写真を貼り付け封書で応募
《締切》
平成18年7月31日必着
《出場特典》
見事選手とカップルになられた場合は、ファン感謝デーで終日選手とデート。飯塚ダイヤモンドツアーにも同行可能。
(週間レース 7月20日号)

→いやはや、なんとも物凄いことを実行するもんだ。週間レース誌の記者さんの筆致にも、どこか投げやりというか、「え、マジ? うわぁ…」という意思が感じられるこの告知(特に「イケメン?選手5名」のハテナマークには笑わせていただいた)。ついに客寄せのためには手段を選ばず、選手をファン側に差し出してしまいました。実行にあたり、選手側をどうやって説得したんだろ? そして、応募してきた女性に対する審査はいかように? と、興味は尽きない。私も常々、女性客を呼びたいなら回りくどい宣伝をするより、場内に若手イケメン選手を集めたホストクラブでも作ればいい、と思っていたが、それをいきなり飛び越えたね、これは。なにせ「終日デート」付きだからね! いやはや…できれば美男美女のカップルができることを願うばかりであります(笑)。山陽ホームページではぜひ結果も発表してね(もちろん写真付きで)。ちょっと昔では考えることすらできなかったこの企画。個人的には他競技・他場でもばんばんマネしていただきたい。ある意味「レース場アミューズメント化」の最高峰的企画と言えると思うぞ。


 本日は他にも書くべきニュースが溜まっていたのだが、この件があまりにも凄くてドーパミンを使い果たしてしまったので、他ニュースは明日以降。

==========
7月12日(水)はココで勝負!

【松阪11R 決勝】
←8北津留翼−4加倉正義−9前田新
 2井上昌己−1加藤慎平−6松岡彰洋
 5新田康仁−3神山雄一郎−7大薗宏

 東日本はまぁいいとして、西勢の並びが誠に不可解。九州3人ライン(この場合8−2−4かな)が当然だと思うのだが…。「KEIRINメルマガ」が詳細情報をアップしてくれたので引用。

『では、なぜこの並びになったのか。当初は九州勢が3車結束かと思われたが、松岡が「初日も先行して、今日もかなりキツい番手捲りだったから、脚に余裕がない」とのことで加藤マークを表明。松岡に任される形となった加藤が「このメンバーで自力では難しい」ということで「松岡さんが付いてくれるし、勝負権のある位置から」と九州分断を匂わせるコメントを出したことで事態は急転した。このコメントを聞いた九州勢は緊急会議を開き、これにかなりの時間を要す。そして出された答えが「北津留−井上−加倉でも、北津留−加倉−井上でも、どっちの場合でも慎平が井上のところで勝負するみたいだし、そうなると井上に勝負権が無くなってしまう。だったら、ここは割り切って九州別線にして、北津留−加倉の福岡で並んで、井上が自力勝負した方が全員にチャンスがある。本当は悔しいけどね(加倉)」、「どう並んでも加藤さんが僕のところに来るみたいなので、だったら割り切って九州別線で自力勝負します(井上)」ということで並びが決まった』

 ふむ、そういうことか。それならゴチャゴチャやってる西勢を尻目に新田が持ち前の小ズルイ競争で本領発揮、で買いたい。もちろん新田が全力逃げ体勢に入るはずもなく、神山は差せない…どころか、新田がトリッキーな動きをすれば千切れるかも。

 てなわけで、新田から手広く…が結論。北津留がブン逃げした場合(しないような気はするが)の加倉を考えると、新田と同居の4枠がメインか。

2枠単 4−1 4−6 
おさえ2車単 5−3




【2006.07.12 Wednesday 01:10】 author : TOM | - | comments(0) | trackbacks(0) |
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