公営ニュース

『公営レース賛成派』のブログです。衰退する公営競技の楽しさ・面白さを宣伝し、売上向上→未来永劫存続を目指します
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若者よ、打て! そして誘え!
 本日は嫁と一緒に髪を切りにお出かけ。嫁からは聞いていたのだが、近所の行きつけの美容室にレース好きの若い衆がいるらしい。前回行った時に「ウチの旦那も好きで好きで」と話が盛り上がったとのことで、ならば本人が一度は顔を出さないと、というわけだ。予約の時間に店に入り、早速イスに座って髪型の注文などしていると、後ろから白い網帽子の若い衆が近づいてくる。「あ、ブログいつも拝見してます!」。来たな、とは思ったが、やはり「ブログ読んでます」の一言は嬉しいもので、気分は真鍋かをり状態(アクセス数はゼロが4つか5つぐらい違うが)。その後も髪を切られている私に何かと話しかけてくる彼。「矢口(啓一郎)はイイですかね?」「永井(清史)は最近イマイチですね」など、競輪の話が中心だが、基本的には全競技打ちのようで、何やら色々話したくてウズウズしている様子。仕事中でもあり、隣で嫁の髪を切っている店長さんに怒られるのでは、とちょっとハラハラしていたのだが、なかなか理解ある店長さんのようで、ニコニコしながら聞いている。私の担当の女性美容師さんも、彼らに大井競馬などに連れられて行ったことがあるそうで、前回の『公営レースG7』で書いた公営競技衰退要因の一つ、「職場の人間関係の希薄化」を逆行させるような、なんと素晴らしい職場であることよ! もちろん私の事務所もそうだけどネ。

 その「人間関係希薄化」だが、確かに昔のように先輩・上司が後輩・部下を誘って行く時代ではないのかもしれない。しかしこちらのお店のように、若い衆自身が元から好きなら、こうして周囲を誘って連れてゆく。若者に対する広報活動はそれなりに有効、と感じた次第。「公営競技ライター」としての自分自身の活動方向を色々と考える昨今であるが、レース系メディアだけでなく、一般情報誌、若者誌、男性誌など、従来あまり公営競技が紹介されることのなかった媒体にレース絡みの企画を持ち込み、スペースを確保してゆくという動きを少しづつでもしてみたいと思う。本業で色々コネもあることだし。

 そんな彼自身は浅草の美容室勤務ということもあり、よく行く賭場は仕事帰りのラ・ピスタ新橋だそう。今日も一番気になるのは大垣記念よりも小倉ナイター最終日らしく、「決勝は小野からでいいですかね?」との問い。私は今回の小倉は全く気に留めていなかったので返答できなかったのだが、先程中継を見ていたら、その小野俊之(大分)は、話題の北津留翼(熊本)率いる九州ラインの3番手。番手は地元・城戸崎で、いちおう2段掛け体勢の小野有利並び。競争は北津留が絶妙のタイミングで仕掛けて鐘2Cから先行。普通ならバックで城戸崎の番手捲り…という展開なのだろうが、さすが「世界の脚」最有力候補の北都留、バックでも全くタレずにそのまま3角過ぎまで一本棒。こうなれば城戸崎が追込むだけで、ゴールはさすがの小野も一輪差まで迫るのがやっと。城戸崎−小野−北都留と、スジのズブズブで決着。小野から買いたそうだった彼は取っただろうか? ちゃんとウラも買ってた? それにしてもあそこから逃げて3着に残った北都留の粘り脚! うーむ、やはり大器だ。ちなみにレース映像はこちら。

 帰り際にお勘定をしている最中にもまた近づいてきて「大宮のラーメンってそんなに美味しいんですか?」と聞いてきた彼(名前を聞くのを忘れた!)。では、今度休みの時に一緒に大宮でも。ま、基本的に「いつでも・どこでも・誰とでも」がポリシーの私なので、いつでも連絡ください。

 美容室から帰宅した後は、今日もまた『BANBA王』でばんえい観戦。すっかりハマってます。先日「あれはダメ」とケナした司会の山田まりやだが、今日あたりはかなり良くなっており、先日の苦言は撤回いたします。最終レースで馬単41倍をゲットし、美容室代と嫁に奢った昼食代をキレイに補填。よしよし。

■道営ホッカイドウ競馬:ファン拡大へ懸命のPR /北海道

 累積約200億円の赤字を抱える道営ホッカイドウ競馬がファン拡大に向けPRに懸命だ。イベント開催などを知らせる4月の報道発表は15件に達し、1カ月で昨年度の発表件数(21件)に迫る勢い。道競馬事務所は「馬券を買ってもらわない限り収入増の道はない。ファンの方に喜んでもらえる競馬を提供したい」と力が入る。

 ◇こどもの日にポニーレース−−札幌
 ◆ピクニック気分で
 3日に始まる札幌開催では家族連れをターゲットにした多彩なイベントを用意。キャラクターショーのほか、こどもの日の5日には浦河ポニー乗馬少年団の小6〜高1の男女がポニーレースを披露する。無料配布される「ポニー券」に記されたポニーが上位入賞すると特産品が当たる。同事務所は「お弁当を持ってピクニック気分で来てほしい」と呼びかける。

 ◇「産地別競走」で地元を開拓−−門別
 ◇「バルク」のショーケース−−新千歳空港
 ◆道内外で掘り起こし
 4月19日に門別競馬場で初実施した「産地別競走」は出走馬を「門別」や「新冠」など生産地で区分。地元ファンの掘り起こしに成功し、門別開催(全4日間)の発売額4億1540万円は当初計画を16%上回った。
 新千歳空港にはコスモバルクのショーケースを設置した。「バルクの名は道外でも有名。馬産地に足を運んでもらうきっかけとなれば」と同事務所。今夏には南関東4競馬場の電話投票システム「SPAT4」と提携する予定で、道外での販売拡大に期待がかかる

 ◆広報範囲を拡大
 道は昨年、06年度から3年以内に単年度の収支均衡の見通しを付けることなどを条件に道営競馬を当面存続をさせる方針を決めた。歳入(06年度当初予算156億円)の8割を占める馬券収入が存廃の鍵を握る。同事務所は従来の方法では「PR不足が否めない」として広報態勢を強化。趣向を凝らした企画を増やし、積極的に情報発信している。
(2006・05.03 毎日新聞)

→基本的に人口密度の薄い北海道で、あの手この手を尽くして奮闘する道営競馬。「広報範囲の拡大」は急務で、ようやく具体的に動き出した感じ。ネットでの完全ライブ中継やネット投票システムの整備などは完成しているので、あとは道外での場外発売体制の整備とPRだ。全国の競馬ファンの間でも「馬産地・北海道」への注目度は高く、例えばかなり競馬にハマっている層の間では「一度日高へ行ってみたい」というような旅願望もよく耳にする。大手旅行会社と提携しての馬産地ツアー(もちろん競馬場観戦も組み込む)を広く展開する、上記のような各種サービス企画をネットユーザーに対しても展開するようにする、など、存続ギリギリの「今」、目一杯実行していただきたい。
 
 小倉といえば、先ほど中継後に様々なファン向け告知をしていた。中でも目を引いたのが「吉岡稔真選手の全日本選手権競輪優勝記念パーティーに抽選でファン50名様をご招待」というもの。おお、太っ腹じゃん、さすが吉岡! と思っていたら「会費1万円」ですと(苦笑)。勝って何千万から稼いだんだからさぁ、50人ぐらい無料招待してやれよ、吉岡。

 明日は大垣記念決勝もさることながら、多摩川で女子リーグ開始! 今週はココ中心で。なるべく本場にも行きたいものだ。

==========
5月9日(火)の注目レース

【大垣11R 開設記念決勝】電投締切16:20
←4永井清史−1加藤慎平−7山口富生−5青木佳辰−8岩本和也
 2稲垣裕之−9荒井崇博−3合志正臣−6佐藤康紀

 記念決勝で2分戦とは久しぶり。5車並んだ中部は、当然何かしら作戦がありそう。稲垣が前受けしたら、まず青木が出て稲垣にフタ。永井が7番手から先行体勢に出たところでドッキング、とかね。今回は個人的には加藤慎平のための開催、という気がしているのだが(このところ失格続きだしね)、この並びだと逆に色々ありそうなので、消去法で。位置的には加藤の絶対有利は動かず、すんなりなら山口とのワンツー。捲る稲垣を加藤が張れば、潜り込む荒井−合志だ。特に合志の脚色が良く、位置的にも穴はここ。連下穴は同じく脚色から青木。本命スジをおさえつつ、これら穴選手を狙いたい。

2車単 1−7 1=3 9=3 大穴9−5 3−5
3連単 1−7−3 9=3−175 
大穴:加藤がやんちゃして永井の逃げ残り 7−4=5 7=3=4
【2006.05.08 Monday 22:43】 author : TOM | - | comments(0) | trackbacks(0) |
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