昨日の浦和記念(G2)はオイしゅうございました。武−横山−ペリエの中央3人で決まって3連単23倍。購入時には「こんなん、ヘタすりゃ6〜7倍だろ」と思って、それでも週末の負けっぱなしの悲しさを払拭すべく購入。詳細買い目は武・横・ペBOXのうち武−横−ペを50枚、その他5点を各10枚づつの合計大一枚。お昼過ぎにネット購入して、その後は仕事に集中。気がついたら夕方で「あ、ネット中継見忘れた」と、BBSを見てみると錬磨氏からの結果書き込みが。「よっしゃ、ついたぁぁ!」中継をリアルタイムで見ながら「よし、来たぁ!」というのももちろんいいが、知らないうちにいつの間にか10万以上儲けてる、というのもなかなか良い感じね、うふ。
と、ちょっと謳ったところで今週末のビッグレースといえば全日本選抜競輪at岸和田(3〜6日)。このところ、例のオールスター決勝での松岡彰浩の一件(先行型選手が同地区若手の番手を表明したにもかかわらずレースではその位置を放棄して惨敗。優勝はかの若手の後ろにすんなり収まった神山。世間では色々評価が分かれるようだが、私は松岡の「敵前逃亡」と判断)以来、すっかり競輪からは意識が離れがちな私だが、暮れのグランプリも近くなり、ここらで少しは復帰しておかないと、というわけで、あまり現金張るつもりはないものの4日間じっくり観戦しようと。
しかし、そもそも例年なら12月に入った今頃はすでにGPメンバー9名が確定していて、競輪場でネット上で、そして街中でも「並びはどーだ」とか「展開はこーだ」とかいう話が楽しい師走の日常会話として繰り広げられているはずなのだが、今年はこの時期に賞金レースの天王山を設けたために、選手も客側もなにかせわしないというか「んも〜、さっさと決めろよ!」という感じは否めない。数年前に秋の風物詩であった小倉競輪祭をよりによって真冬の1月に持っていった時も選手・客の双方から大ブーイングだったのに、まだ懲りていないようだ。競輪祭といえば秋! 選抜は真夏! でアタマの中は出来上がっているのに、なぜそれをわざわざはずす? 客は「去年も全日本選抜の頃は暑くてさぁ」とか「涼しくなってきたね。そろそろオールスターか」とか言いつつ季節感を楽しんでいるわけで、そんなのが売り上げにつながっている部分も少しはあるだろう。それをブチ壊してまで日程を変える理由も見当たらないし、まこと解せない。「なんか変えとかないと」ぐらいの意識なんだろうなきっと。
今回だって、この日程のせいでGPの売り上げが下がりやしまいかと心配だ。GPに臨む客側としては、「11月後半に出場選手決定→12月前半に記者会見やら何やらあって並び確定→20日ぐらいまで展開予想→クリスマスぐらいまでに買い目確定→当日までに更に検討して買い足し・買い控え」という流れを過ごすのが楽しく、充実した1ヶ月間あまりなのだが、今年の場合、この日程がぐんと短縮されてしまい、例年のペースで買い目を考えているとGP当日までに思考がまとまらず、結果として買い控えてしまうと。各自が自信を持てる予想を確立するまで時間を与えてあげれば、ただでさえ最後の大一番、どかーんと張るのになぁ…。全く愚かとしか言いようがない。今回結果的に売り上げが下がったら、それは天候やら出場選手やら開催場や宣伝等のせいでなく「前一ヶ月の日程のせいである」と今から言っておこう。
参考までに「GP出場権で判断する全日本選抜」を以下に。
●GP出場確定(G1優勝者)
鈴木誠(千葉)
神山雄一郎(栃木)
後閑信一(群馬)
小嶋敬二(石川)
村本大輔(静岡)
●上記以外の賞金額上位者(11/30現在)
佐藤慎太郎(福島)93,796,622-
伏見俊昭(福島)86,980,222-
武田豊樹(茨城)82,154,222-
岡部芳幸(福島)74,225,500-
兵藤一也(群馬)70,265,000-
小野俊之(大分)69,107,422-
吉岡稔真(福岡)62,558,222-
というわけで、現在のところはG1優勝者5名プラス賞金上位4名、もしくはこれ以外の誰かが今回優勝すればその選手、の合計9名となるわけだ。兵藤・小野は決勝乗れば微妙、吉岡は優勝しないと厳しい。
現在の賞金額のままで確定したとすると
【北日本(というか福島)】佐藤慎、伏見、岡部
【関東】武田、神山、後閑
【南関】鈴木、村本
【中部】小嶋
となるわけで、極端な東高西低…はいいとして、小嶋の後ろに南関2人がつく3分戦になりそう。
選手の心情を考えると、今回の全日本選抜に臨む気持ちがハッキリしているのは…
●小嶋:中部の誰かを優勝させて仲間が欲しい
●神山:失格くらいたくない
●後閑:武田を無事GPに連れていきたい
といったあたりか。あと、上記9人はもちろん「無理・無茶はしません」。逆に他の選手は「多少ムリしてでも狙います」。このあたりの意識の差がどう競争に出るか? 賞金ボーダーの上、今年は同県・後閑との競りで物議を醸した兵藤、不調ながら一発逆転に賭ける小野あたりが強硬なレースをしそうだ。
■全日本選抜競輪特設サイト http://zensen05.com/index.html
と、ちょっと謳ったところで今週末のビッグレースといえば全日本選抜競輪at岸和田(3〜6日)。このところ、例のオールスター決勝での松岡彰浩の一件(先行型選手が同地区若手の番手を表明したにもかかわらずレースではその位置を放棄して惨敗。優勝はかの若手の後ろにすんなり収まった神山。世間では色々評価が分かれるようだが、私は松岡の「敵前逃亡」と判断)以来、すっかり競輪からは意識が離れがちな私だが、暮れのグランプリも近くなり、ここらで少しは復帰しておかないと、というわけで、あまり現金張るつもりはないものの4日間じっくり観戦しようと。
しかし、そもそも例年なら12月に入った今頃はすでにGPメンバー9名が確定していて、競輪場でネット上で、そして街中でも「並びはどーだ」とか「展開はこーだ」とかいう話が楽しい師走の日常会話として繰り広げられているはずなのだが、今年はこの時期に賞金レースの天王山を設けたために、選手も客側もなにかせわしないというか「んも〜、さっさと決めろよ!」という感じは否めない。数年前に秋の風物詩であった小倉競輪祭をよりによって真冬の1月に持っていった時も選手・客の双方から大ブーイングだったのに、まだ懲りていないようだ。競輪祭といえば秋! 選抜は真夏! でアタマの中は出来上がっているのに、なぜそれをわざわざはずす? 客は「去年も全日本選抜の頃は暑くてさぁ」とか「涼しくなってきたね。そろそろオールスターか」とか言いつつ季節感を楽しんでいるわけで、そんなのが売り上げにつながっている部分も少しはあるだろう。それをブチ壊してまで日程を変える理由も見当たらないし、まこと解せない。「なんか変えとかないと」ぐらいの意識なんだろうなきっと。
今回だって、この日程のせいでGPの売り上げが下がりやしまいかと心配だ。GPに臨む客側としては、「11月後半に出場選手決定→12月前半に記者会見やら何やらあって並び確定→20日ぐらいまで展開予想→クリスマスぐらいまでに買い目確定→当日までに更に検討して買い足し・買い控え」という流れを過ごすのが楽しく、充実した1ヶ月間あまりなのだが、今年の場合、この日程がぐんと短縮されてしまい、例年のペースで買い目を考えているとGP当日までに思考がまとまらず、結果として買い控えてしまうと。各自が自信を持てる予想を確立するまで時間を与えてあげれば、ただでさえ最後の大一番、どかーんと張るのになぁ…。全く愚かとしか言いようがない。今回結果的に売り上げが下がったら、それは天候やら出場選手やら開催場や宣伝等のせいでなく「前一ヶ月の日程のせいである」と今から言っておこう。
参考までに「GP出場権で判断する全日本選抜」を以下に。
●GP出場確定(G1優勝者)
鈴木誠(千葉)
神山雄一郎(栃木)
後閑信一(群馬)
小嶋敬二(石川)
村本大輔(静岡)
●上記以外の賞金額上位者(11/30現在)
佐藤慎太郎(福島)93,796,622-
伏見俊昭(福島)86,980,222-
武田豊樹(茨城)82,154,222-
岡部芳幸(福島)74,225,500-
兵藤一也(群馬)70,265,000-
小野俊之(大分)69,107,422-
吉岡稔真(福岡)62,558,222-
というわけで、現在のところはG1優勝者5名プラス賞金上位4名、もしくはこれ以外の誰かが今回優勝すればその選手、の合計9名となるわけだ。兵藤・小野は決勝乗れば微妙、吉岡は優勝しないと厳しい。
現在の賞金額のままで確定したとすると
【北日本(というか福島)】佐藤慎、伏見、岡部
【関東】武田、神山、後閑
【南関】鈴木、村本
【中部】小嶋
となるわけで、極端な東高西低…はいいとして、小嶋の後ろに南関2人がつく3分戦になりそう。
選手の心情を考えると、今回の全日本選抜に臨む気持ちがハッキリしているのは…
●小嶋:中部の誰かを優勝させて仲間が欲しい
●神山:失格くらいたくない
●後閑:武田を無事GPに連れていきたい
といったあたりか。あと、上記9人はもちろん「無理・無茶はしません」。逆に他の選手は「多少ムリしてでも狙います」。このあたりの意識の差がどう競争に出るか? 賞金ボーダーの上、今年は同県・後閑との競りで物議を醸した兵藤、不調ながら一発逆転に賭ける小野あたりが強硬なレースをしそうだ。
■全日本選抜競輪特設サイト http://zensen05.com/index.html