大村・競艇名人戦は最年少・大嶋一也が本番まさかの前付けイン(スタ展では枠ナリ3コース)からトップSを決めてイン逃げ。「ペラを変えてピット離れが良くなったのでイチかバチかで行った」とのコメントで、このあたりはヤングパワー(笑)というか、周囲の先輩・大御所たちにはそこまでの貪欲さが足りなかったような気もする。競艇国宝(準優勝利者インタビューのアナウンサーは「日本プロスポーツ界の至宝」とまで言っていた)・加藤峻二先生は「2コースに入ればよかった…」のコメントを残したが、来年は大嶋同様の貪欲さでぜひまた再チャレンジをお願いしたい。
ふるさとダービー観音寺は、大ギアで逃げる山崎芳仁の3番手からバック自力発進の加藤慎平。その後ろの山田裕仁が直線突き抜けて初のG2奪取。完全復活の脚を見せた。中部は機動力という点では一時期よりも落ち気味な現況(小嶋敬二だけは別格の凄さだが)ではあるが、司令塔の完全復活で今後のビッグ戦線は楽しみ。このところの北日本中心の流れにはちょっと飽きかけていただけに、ガンガンかき回していただきたい。
そして両開催の売上げを見れば、大村が目標85億に対し5億近いプラスの89億8000万、観音寺が目標126億に10億足らずの115億8000万と明暗を分けた。「進入がバラエティに富み、年間でも最も面白い」名人戦と「最近すっかりマンネリ化しつつある」競輪G2。単純に言えばそういうことで(ちなみに興味と欲望のみに任せて今回両開催を打ち続けた私の総購入額は、大村:大8枚 観音寺:大4枚 であった)、競輪はもちろんこのマンネリを打破すべくグレードレース体系の見直しを早急にしなければならないし、競艇も今回の売上増を見れば、やはり枠ナリ中心のレースでは面白くないのだ、と考える必要がある。
最後まで予告どおり大ギアを通した山崎芳仁。決勝2着の結果を受け、さすがの中野浩一氏あたりも日刊スポーツ紙上で「山崎が大ギアを極めたいというのは分かった」「主導権を握って2着に粘っている実績には文句は付けられない」と、「わかった・頑張れ」の論調。私は今後も基本的にブチこむ気はしないが。だってあの大ギアでの走り、この先他の選手がもっと慣れてくれば、いくらでも潰しようがあるしな〜。番手につける選手だって、山崎が潰されれば一蓮托生、逃げきったり捲りきったりしても差せない…では「付けたくねぇなぁ」と私なら思う(2・3着勝ち上がり戦なら付けるけどネ)。ラインの結束的にも問題大アリ? まぁ、他にもレースは沢山あるし、彼が出るレースはしばらく様子見で買わずにおこう、というのが正直なところ。どこかで競輪について書く機会があったり、初心者に教えたりする時には「こういう特徴ある選手」とクローズアップはしますが。
さて、明日からは黄金週間ビッグ戦線がスタート。
川口ではオールスターオート。ファン投票ベスト3は田中茂(飯塚)、片平巧(船橋)、伊藤信夫(浜松)ということで、最近の実力的にはやや…だが、まだまだ人気は高い片平。意気に感じての好走にまず期待。そして昨年はまさに「一人勝ち」だった田中茂だが、今年は優勝3回の実績はあるものの、同じ飯塚の浦田信輔に対して分が悪い。今月初めの地元優勝戦でも、早めにトップに立つも、その浦田に捌かれた。走路が変わってどうなるかは未知数だが、この二人の力関係が優勝戦線に大いに影響しそう。そして興味あるのは地元川口勢の台頭。すっかり本格化した青木治親も当然気になるが、先日の一般戦で完全優勝した森且之がかなりヤリそうな雰囲気。今年からCMのキャラクターとしても出始め、芸能界時代の例の所属事務所からの圧力カンケイはもうなくなったのか? …といったあたりを含め一皮ムケた感じなのだ。S切れる位置からなら一気の速攻大アリで、今までのイメージは捨てて買ってみたい。その他超級では、船橋の池田・永井が不振、今回岡部なき山陽では松尾啓史のスピードと捌きが魅力。
そして西武園記念。地元期待の平原康多は、先日も書いた通り、なにかレースが荒っぽいというか、イマイチ信頼のおけない昨今。8分以上は復活しているとみる(しかも選手権決勝の件もある)村上義弘あたりと同乗したらどういう競争をするか? 番手候補筆頭は手島慶介だが、こちらも近況下がり調子、ということで優勝戦線には波乱がありそう。私的優勝候補筆頭は、観音寺でも良かった新田康仁。同県・栗田雅也の番手を回ることもありそう。
とはいえ、今週はGW前の各種〆切が重なり仕事しながらネット投票の日々。昨日まで松戸・函館の両ナイターでかなりヤラれ、連休の種銭に不安が…。でも、最近前にも増して、打ってるぶんにはヒラの方が楽しいんだよなぁ。
ふるさとダービー観音寺は、大ギアで逃げる山崎芳仁の3番手からバック自力発進の加藤慎平。その後ろの山田裕仁が直線突き抜けて初のG2奪取。完全復活の脚を見せた。中部は機動力という点では一時期よりも落ち気味な現況(小嶋敬二だけは別格の凄さだが)ではあるが、司令塔の完全復活で今後のビッグ戦線は楽しみ。このところの北日本中心の流れにはちょっと飽きかけていただけに、ガンガンかき回していただきたい。
そして両開催の売上げを見れば、大村が目標85億に対し5億近いプラスの89億8000万、観音寺が目標126億に10億足らずの115億8000万と明暗を分けた。「進入がバラエティに富み、年間でも最も面白い」名人戦と「最近すっかりマンネリ化しつつある」競輪G2。単純に言えばそういうことで(ちなみに興味と欲望のみに任せて今回両開催を打ち続けた私の総購入額は、大村:大8枚 観音寺:大4枚 であった)、競輪はもちろんこのマンネリを打破すべくグレードレース体系の見直しを早急にしなければならないし、競艇も今回の売上増を見れば、やはり枠ナリ中心のレースでは面白くないのだ、と考える必要がある。
最後まで予告どおり大ギアを通した山崎芳仁。決勝2着の結果を受け、さすがの中野浩一氏あたりも日刊スポーツ紙上で「山崎が大ギアを極めたいというのは分かった」「主導権を握って2着に粘っている実績には文句は付けられない」と、「わかった・頑張れ」の論調。私は今後も基本的にブチこむ気はしないが。だってあの大ギアでの走り、この先他の選手がもっと慣れてくれば、いくらでも潰しようがあるしな〜。番手につける選手だって、山崎が潰されれば一蓮托生、逃げきったり捲りきったりしても差せない…では「付けたくねぇなぁ」と私なら思う(2・3着勝ち上がり戦なら付けるけどネ)。ラインの結束的にも問題大アリ? まぁ、他にもレースは沢山あるし、彼が出るレースはしばらく様子見で買わずにおこう、というのが正直なところ。どこかで競輪について書く機会があったり、初心者に教えたりする時には「こういう特徴ある選手」とクローズアップはしますが。
さて、明日からは黄金週間ビッグ戦線がスタート。
川口ではオールスターオート。ファン投票ベスト3は田中茂(飯塚)、片平巧(船橋)、伊藤信夫(浜松)ということで、最近の実力的にはやや…だが、まだまだ人気は高い片平。意気に感じての好走にまず期待。そして昨年はまさに「一人勝ち」だった田中茂だが、今年は優勝3回の実績はあるものの、同じ飯塚の浦田信輔に対して分が悪い。今月初めの地元優勝戦でも、早めにトップに立つも、その浦田に捌かれた。走路が変わってどうなるかは未知数だが、この二人の力関係が優勝戦線に大いに影響しそう。そして興味あるのは地元川口勢の台頭。すっかり本格化した青木治親も当然気になるが、先日の一般戦で完全優勝した森且之がかなりヤリそうな雰囲気。今年からCMのキャラクターとしても出始め、芸能界時代の例の所属事務所からの圧力カンケイはもうなくなったのか? …といったあたりを含め一皮ムケた感じなのだ。S切れる位置からなら一気の速攻大アリで、今までのイメージは捨てて買ってみたい。その他超級では、船橋の池田・永井が不振、今回岡部なき山陽では松尾啓史のスピードと捌きが魅力。
そして西武園記念。地元期待の平原康多は、先日も書いた通り、なにかレースが荒っぽいというか、イマイチ信頼のおけない昨今。8分以上は復活しているとみる(しかも選手権決勝の件もある)村上義弘あたりと同乗したらどういう競争をするか? 番手候補筆頭は手島慶介だが、こちらも近況下がり調子、ということで優勝戦線には波乱がありそう。私的優勝候補筆頭は、観音寺でも良かった新田康仁。同県・栗田雅也の番手を回ることもありそう。
とはいえ、今週はGW前の各種〆切が重なり仕事しながらネット投票の日々。昨日まで松戸・函館の両ナイターでかなりヤラれ、連休の種銭に不安が…。でも、最近前にも増して、打ってるぶんにはヒラの方が楽しいんだよなぁ。