爽やか過ぎる北海道・旭川から帰ってきたTOMです。久々の単独旅打ち&取材ということでちょっとキンチョーしていたものの、現地では市営競馬組合の方々にも大変お世話になり、濃い取材ができました。とりあえず次回(岩見沢)取材に向け、カメラの望遠レンズを買わないと。

ばんえい競馬の実態を関係者の方々に伺いつつ、この目でも確かめてきた今回の取材。普段は施行者に対して辛口な意見が多い私ですが、市営競馬組合さんの経営努力は想像以上に立派なもので、企画広報担当のスタッフ諸氏は一日中レース場の中を行ったりきたり。各種イベントの仕切り、バックヤードでの業務から、「BANBA王」スタッフとのやり取りなど。そして私のようなフリーライターの取材にも最大限時間を取っていただき、話し相手になっていただける。こういう熱心な方々が運営をされている限りばんえい競馬は安泰…と思いたいのだが、やはり現状は厳しい。素人目に見ても、例えばヒラ競争・2歳未勝利戦の1着賞金が15万円。これで厩舎はじめ、馬側スタッフの食いブチは大丈夫なのか? 観客の入りも寂しい限りで、今回旭川開催最後の重賞があった日曜日で2600人、翌・月曜(ホントの旭川最終日なのに)に至っては入場679人で売上7000万円。これであの広い競馬場と多くの関係者・馬が維持できるのが不思議なぐらいだ。まぁ、昨今の地方競馬の現状はどこも似たようなものか…。
二日間場内で過ごして得た感覚と、以前から思っていたことなどをお話しするべく、事業推進室室長・本川氏にお時間をいただいた。その会話の抜粋は近日中に「公営レース存続委員会・番外編」として掲載の予定だが、特に面白かったのが「ばん馬は一頭100万円以下で買え、厩舎への預託料も月15万円ぐらい」というお話。即座に「買いたい!」と思ったが、現在のところ共同馬主や一口馬主の制度は無いとのことで残念。そういうあたりも整備してゆく必要がありますな。
色々厳しい話も伺ったものの、競馬場自体は非常にのどかで良い雰囲気。空気はカラッと乾き、ビールは良く冷えていて、フランクもジンギスカンも美味。気になる馬券成績の方は、日曜の大負けを月曜日に取り返して大幅プラス。今回の勝利ポイントは「新聞の厩舎コメントをよく読んだ」こと。◎がたくさんついていてもコメントが弱気な馬は外し、ほぼ無印でも良いコメントが載っている馬を絡めて買ったところ、手を出した7レース中4レース的中の大成功。マジです。特に月曜最終レースの馬複馬単ダブルゲットは会心! 久々に旅打ちで勝ったような気が…。

あと、名手・坂本東一騎手の2500勝達成を旭川最後の騎乗のレースで見られたのもラッキー! もっとも広報氏は「できれば岩見沢に移ってから達成して欲しかった」と言っていたが。聞くと、記念セレモニーを達成した次週の日曜日に予定しているのだそうで、今回のパターンだと、「旭川で達成して岩見沢でセレモニー」では、お客が達成競争を観てない人ばかりになってしまうのだそう。なかなか思惑通りにはいかないものだ。

この間、競輪は武雄記念決勝、競艇では近所の戸田で女子リーグ開幕と、帰ってきたらきたで慌しい日々。武雄の決勝はなにか買う気がせず…だって、荒井祟と兵藤の同期ラインって…なんか胡散臭いっしょ? 一応絶好調の兵藤と突っ込んでくるであろう小嶋の2=3だけ買って見ていたら、なんと小嶋が北都留を抑えて先行。そのまま番手の浜口高彰が優勝するという展開で、地元の荒井は何もできず。それにしても4角7〜8番手の位置から直線だけで2着まで伸ばしてきた兵藤の追い込み脚は凄い。まだしばらく好調は続きそうだ。
群馬の絶好調オトコ・もう一人の手島慶介は、同じく昨日の函館F1決勝で、ド本命人気を背負って2着。5対4の2分戦で、関東先行の池崎太郎(東京)が、後ろの競り(手島VS橋本強)を尻目に逃げ切ってしまいました。久々の本命堅めレースだと思い、武雄決勝よりブチこんだ私は惨敗。なんだかなぁ。
競輪といえば、話題のマンガ「オッズ」の最新号(本日発売)。前回「あったら面白いが」と冗談交じりで書いた大量落車シーンが現実に。競輪広報マンガとしての地位を固めつつあったというのに…いいんだろうか? ともあれBOD氏には、ぜひこのシーンも今週の「大量落車ウィークリー」にご掲載いただきたい(笑)。
明日は急遽大宮競輪へ。『週間レース』誌の連載をご覧になった埼玉選手会の方からご連絡をいただき、場内でのファンサービスの模様等をぜひ取材に来ていただきたいとのこと。お話は有難いものの、今の私には当欄ぐらいしか発表の場がないのですが。こりゃ、自分にとっても色々書ける媒体を広げてゆくことが急務ですな。営業営業。
本日この後は若松G1優勝戦をネッ投予定。週末から月曜にかけては戸田、来週は浜名湖グラチャンで、しばらくは競艇中心の生活になりそう。
【若松12R 優勝戦】電投締切20:27 ※数字は今回成績とS発順率
1.松井 繁 421231 2.17
2.辻 栄蔵 223121 3.17
3.上瀧和則 3211121 3.57
4.西村 勝 313262 4.00
5.魚谷智之 1542512 3.86
6.瓜生正義 4513112 3.29
▲132/465
上瀧の前づけはどうでもいいが、瓜生が地元主張で同期・魚谷に対しコースを取ってきそうな気がする。5コースなら2・3着で買える。アタマはイン松井か、上瀧の前づけで1・2コースが深くなれば辻。
3連単 1−6=23 2−6=145

ばんえい競馬の実態を関係者の方々に伺いつつ、この目でも確かめてきた今回の取材。普段は施行者に対して辛口な意見が多い私ですが、市営競馬組合さんの経営努力は想像以上に立派なもので、企画広報担当のスタッフ諸氏は一日中レース場の中を行ったりきたり。各種イベントの仕切り、バックヤードでの業務から、「BANBA王」スタッフとのやり取りなど。そして私のようなフリーライターの取材にも最大限時間を取っていただき、話し相手になっていただける。こういう熱心な方々が運営をされている限りばんえい競馬は安泰…と思いたいのだが、やはり現状は厳しい。素人目に見ても、例えばヒラ競争・2歳未勝利戦の1着賞金が15万円。これで厩舎はじめ、馬側スタッフの食いブチは大丈夫なのか? 観客の入りも寂しい限りで、今回旭川開催最後の重賞があった日曜日で2600人、翌・月曜(ホントの旭川最終日なのに)に至っては入場679人で売上7000万円。これであの広い競馬場と多くの関係者・馬が維持できるのが不思議なぐらいだ。まぁ、昨今の地方競馬の現状はどこも似たようなものか…。
二日間場内で過ごして得た感覚と、以前から思っていたことなどをお話しするべく、事業推進室室長・本川氏にお時間をいただいた。その会話の抜粋は近日中に「公営レース存続委員会・番外編」として掲載の予定だが、特に面白かったのが「ばん馬は一頭100万円以下で買え、厩舎への預託料も月15万円ぐらい」というお話。即座に「買いたい!」と思ったが、現在のところ共同馬主や一口馬主の制度は無いとのことで残念。そういうあたりも整備してゆく必要がありますな。
色々厳しい話も伺ったものの、競馬場自体は非常にのどかで良い雰囲気。空気はカラッと乾き、ビールは良く冷えていて、フランクもジンギスカンも美味。気になる馬券成績の方は、日曜の大負けを月曜日に取り返して大幅プラス。今回の勝利ポイントは「新聞の厩舎コメントをよく読んだ」こと。◎がたくさんついていてもコメントが弱気な馬は外し、ほぼ無印でも良いコメントが載っている馬を絡めて買ったところ、手を出した7レース中4レース的中の大成功。マジです。特に月曜最終レースの馬複馬単ダブルゲットは会心! 久々に旅打ちで勝ったような気が…。

あと、名手・坂本東一騎手の2500勝達成を旭川最後の騎乗のレースで見られたのもラッキー! もっとも広報氏は「できれば岩見沢に移ってから達成して欲しかった」と言っていたが。聞くと、記念セレモニーを達成した次週の日曜日に予定しているのだそうで、今回のパターンだと、「旭川で達成して岩見沢でセレモニー」では、お客が達成競争を観てない人ばかりになってしまうのだそう。なかなか思惑通りにはいかないものだ。

この間、競輪は武雄記念決勝、競艇では近所の戸田で女子リーグ開幕と、帰ってきたらきたで慌しい日々。武雄の決勝はなにか買う気がせず…だって、荒井祟と兵藤の同期ラインって…なんか胡散臭いっしょ? 一応絶好調の兵藤と突っ込んでくるであろう小嶋の2=3だけ買って見ていたら、なんと小嶋が北都留を抑えて先行。そのまま番手の浜口高彰が優勝するという展開で、地元の荒井は何もできず。それにしても4角7〜8番手の位置から直線だけで2着まで伸ばしてきた兵藤の追い込み脚は凄い。まだしばらく好調は続きそうだ。
群馬の絶好調オトコ・もう一人の手島慶介は、同じく昨日の函館F1決勝で、ド本命人気を背負って2着。5対4の2分戦で、関東先行の池崎太郎(東京)が、後ろの競り(手島VS橋本強)を尻目に逃げ切ってしまいました。久々の本命堅めレースだと思い、武雄決勝よりブチこんだ私は惨敗。なんだかなぁ。
競輪といえば、話題のマンガ「オッズ」の最新号(本日発売)。前回「あったら面白いが」と冗談交じりで書いた大量落車シーンが現実に。競輪広報マンガとしての地位を固めつつあったというのに…いいんだろうか? ともあれBOD氏には、ぜひこのシーンも今週の「大量落車ウィークリー」にご掲載いただきたい(笑)。
明日は急遽大宮競輪へ。『週間レース』誌の連載をご覧になった埼玉選手会の方からご連絡をいただき、場内でのファンサービスの模様等をぜひ取材に来ていただきたいとのこと。お話は有難いものの、今の私には当欄ぐらいしか発表の場がないのですが。こりゃ、自分にとっても色々書ける媒体を広げてゆくことが急務ですな。営業営業。
本日この後は若松G1優勝戦をネッ投予定。週末から月曜にかけては戸田、来週は浜名湖グラチャンで、しばらくは競艇中心の生活になりそう。
【若松12R 優勝戦】電投締切20:27 ※数字は今回成績とS発順率
1.松井 繁 421231 2.17
2.辻 栄蔵 223121 3.17
3.上瀧和則 3211121 3.57
4.西村 勝 313262 4.00
5.魚谷智之 1542512 3.86
6.瓜生正義 4513112 3.29
▲132/465
上瀧の前づけはどうでもいいが、瓜生が地元主張で同期・魚谷に対しコースを取ってきそうな気がする。5コースなら2・3着で買える。アタマはイン松井か、上瀧の前づけで1・2コースが深くなれば辻。
3連単 1−6=23 2−6=145