公営ニュース

山陽オート選手権は田中茂が試走通りの超抜な動きを見せ１０周戦を逃げ切り優勝。
コメントと試走気配で、結局荒尾聡のアタマを本線にした私だったが、田中−荒尾・高橋の３連単だけは辛うじておさえてあり結果はちょいプラス。

優勝した田中はお立ち台で泣きまくり。
一昨年の大ブレイクの後の低迷、そしてケガと手術による長期欠場を乗り越えてきただけに、だろう。
私がロッカー取材でお話させていただいた際にも「今回は自分が一番！」とキッパリ言うなど、自信にみなぎる感じもあり、今後第二期・茂時代が始まるのかも、と予感しちゃいました。

払戻機の長蛇の列に並びながら、携帯で広島決勝の結果をチェックしたところ、全ての賭式に「※一部返還」の文字が。なんじゃいと思い後から聞いたところ、５番車・永井清史が朝練習の事故で当日欠車とな!?　俺が朝イチでネット投票した本線・枠４＝６はどうなる？　…もちろん４枠は複枠なので返還はされず……当然納得いきません。いきませんとも！

かといってギャーギャー騒ぐとまた「沢は自分の車券が外れたから文句言っている」などと言われるのでここだけでグチらせてもらうが、少なくとも、欠車が正式発表される前にネット等で前売りされた分については全額返還するのがスジでは？と思う。まぁ普段からヒラ場のレースでも当日欠車はままあることなので、毎回そうしていては大変だ、というのもあるかもしれないが、他競技と違って特に競輪は１車いなくなると展開予想がガラリと変わってしまうのでねぇ。
とりあえず、今後は「試走を見ずには買えない」オートレース同様、競輪も前売りで買う（特に枠で）のは止めようと思いました。まる。


競輪といえば、盛り上がり続ける「選手ブログ」。
福島・伏見俊昭選手が自身のブログ（11／5付け）で、先日の広島二日目優秀競走の走りについて、ファンからのお手紙を紹介しつつ悩みを吐露。
私もコメントさせていただいたが、ともかく競輪選手（ギャンブルの対象）が、こうして自身の競走を本音で振り返ったものが公開される流れは、「ようやく始まったか！」と感慨ひとしお。今後の公営競技界にとって絶対必要なものだし、競技普及のための重要なツールとなり得る。

一部関係団体の方々などが「選手自身が終わった競走のことをあれこれ公開するのは…」と眉をひそめるのが目に見えるようだが、気にせずばんばんやっていただきたいところ。
どんどん車券が買いたい客であり、競輪ＰＲの末席を汚す身としては断固！支持いたします。

今後は選手からの情報発信無くして業界（売上）の発展も無し！　ですよん。