公営ニュース

『公営レース賛成派』のブログです。衰退する公営競技の楽しさ・面白さを宣伝し、売上向上→未来永劫存続を目指します
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雑誌ねた。
 昨日のテレビ朝日系『報道ステーション』で、ばんえい競馬の特集をやったんだそうな。司会・古館氏(以前、競輪の実況をやったこともあったなぁ)は存廃の是非についてはコメントしなかったそうだが、内容は存続派に概ね好評だった模様。他局のニュース番組等でもばんばん取り上げていただきたい。

 雑誌界では、最メジャー系ともいえる『週刊文春』の本日発売号に巻頭モノクログラビア2ページでの掲載。



 こちらもおおむね「残そう」という方向性の記事で、市営競馬組合についても、通常文春ならその経営責任を追及する記事になるのだろうに、それは一切なく、逆に組合側のコメントを掲載している。

「今まで至らないところがあったのは反省したい。もう一度原点に戻ってやらせてほしい。こういう形でなく、もっと早く皆さんにばんえい競馬の魅力を伝えられていれば違った形もあったのかなぁ、と思います。まだ、諦めていないです」(北海道市営競馬組合)

 このコメント自体には「何を今さら」という感じも受けるが、今までこの手の談話が掲載されたことはなく、ちょっと画期的。いくら現組合の一旦解散は決まっているとはいえ、民間で盛り上げる存続運動を尻目に、現況で競技に携わっている方々(組合)の意気が今ひとつ感じられなかったのが寂しかったのだが。コメントが真実のお気持ちであることを期待したい。

 私が周囲に書いていただいた署名用紙もかなり埋まったので、明日あたり帯広へ発送します。映画『雪に願うこと』の原作小説『輓馬』の作者・鳴海章氏が緊急にブログ「ばんえい競馬を応援します」を立ち上げられ、そちらに現在の署名等の送り先が明記されている。

〒080−0023 北海道帯広市西13条南9丁目
 帯広競馬場内 ばんえい競馬 調騎会

あと、こちらのブログによれば、帯広競馬場南側の駐車場内に「ばん馬を応援する連絡所」を建て、今後の存続運動の中心施設とする模様。いよいよ本格化かつパワーを増してきた地元存続運動。これが実を結んで結果的に存続の道が開ければ、今後の公営競技界にとっても非常に意義あることになりそうで、全力を挙げて応援したい。

昨日の報道によれば、とっくに撤退の意思をあらわしていた旭川市が、若い新市長のもと、「帯広がやるなら支援します」という態度を見せた。

■旭川市長、ばんえい競馬存続へ支援約束

 ばんえい競馬存続へ向けて、西川将人旭川市長(38)が支援を明言した。5日、北海道輓用馬振興対策協議会のメンバーらが旭川市役所を訪れ、ばんえい競馬存続のための支援を要請する請願書を西川市長に手渡した。

 旭川市は菅原功一前市長が9月にばんえい競馬からの撤退を表明したが、請願書を受け取った10月に就任した西川新市長は「仮定の話にはなりますが、もし帯広市さんが(17日に予定されている正副管理者会議で)単独での開催を検討してくださるのであれば、(ばんえい競馬の)正管理者である旭川市としてもできる限りの協力をしなくてはならないと思っているし、菅原前市長からこの問題に対しての引き継ぎも受けている」と支援の検討を明言した。

 さらに「北海道遺産でもあるばんえい競馬の灯が小さくなっていくことは、一道民として、ばんえい競馬を愛する者として耐え難いこと。帯広市以外の3市は金銭面ばかりでなく、人的な支援、いままで積み重ねてきたノウハウなども提供していくべき。今後も継続してばんえい競馬を存続させていくための事業計画も、帯広市に任せるだけでなく旭川市としても一緒に作っていくつもり」と38歳の若者市長らしくはっきりとした言葉で「ばんえい愛」も口にした。

 同席した服部義幸調騎会会長(59)は「大変に力強い言葉を頂いた。とにかく1年間、私たちの手並みを見て欲しい。市に依存しない競馬を実現するために、必ず良い結果を出す決意です」と存続へ向けて意を強くしていた。

(2006.12.06 スポーツ報知)

→市長一人が代わるだけでこうも変わるのか…と唖然。金銭面・人的なものだけでなく、今後の事業計画立てにも加担、というのはかなり心強い。岩見沢・北見の両市長も今ならまだ間に合いますよ!


続いて雑誌ネタ。オートレース実況番組でおなじみのフリーアナウンサー・別府彩サンが、なんと言ったらいいか…話題になっている。先週発売号で火がつき、今週号でも連続で巻頭2ページを飾っているのだ。



 スイカップアナに続く「バズーカップ」って命名もスゴイね(笑)。記事によれば別府アナ、グラビア出演を交渉する本誌記者に戸惑いの色を見せ、足早に立ち去った…とのことだが、この左ページの「落とした携帯を拾ってる」写真、こりゃどー見てもヤラセだろ、ぎゃははは。別府アナ本人にお尋ねしないことには真偽のほどもわからないが、果たしてどーゆー狙いがあって、このような写真を撮らせ、掲載させたのか? 週刊ポストといえば部数的にも世間的注目度は高く「低迷するオートレースへの注目度アップのため自ら体を張っての宣伝行為」なのだとすれば拍手を贈りたい。私も以前から「レース場にオトコを来させるためにはお色気は有効手段」と主張しておりますし。うん、これは「新規客獲得のための斬新な広報戦略」と受け取っておこう。俺も似たような雑誌企画考えようかな(笑)。それにしても、浜松でのお色気系・浅木美帆嬢の起用に始まり、先日の山陽では「選手vsお客女性のフィーリングカップル」、そして今回のバズーカップと、何やら突っ走っているオートレース界。眉をしかめる良識派市民など気にせず、今後もGO!GO! 他競技の方々もこの線、ぜひご一考を。


 最後にもう一つ。岩手競馬の専門誌『テシオ』の最新号に「岩手競馬へエール」というテーマでの拙文が掲載されました。内容的には常々書いている「公営競技第二時代論」に始まり、今後の具体的な運営策の提案など。入手可能な方はぜひご覧を。





 いわき平・全日本選抜競輪は、個人的超期待の平原康多(埼玉)の逃げで、番手で仕事しまくった神山雄一郎が差して決着…と思われたゴール直前で合志正臣(熊本)のカミソリ差しが炸裂! 神山の仕事を見越し、期待を持って平原中心の車券をしこたま買い込んだ私でしたが、神山=合志だけはおさえておいてよかった〜。枠単49倍、ゴチソーサマでした。

 そして、これにて1年の最後を飾るビッグイベント・競輪グランプリ(30日・京王閣)の出場戦士が決定!

【今年はこの9人だヨ】
小倉竜二(徳島)
吉岡稔真(福岡)
山崎芳仁(福島)
後閑信一(群馬)
井上昌己(長崎)
合志正臣(熊本)
有坂直樹(秋田)
手島慶介(群馬)
佐藤慎太郎(福島)


 並びは北日本(山崎−佐藤−有坂)、および群馬(手島−後閑)は確定的なものの、西日本が微妙。九州3人連携に小倉が4番手、もしくは小倉が単騎、更に「井上−合志」「吉岡−小倉」と別線、という説も。今後の記者会見等を待ちましょう。ともあれ、公営競技好きにとって、1年で最もワクワクするGP予想期間・3週間がスタート! 当ブログ上でも予想大会を展開したい。
【2006.12.07 Thursday 11:47】 author : TOM | 公営競技総合 | comments(0) | trackbacks(2) |
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