本日からは前橋ドームにて寛仁親王牌。今、目の前ではライン3番手の高橋光宏(群馬)が番手・神山雄一郎の外から鋭く伸びてアタマ、なんていう10数年前のようなシーンが見られて面白いことは面白いのだが、車券的には今日・明日は当然様子見で、月曜の準決をチョイ打ち、決勝戦は…昨日・一昨日の川崎ナイターでバカ勝ちした上に三国・女子リーグの方でもちょこちょこ儲けて新幹線代(グリーンでもへっちゃら♪)ができたので現地参戦の予定。
とりあえず大きく儲けた川崎の件を謳っておきましょう。
【6/29 川崎10R 準決勝】
←7藤原憲征−3川口満宏−4黒崎直行
2栗田雅也−9渡辺秀明−6三住博昭−8案浦攻
1西村正彦−5中川博司
(予想)
絶好調・栗田に対して藤原は不調ぎみ。栗田の後ろが渡辺と西村で競り。アタマは栗田の逃げ切りで堅く、2着は競りの後ろの三住がオイシイ…と思ってオッズを見ると、なんと2車単2−6は30倍超。ここを本線に、2−9おさえ、2=7、2−5の計5点勝負。
結果2−6−8 2車単3170円
(展開)
栗田後位で競る二人が接触し、車体故障(1が失格)。競りの後ろを嫌ったか、はたまたイン斬りのつもりかはわからないが、あらかじめ栗田の前に出ていた三住がそのまま栗田番手にすっぽり。2−6−8でブンブン逃げてそのまんま。
【6/30 川崎10R 特選】
←2藤原憲征−6飯塚裕紀−3沼川夢久−5川口満宏−4黒崎直行
1三槻智清−8桜井宏智−7萩原操
9成田健児
(予想)
藤原は相変わらず信用できない脚勢だが、地元の先輩を付けての2分戦で抑え先行か。しかしその番手・飯塚はここでは「格下にもほどがある」というレベル。このあたりが近代ライン戦(地域最重視)の弊害だ…と思いつつ、捲る三槻と番手の桜井を中心に、飯塚がちぎれても前々自力でなんとかなりそうな沼川のカラミと単騎の成田が不気味で、1=8、1−3、1=9、8−3、8=9 の8点。
結果9−8−2 2車単13310円
(展開)
案の定、藤原が打鐘で抑えて出る。三槻は引いてHS8番手(萩原が切り替えた)。2Cから踏む藤原だが車が伸びず、BS単騎で捲る成田に飲み込まれる。その後ろから捲り上げる三槻に乗った桜井が3角からインに向けて直線中割り鋭く突っ込む。
…てなわけで、今回は我ながらお見事! という他ない圧勝劇で、二日間で20万超のプラス。29日は現地参戦だったのだが、こりゃ帰りが混まないうちに勝ち逃げだな、と10R終了後にバスに乗り込むと、隣のオジサマが話しかけてくる。
オジ:「惜しかったよぉ。2−6−73なら持ってたんだけどなぁ」
TOM:「あ、3連単なんだ。あれなら2−6の2連単でいいじゃない」
オジ:「そうなんだけどさぁ。2−6−73なら3万シュウだよ。ついそっち買っちゃうよな」
TOM:「当たらない3連単よりも当たる2連単だって」
オジ:「そ、そうなんだけどさぁ…そうなんだけどな…(以後沈黙)」
客は迷っている。そして当たらないと離れていく。
やっぱり3連単はダメでしょ。早期に廃止すべき。BOD氏の大量落車撲滅運動のノリで、こちらでは3連単廃止運動をスタートさせたい。
(奈良の美代子オバサンのビートで。布団を叩きながら歌ってネ)
♪さっさと廃止、3連単! 廃止、廃止、3連単! 売上げ下がるぞ〜♪
注目の国際競輪は早くも第1戦を終了し、奈良決勝ではブルガン(仏)がHS6番手から捲って優勝、そして注目のテオ様ことテオ・ボス(蘭)が出場の松山では、当然のごとく優出したテオ様が、なんと打鐘で誘導にハウスして落車。たぶんオッズ的にも超ウルトラド本命だっただろうに、お客の反応はどうだったんだろうか? 現地にいた人に話を聞いてみたいものだ。そして佐世保決勝では捲るベイリー(豪)の番手から追い込んだ英・マクリーン(名前がイイよねぇ)が優勝。この佐世保では、他2場に比べて日本人の選手層がかなり格下だったのだが、決勝では予想以上に日本勢が健闘。今回の外人勢は例年に比べてややスピード感に劣るような…気のせいか?
全ての競輪&バクチ好きに一度はその目で観てもらいたい国際競輪。今後の日程(全て7月)と主な斡旋選手を。☆印はワタクシの現地参戦予定。
【第2戦】
●京王閣 8〜10(ナイター)☆
ボス、ヌグ、ビノクロフ、市田、石丸
●花月園 6〜8 ☆
ブルバ、ブルガン、ジェリンスキ、栗田、金成
●小倉 4〜6(ナイター)
ベイリー、エスクレド、マクリーン、藤原、紫原
【第3戦】
●川崎 17〜19(ナイター)☆
ブルバ、エスクレド、ボス、小嶋、滝沢
●広島 17〜19
マクリーン、ジェリンスキ、ビノクロフ、三宅達、菊池圭
●久留米 17〜19
ベイリー、ブルガン、ヌグ、石毛、高谷
【第4戦】
●立川 26〜28
ベイリー、ブルガン、ヌグ、佐々木龍、斉藤登
●松戸 23〜25(ナイター)☆
マクリーン、ジェリンスキ、ビノクロフ、海老根、金子貴、友定
●大垣 26〜28
ブルバ、エスクレド、ボス、諸橋、前反
メンバー的にはやはりボスVS小嶋の川崎が一番楽しみ。海老根、金子貴が揃う松戸も日本勢の圧勝まで期待できる。花月園に斡旋予定の栗田は今まさに絶好調。さぁ、世界の豪脚を入場料100円で観られるばかりか、酒呑んで罵声を飛ばすことまでできる夢のイベント。見逃すのはもったいないゾ!
そして国内ネタとしては、競輪学校91期卒業生が今月から全国でデビュー。全78名のうち、覚えておきたい選手は…
●菅田壱道(宮城):父は菅田彰人(47期)、そして菅田順和(36期)は伯父というサラブレッド。教官も「3年以内に特別(G1)を取れる」と豪語する逸材だそう。
●金沢竜二(福島):小嶋、武田以来のゴールデンキャップを獲得した。
●高橋紀史(秋田):三宅伸(64期)の200メートル在校記録を更新。
●橋爪亮(群馬):スピードスケートからの転身。パワー先行。
●神山拓弥(栃木):神山のイトコ。
…といったあたり。彼らがデビューしてしばらくのA級戦では、他のA2・A3選手をブッちぎって逃げる姿が多く見られそう。車券的にも狙い目たっぷり。
というわけで、今回はオール競輪の話題でお送りしましたが、本日からの浜松オート・ゴールデンレース、明日の三国女子リーグ優勝戦も気になるところ。
とりあえず大きく儲けた川崎の件を謳っておきましょう。
【6/29 川崎10R 準決勝】
←7藤原憲征−3川口満宏−4黒崎直行
2栗田雅也−9渡辺秀明−6三住博昭−8案浦攻
1西村正彦−5中川博司
(予想)
絶好調・栗田に対して藤原は不調ぎみ。栗田の後ろが渡辺と西村で競り。アタマは栗田の逃げ切りで堅く、2着は競りの後ろの三住がオイシイ…と思ってオッズを見ると、なんと2車単2−6は30倍超。ここを本線に、2−9おさえ、2=7、2−5の計5点勝負。
結果2−6−8 2車単3170円
(展開)
栗田後位で競る二人が接触し、車体故障(1が失格)。競りの後ろを嫌ったか、はたまたイン斬りのつもりかはわからないが、あらかじめ栗田の前に出ていた三住がそのまま栗田番手にすっぽり。2−6−8でブンブン逃げてそのまんま。
【6/30 川崎10R 特選】
←2藤原憲征−6飯塚裕紀−3沼川夢久−5川口満宏−4黒崎直行
1三槻智清−8桜井宏智−7萩原操
9成田健児
(予想)
藤原は相変わらず信用できない脚勢だが、地元の先輩を付けての2分戦で抑え先行か。しかしその番手・飯塚はここでは「格下にもほどがある」というレベル。このあたりが近代ライン戦(地域最重視)の弊害だ…と思いつつ、捲る三槻と番手の桜井を中心に、飯塚がちぎれても前々自力でなんとかなりそうな沼川のカラミと単騎の成田が不気味で、1=8、1−3、1=9、8−3、8=9 の8点。
結果9−8−2 2車単13310円
(展開)
案の定、藤原が打鐘で抑えて出る。三槻は引いてHS8番手(萩原が切り替えた)。2Cから踏む藤原だが車が伸びず、BS単騎で捲る成田に飲み込まれる。その後ろから捲り上げる三槻に乗った桜井が3角からインに向けて直線中割り鋭く突っ込む。
…てなわけで、今回は我ながらお見事! という他ない圧勝劇で、二日間で20万超のプラス。29日は現地参戦だったのだが、こりゃ帰りが混まないうちに勝ち逃げだな、と10R終了後にバスに乗り込むと、隣のオジサマが話しかけてくる。
オジ:「惜しかったよぉ。2−6−73なら持ってたんだけどなぁ」
TOM:「あ、3連単なんだ。あれなら2−6の2連単でいいじゃない」
オジ:「そうなんだけどさぁ。2−6−73なら3万シュウだよ。ついそっち買っちゃうよな」
TOM:「当たらない3連単よりも当たる2連単だって」
オジ:「そ、そうなんだけどさぁ…そうなんだけどな…(以後沈黙)」
客は迷っている。そして当たらないと離れていく。
やっぱり3連単はダメでしょ。早期に廃止すべき。BOD氏の大量落車撲滅運動のノリで、こちらでは3連単廃止運動をスタートさせたい。
(奈良の美代子オバサンのビートで。布団を叩きながら歌ってネ)
♪さっさと廃止、3連単! 廃止、廃止、3連単! 売上げ下がるぞ〜♪
注目の国際競輪は早くも第1戦を終了し、奈良決勝ではブルガン(仏)がHS6番手から捲って優勝、そして注目のテオ様ことテオ・ボス(蘭)が出場の松山では、当然のごとく優出したテオ様が、なんと打鐘で誘導にハウスして落車。たぶんオッズ的にも超ウルトラド本命だっただろうに、お客の反応はどうだったんだろうか? 現地にいた人に話を聞いてみたいものだ。そして佐世保決勝では捲るベイリー(豪)の番手から追い込んだ英・マクリーン(名前がイイよねぇ)が優勝。この佐世保では、他2場に比べて日本人の選手層がかなり格下だったのだが、決勝では予想以上に日本勢が健闘。今回の外人勢は例年に比べてややスピード感に劣るような…気のせいか?
全ての競輪&バクチ好きに一度はその目で観てもらいたい国際競輪。今後の日程(全て7月)と主な斡旋選手を。☆印はワタクシの現地参戦予定。
【第2戦】
●京王閣 8〜10(ナイター)☆
ボス、ヌグ、ビノクロフ、市田、石丸
●花月園 6〜8 ☆
ブルバ、ブルガン、ジェリンスキ、栗田、金成
●小倉 4〜6(ナイター)
ベイリー、エスクレド、マクリーン、藤原、紫原
【第3戦】
●川崎 17〜19(ナイター)☆
ブルバ、エスクレド、ボス、小嶋、滝沢
●広島 17〜19
マクリーン、ジェリンスキ、ビノクロフ、三宅達、菊池圭
●久留米 17〜19
ベイリー、ブルガン、ヌグ、石毛、高谷
【第4戦】
●立川 26〜28
ベイリー、ブルガン、ヌグ、佐々木龍、斉藤登
●松戸 23〜25(ナイター)☆
マクリーン、ジェリンスキ、ビノクロフ、海老根、金子貴、友定
●大垣 26〜28
ブルバ、エスクレド、ボス、諸橋、前反
メンバー的にはやはりボスVS小嶋の川崎が一番楽しみ。海老根、金子貴が揃う松戸も日本勢の圧勝まで期待できる。花月園に斡旋予定の栗田は今まさに絶好調。さぁ、世界の豪脚を入場料100円で観られるばかりか、酒呑んで罵声を飛ばすことまでできる夢のイベント。見逃すのはもったいないゾ!
そして国内ネタとしては、競輪学校91期卒業生が今月から全国でデビュー。全78名のうち、覚えておきたい選手は…
●菅田壱道(宮城):父は菅田彰人(47期)、そして菅田順和(36期)は伯父というサラブレッド。教官も「3年以内に特別(G1)を取れる」と豪語する逸材だそう。
●金沢竜二(福島):小嶋、武田以来のゴールデンキャップを獲得した。
●高橋紀史(秋田):三宅伸(64期)の200メートル在校記録を更新。
●橋爪亮(群馬):スピードスケートからの転身。パワー先行。
●神山拓弥(栃木):神山のイトコ。
…といったあたり。彼らがデビューしてしばらくのA級戦では、他のA2・A3選手をブッちぎって逃げる姿が多く見られそう。車券的にも狙い目たっぷり。
というわけで、今回はオール競輪の話題でお送りしましたが、本日からの浜松オート・ゴールデンレース、明日の三国女子リーグ優勝戦も気になるところ。