公営ニュース

『公営レース賛成派』のブログです。衰退する公営競技の楽しさ・面白さを宣伝し、売上向上→未来永劫存続を目指します
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賞金が安いよ!
 月曜日は船橋オート・さざんか杯最終日に参戦。優勝戦は案の定高橋貢のブッちぎり優勝だったが、対抗視されていた地元の『スタート日本一』こと山田真弘がまさかのSドカ遅れ。脇にいたとっきぃは、この山田のSに全てを賭けた買い方で、ン万円が一瞬にしてパァ。それでも彼のエラいところは、そのままのポーズでレースを最後まで見続けること。普通なら「ケッ、あのバカたれが!」と吐き捨てて、その場を立ち去るところだが。まぁG2の優勝戦だけに観ないともったいないわな。
 
 もったいないはずのグレードレースだが、この優勝賞金がなんと180万円。…ちと安くないか? メンバーは敗者復活で残った軽ハンデ2車を除いてはホントにSG優勝戦並みなのにだ。フトコロ事情の厳しいオート界では仕方ないとも言えようが、それならG2はやめて、その分をG1の賞金に上乗せしたほうがいいのでは。船橋の次開催は来月のG1・プレミアムカップ。これには今回とほぼ同様の全国S級上位選手に加え、更に多くの上位勢が集結するが、確か現在のG1優勝賞金も300万そこそこぐらいでしょ? 競艇のG1は1000万。せめて半分の500ぐらいにはしたいよなぁ。グレードレースと賞金の問題、一考の余地アリでしょう。でも、ただでさえ開催日数少なく、客足も遠のく船橋だけあって、華やかなGレースで興味を引く必要もあるし…。「貧すれば鈍す」にだけはならないで欲しいところだが。

 今回船橋の賞金と言えば、優勝戦よりもっと凄いメンバーで行われた初日ドリーム(濱野・荒尾・木村・浦田・早船・永井・高橋・池田)の1着賞金。たった18万円ですってよ奥様。これはさすがに出走選手の一部からも不満の声が上がっていたとか。せっかく構造改革で上向き加減のオートレース。選手のモチベーションから崩れていかなければいいが。この前の浜松廃止問題などの折には「走れるだけで幸せ」「選手はもっとしっかり走れ!」などという意見もあって、それはまぁ正しいが、でも選手って「職業・賞金稼ぎ」だからねぇ。安い金で真剣に走れ、というのも無理がある。だいいち、客側としても夢がないというか。オート選手になりたい!と志願する若者もいなくなるだろう。形式上の構造改革はうまくいきつつあるが、次は「金銭的な構造不況」をどうするか、を考えなくてはいけない。現在政府が口先では言っている「出銭を減らす」をどんどん実行していかなくてはいけないだろう。死ぬまで何度でも言うが、まずは何にもしない天下り野郎に渡す給料や賞与を選手賞金に回しなさい

 だがとりあえず、この日の船橋は7000人近い入場者数で盛況。年末開催(特に大晦日)もかなり入っていたらしいが私は行かなかったので、こんなに賑やかな船橋オートレース場は久しぶり。一昨年の選手権オート以来じゃないかな? それだけは素直に嬉しかった。まだこれだけオートを打つ人はいるのだ。頻繁に足を運ばせるための方策・宣伝を。

 この日、車券的には当ブログの予想も的中し、勝利。おまけに尼崎優勝戦も穴ゲット(永井、よくやった!)でホクホク。でも、山田真がちゃんとスタート切ってりゃぁなぁ…(本線6−3=2でした)。自分でも「僕の武器はスタート」と言ってるくせにあれはないだろう。ったく、あのスットコドッコイ…とクダまいた船橋駅前居酒屋での反省会。

■大井競馬騎手宅に泥棒 盗んだ金で平和島競艇

 大井競馬所属の立花伸騎手(28)宅に忍び込み現金などを盗んだとして、警視庁大井署は10日までに窃盗容疑などで住所不定、無職の石井武夫容疑者(62)を逮捕した。調べでは、昨年12月13日未明から朝にかけて、無施錠だった東京都大田区内のオートロック式マンションの立花騎手宅に侵入し、現金2万7000円と腕時計などを盗んだ疑い。(中略)石井容疑者は「防犯カメラのないフェンスをよじ登って敷地に入り、鍵の開いている家から盗んだ。盗んだ金は平和島競艇に使った」と供述している。(中略)立花騎手は95年10月デビュー。昨年は6勝で通算171勝。
(2006.1.11 日刊スポーツ)

→これ…笑っちゃまた不謹慎ですか? どうやら犯人は騎手宅だとは知らずに入った模様。そりゃそうだよな。最初から「騎手の家なら金目のものが」と狙ってたのなら、もっと稼いでる騎手のところに入るべ(失礼)。競艇の種銭のために空き巣に入った先が競馬の騎手宅、という偶然がスゴイ。きっとこの犯人は公営競技から離れられない星のもとに生まれたのだろう。シャバに出てきたら、今度はちゃんと働いて舟券買ってね。

==========
1月12日(木)の注目レース

【和歌山11R 和歌山記念決勝】電投締切16:15

←6三ツ石康洋(徳島)−4星島太(岡山)
 7市田佳寿浩(福井)−1渡辺十夢(福井)−5前田拓也(大阪)
 8山内大作(静岡)−2村本大輔(静岡)
 3山崎芳仁(福島)−9諸橋愛(新潟)

わけのわからないメンバーすぎて、ついいつもと違うフルネーム&県名入り(苦笑)。
今回好調の市田が先行か? 名前が素敵な渡辺トムだが、追い込み転向宣言したばかりで番手の競争はどうか。山崎は番手が諸橋(他地区)だけに捲り勝負。同県・村本との連携で山内のカマシもある。決勝でも思い切った仕掛けをする三ツ石の一発も。…うむむわからん。こういう自力型同士が位置の取り合いしそうなレースは番手ボックスだ!
穴は素晴らしいピンキュー(1着か9着)ぶりをみせる三ツ石。


2車単 2=9 2=5 5=9 穴6−12459
3連単 2−459−1459 5−249−1249 

【2006.01.11 Wednesday 22:59】 author : TOM | - | comments(2) | trackbacks(0) |
コメント
確かに賞金が安いという見方もできるわけですが、全体の平均年収をみると、オートレースの場合だと1200〜1300万円ぐらいあります。この数字は日本のプロスポーツの中では競艇に次ぐ数字。

となると、下の連中があまりにも「貰いすぎ」ともいえます。但し今年度はオートレースの場合、大幅な開催削減となったことから平均年収もそれなりにダウンしそうですが。

競輪では、1・2着がほとんどない選手でも年収が7〜800万円もあるという現状。車券にロクに絡みもしないロートルの連中が走っては「休み」を繰返してこれだけ稼いでしまう現状をどう考えればいいのか・・・
【2006/01/13 6:23 PM】 Bank of Dream |
コメントありがとうございます。
確かに平均年収は世間と比べて高いのですが、私的にはそれは、難関をくぐりぬけて選手になった人たちなのだから当たり前、と思っています。カラダ一つで渡る賞金稼ぎの身でもあり、世間以上の高収入はあって然るべきでは?

「車券にロクに絡みもしないロートルの連中が走っては「休み」を繰返してこれだけ稼いでしまう」という件に関しては、これはもう競争得点による足切りの基準をもっと厳しくしてどんどんクビにすればいいと思います。その中で選手として存在している人々に対しては、やはりちゃんとした報酬をあげましょうよ。

それとは別に、賞金が安い、というのは世間的にも公営レースへの注目度を(今よりも更に)低くする原因になると思います。やっぱり「賞金1億だってよ、おい!」というのは何といっても話のタネになりますし、前述しましたが、選手になりたい、という若者の志望動機など、やはり賞金の額が基準になっているわけで。

それなら優勝して180万ぽっちのG2は止めにして、G1をせめて5〜600万ぐらいにした方が全てに対して効果的だと思うのですが。
【2006/01/14 2:08 PM】 TOM |
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