公営ニュース

『公営レース賛成派』のブログです。衰退する公営競技の楽しさ・面白さを宣伝し、売上向上→未来永劫存続を目指します
<< ぞくぞく、新しい波! | main | 川崎競輪観戦会ご報告・その1 >>
こいつぁビックリだ!
■49年ぶり女子レーサー!オート今年募集

 09年に女子オートレーサーが誕生する。日動振(日本小型自動車振興会)は今年募集する30期新人の応募資格から従来の「男子」の条件を外し、女子にも門戸を開くことになった。

 オートレースではかつて女子が活躍した時代があった。オートレースが誕生して間もない54年から60年まで、船橋、浜松などを中心に20人ほどが在籍。女子レースがスタートすると、金網越しにひいきの選手への声援がとび、場内は大いに盛り上がったという。

 中には女子の枠を飛び出して、混合レースで男子顔負けのさばきを披露、観客をうならせた女子選手もいた。その筆頭が女傑と評判になった岡本七重選手(浜松)。ダートコースの最重ハンからひと際高く砂じんを舞い上げ、男子選手を次々と抜き、1着を取りまくった。「岡本の頭買いをしていれば安心だった」と語るオールドファンがいれば、「男の選手で、彼女に抜かれたことがないのはおそらく自分だけ」と引退した選手が自慢げに語っていたこともある。しかし、岡本が60年に引退後、女性への道が閉ざされていた。

 04年にデビューした29期生以後、中断していた選手募集再開で、女子選手にターゲットを広げたのは、新規ファンの開拓、低迷するオートの活性化が狙いで、女性ライダーの増加という事情もある。見事合格となれば選手養成所で9カ月の訓練を積んだ後、09年4月に49年ぶりの女子オートレーサーの誕生となる。
[2007.6.11 日刊スポーツ]


→すっかり諦めていた新規募集がここへきて復活!…だけでも驚きなのに、女子選手誕生の可能性!? どうやらいつもの「フライング気味」報道のようだが、今朝の同紙にも改めて明確な記事が。確かに先日から「ウーマンズリーグ」なるエキシビジョンレースが展開され、私も生レースを2回ほど見たことがあるが、レベル的にはとても現在の男子選手と競えるものではなかった。まぁ養成をきちんとすればどうにかなるのかもしれないが。

しかし、その養成が問題。しばらく新規選手募集のなかったオートレースでは、従来のつくば養成所が現在ではほぼ機能していない状態にあるとのウワサもあり、そうなると各場での養成ということになるのか? いずれにしてもそのあたりのインフラを整えての上での募集であろうし、募集人員、養成期間など日動振からの詳細発表を待ちたい。今のところ公式発表は今月22日に予定されているとのこと。

競艇の女子リーグは今や円熟期。男子選手にひけをとらない実力の選手も複数育ち、SGでも堂々たる走りをみせる。しかし、それもここ二十年来の業界の努力やファンへの浸透、そして女子選手自身の奮闘や精神的成長があってのこと。もちろんオートとて、定着するまでには相応の時間がかかるだろう。ぶっちゃけ言えば「それまでもつのか? オートレース」なのだが…。
【2007.06.12 Tuesday 10:12】 author : TOM | オートレース | - | - |
CALENDAR
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
<< July 2010 >>
RECOMMEND
Apple iTunes Music プリペイドカード 5,000円 [MA164J/A]
Apple iTunes Music プリペイドカード 5,000円 [MA164J/A]

NEW ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
LINKS
  • 公営レース賛成派(当ブログの本体)
PROFILE
SEARCH
PAGETOP