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『公営レース賛成派』のブログです。衰退する公営競技の楽しさ・面白さを宣伝し、売上向上→未来永劫存続を目指します
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盛り上がるぞ女子戦!
 昨日発売の「ヤングサンデー」誌で競輪マンガ『オッズ』が連載開始。作者は『ラグタイムブルース』『B.B』の石渡治氏。『ギャンブルレーサー』終了後の競輪にメディア的救世主となるか!? ちらっと読んだところでは●主役の若手競輪選手は元・アマチュアの全国レベル●夢はライバルと共にツール・ド・フランスを走ること●だがそんな矢先事故で家族を亡くし●夢を諦め輪界へ●そのライバルの青年もどうやら亡くなっている模様…といったストーリー。石渡氏自身も自転車が趣味ということだが、競輪はやるのだろうか(車券をたしなむのだろうか、ということだ)? 単なるヒューマンドラマに終わらせず、競輪そのもののカッコよさ・面白さを描いて欲しいものだ。『モンキーターン』が青少年層に与えた影響を考えると(最近は、あれを読んで選手を志したという候補生が本当に多い)、できれば少年誌でやって欲しかったところ。それにしても『オッズ』ってタイトルも凄いね。何か競輪用語をタイトルに、ということなのだろうが、何もオッズにせんでも。みんなも他に良いタイトル候補は、と考えてみよう。『敢闘門』なんてどうだ? 『イン待ち』『出渋り』とか…ダメか(笑)。最近の流行りでは『ハンドル投げ』もいいかもしれん。逆に嫌なタイトルは『OKERA』とかかな。横文字にしたってイヤなものはイヤだ。まぁとにかく、久々の一流どころの作家による公営競技マンガの開始で嬉しいのだが、タイトルがイマイチかな、と思いマシタ。

 本日はひな祭りということで、女の子の話を中心にしようかと思ったのだが、なにせ女子王座戦の真っ最中。毎日一日中中継を観ていると、今回は特に勝利者インタビューを公開にしたり、水神祭(初勝利を挙げた選手をお祝いに皆で水に放り込む儀式)の模様をこまめに流したりと、より選手の素顔が見えるような企画が満載。これも女子戦ならではで、野郎が水に飛び込むトコ見たって面白くもなんともない(笑)。

 やっぱり競輪・オートも盛り上げるためには女子戦を設けるべきでしょう。競輪は弥彦の「すぴりっつ」にその端緒を見る事ができるが、単なるショーみたいなもんで本格的な競争には程遠い。昔は女子競輪が実在したことだし十分可能だろう。スケートの大菅、岡崎などを優遇スカウトして競輪学校へ。昔の女子競輪みたく女子だけ隔離してしまうのではなく、男子との混合戦も積極的に。大菅あたりなら十分できそう。女子選手も単なる客寄せではなく、実力で男子の世界へ切り込んでゆく者も出てくるはずで、数年前に競艇で寺田千恵選手が女子史上初めてSG優勝戦に進出した時のような感動を目標に。隔離しちゃうと最初は目新しさで注目されるけどすぐ飽きられちゃうだろう。「女子が並み居る男子にもまれながら(やらしい意味ではないよ・笑)強くなってゆく」というサクセスストーリーの要素がないとね。

 オートだって女子選手の登用は可能だと思うし、競馬(特に地方)ももっと女性騎手を採用して強くなるような指導をするべき。宮下瞳クラスの騎手が各競馬場に4〜5人はいたっていい。なんつってもお客の大半はオトコなんだから。女子が走っているというだけで興味が倍増するのは必至だし、マスコミの扱いも間違いなく増える。以前、『賛成派』を本にしないか、という話を某出版プロデューサー氏からいただいたのだが、その打ち合わせをしている際に「競艇は女子もいるんですよ」と話すと「お、それは面白い! それだけで何か企画を一発」と色めき立っていたもんな(結局その本は版元の出版会議を通らずボツになってしまったそうな。ちぇっ)。女性のプロスポーツが特に脚光を浴びている昨今、やらない手はない!

 この前当欄でも書いた「静岡県伊豆市の職員が勤務中に競輪サイトにアクセス」事件が朝のニュースワイドで扱われていた。司会の小倉智昭が「静岡って競輪学校もあって、盛んな土地だからねぇ」とフォローになっていない(笑)コメントを出していたが、出演者の大方が「厳正なる処分をすべし」とのご意見。「こんな、職場で打てるような投票サイトなんかがあるからいけない」という類の意見が出やしまいかとハラハラしていたのだが、そこまでは話がいかずにホッ。九時五時勤務・完全週休二日の公務員に公営競技好きが多いのは当然のごとくだが、やっぱりホラ、立場が立場だし、自重してくださいな。こういう事件で目立っちゃうとまたギャンブル反対派が喜んじゃうのでね。

さぁ本題に戻りましょう。浜名湖女子王座戦3日目は、いきなりイン逃げが6本と急増。これは私の予想が外れたワケではなく、終始吹いていた追い風のため、とちょっと言い訳してみる。やっぱり風はね、よく確認しないといけませんな。そんなわけで1・2Rと連続でイン逃げが決まったのを見てから急遽インも考慮しはじめた結果、なんとかプラスに。まぁ強風のインとはいえ、逃げられたのはやはり実力上位の選手が多く(濱村、向井、寺田あたり)、インが強くなったというより、強い人が順当に勝ち始めたということ。

 本日4日目は予選最終日、いわゆるひとつの「勝負駆け」。準優当確組でも、なるべく良い枠をゲットするために手抜きはできないところで、実力上位選手とボーダーライン上の選手をうまく絡めて当てたいもの。とはいえ、ワタクシ的には実は勝負駆けの日は苦手。準優・優勝戦に備えてちょっと休憩も兼ねてに回るつもり。6日間同じペースで打ち続けるのもちょっとね。

 3日目で気になった選手・レースをいくつか。

●悪天候のせいか事故連発。今回好S連発していた小松原がF(3R)、4Rで藤田、5Rで金田、9Rで渡辺が落水・転覆。いずれも好調だった選手だけに減点が痛い。勝負駆けには注目。
●永井聖美が不安視されたイン戦でやはりのSドカ遅れ。日高・高橋にイン譲ってセンター戦に回ればよかったのに。
●依然絶好調なのは横西。10Rでは自身2コースから、スリットは前だったイン・水口を差しでなくマクリで仕留める。とにかくハンパじゃない伸びとテクニック
●ワースト機の田口が徐々に…いや、かなり良化。
●最終12Rは5コース・谷川がコンマ04のスリットで内4艇の錚々たるメンバーを一気にマクリきる爽快な競争。

 そして気になるここまでの得点率。ボーダーは6.50前後になりそうで、無事故完走で準優当確は日高、谷川、横西、永井。ほぼ当確が濱村、海野。以下、鵜飼、角、栢場、浅田、寺田の順。

==========
3月3日(ひな祭り)の注目レース

4日目は舟券的には一休み。この2レースで堅いところを取って準優戦に備えたい。

【浜名湖9R 予選】
1.浅田千亜希
2.定野久恵
3.大瀧明日香
4.永井聖美
5.大山博美
6.岸 恵子

▲123/456

買わなきゃもったいないオバケが出る永井のカド戦。イン・浅田との一騎打ち

3連単 1=4−25

【浜名湖11R 予選】
1.吉原美穂子
2.日高逸子
3.中谷朋子
4.藤田美代
5.茶谷 桜
6.谷川里江

▲126/345

ここも日高で堅い。前づけいかなくても谷川との絡みで

3連単 2−6=13
【2006.03.03 Friday 00:15】 author : TOM | - | comments(0) | trackbacks(0) |
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