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競艇の未来は明るいか
結局戸田6日間でここでは書けないぐらいの惨敗、ダービーも負けで、どこぞで取り返してやろうかと焦っているTOMです。

 笹川賞優勝戦山崎智也(群馬)が磐石のイン逃げでSG4つめの奪取。早くも賞金王戦進出を確実に。進入は西島義則(広島)が1つインに入って▲124/356。ハナからカドが取りたくてウズウズしている様子だった3号艇・原田幸哉(愛知)があっさり入らせ、下げて4カド。Sは無難なタイミングでトップは西島のコンマ13で、原田がほぼ同体の14、山崎・浜野谷が15。この差ではイン・智也の逃げは決まったようなもので、スリット後やや伸びて1マークマクリ差してきた原田だが「山崎さんとは角度が違った(本人談)」。で、差し届かず。この時点で勝負は決した。

 6日間の総売り上げは161億。昨年の常滑・笹川賞から15億円減と厳しい数字になったが、戸田本場はなかなかの盛り上がりで(TVでは「客が入ってない!」と見えたようだが)、1Fの水面付近をうろついていた私の目で見た範囲では意外と若者が多い。隅田川にカレイの稚魚が大量遡上して話題になっているが、戸田水面にも若者が大量発生! だ。アベック、男女4〜5人連れから、男同士のグループまで、特に「盛り上がりたい」と集まる水辺周辺は半分以上が30代以下の客層に見えた。今回の戸田では周辺住民への積極PRや連日のお笑いショー、そしてメイド隊を組織しての「萌え」系イベントまで、ありとあらゆる手を尽くしたようだが、その効果が少しは出たか? 優勝戦直前には、先日の浜名湖に続いてアニマル浜口氏も現れたようで「気合だ!」の大合唱が場内に。ファンファーレに合わせて若者集団のスタンディングオベーションもあり、何やら中央競馬っぽい雰囲気。売上は下がったかもしれないが、若い層が急激に増えた、というのは今後にとっては明るい材料。あとはあの若い衆にいかにブチこませるか、だね(笑)。

 ブチこませる、という点では明るい材料ばかりではない。レース後、場内〜バス乗り場までの道すがら、今終わったばかりのレースについて語っている客がほとんどいないのだ。普通は「あそこはすごかった」から「あそこでああなってりゃなぁ」まで、様々な感想が語られる時間のはずなのだが。この前、別府場外で地元の競輪オジサマたちの能書き・ウンチクをさんざん聞いた後だったからかもしれないが、何か物足りない。競艇の宿命ともいえる競争の単調さ(私自身は常々「いや、あのスタートから1マークに至る前に様々なデータやドラマがあって…」と説明するのだがね)もさることながら、今回の優勝戦そのものが感動的でなかったのかもしれない。確かに「やっぱりこうなるのか」という結果ではあるし、6日間通しても戸田だというのにイン逃げ天国(準優〜最終日はそうでもなかったが)。優勝戦フライングの制裁を含め、SGの競争体形を考え直すべきだと思いますが。

 府中では「ダービーは1番人気馬が強い」のジンクス通り、メイショウサムソンが逃げるアドマイヤメインをクビ差で追込む。このところ騎手買いしかしない私に「石橋−柴田」なんざ買えるわけもなく。春のG1戦線もあと2戦(安田、宝塚)。こうなりゃ頑固に騎手買いを続けます。1度ぐらい取らせてくれ…。

【2006.05.29 Monday 08:05】 author : TOM | - | comments(0) | trackbacks(0) |
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