公営ニュース

『公営レース賛成派』のブログです。衰退する公営競技の楽しさ・面白さを宣伝し、売上向上→未来永劫存続を目指します
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公営競技界2006年の希望・その1
 ばんえい・帯広記念は大方の…いや、私の期待を裏切りミサイルテンリュウが勝利。2着には大外逃げたヨコハマボーイ。4・7番人気の連対で馬単は7230円。共に買い目には入っていたものの、この2頭の組み合わせは買えまへん、というわけで惨敗。ぐりぐり本命のサダエリコは何と9着。2障害で力尽きたアンローズ共々、岩見沢記念のワン・ツー馬がビリとブービーという結果に。うーむ、ばんえいは信じられないことが起こる。

 そして、今日も今日とてばんえい競馬。正月の重賞第二弾「銀河賞」(5歳オープン)。こちらも私的本命馬である(新聞では▲ぐらい)6.キングファラオから馬連・馬単各数点で勝負したものの、なんと第2障害前で怖気づいて(るように見えた)しまい、大差のラス着。この様子には、さすがの温厚な私も「そんなバカ馬、さっさと肉にしちまえ!」と心の中で怒鳴りました(隣に子供がいたので・笑)。いやいや、正月早々怒っちゃイカン、怒っちゃ。

 そんなわけで、一通り正月賭博を自宅で楽しんだ本日。予告していた「公営競技界2006年はこうなってほしいベスト10」を始めることにしよう。かなり実現不可能なことも書くかもしれませぬが、面白読み物としてお付き合いください。

 結果は大荒れだった先日の競輪グランプリ。自分が取ったから言うわけではないが(小謳)、「面白かった」。昨年1年、中央競馬にハマっていたから余計思うのだろうが、あの「かなり前から情報がたくさんあって色々予想が楽しめる」という状況がね。まぁ今年は全日本選抜の日程が12月にずれこんで、例年よりも出場9選手の決定が遅かったとはいえ、本番の30日まではたっぷり3週間以上。とりあえず並び(ライン構成)はわかるわけだし、その間に記者会見やら新聞・雑誌の特集記事などもあり、徐々に気分を盛り上げてくれる。当「賛成派」BBSのGPスレッドも伸び放題だった。こうして迎えたGP本番、時間をかけて練りに練った予想に金を張るにあたっては、もう否が応でも緩むサイフのヒモ(笑)。私なんざ、家出る前にネット投票で全部買っちゃいましたよ(現地であたふたするのもイヤだしネ)。普段だと数千円の投資でも「購入」ボタン押す前にはちょっとためらうのに、総額その数十倍にもかかわらず「悔いはない!」と、あっさりクリック。晴ればれした気持ちで「さぁ、あとはこの目でレースを観るだけ」と、軽い足取りで平塚に向かったのでした。

 何が言いたいかというとつまり、「こういうレースが月に1つぐらいあってもいい」ということ。組み合わせはなんでも構わないので(まぁS1クラスにして欲しいが)、月一回どこかの競輪場で通常開催最終日に一発勝負の競争を一つ設ける。仮に『マンスリーGP』と名づけよう。その番組・並びを1ヶ月前から新聞や「競輪らんど」などで発表しておく、と。競輪好き同士飲みに行っても「今度のマンスリーはどうよ」と話題になるし、競輪への興味が継続する。そして、常に情報を流しておけば「競輪でもやってみようか」という初心者も増えるだろうし、最初はマンスリー戦だけしか買わないような(競馬でG1しか買わないような)層の中から、通常開催の方まで手を伸ばしだす人も出てくるだろう。競輪好きには毎月の祭りとして、そしてファンの裾野を広げるためにも面白いと思うのだが。戦略的にはメディア(スポ新系)の全面的協力が必要。中央競馬のせめて4分の1でもいいから「マンスリーGP」の予想・展望記事に割いていただければ。もちろん競艇・オートでもこの企画は可能。

公営競技界2006年の希望・その1 
『月イチで一発勝負を!』



■自転車競技未経験 いわきの岡田さん競輪学校合格

 日本競輪学校(静岡県伊豆市)の入学試験(92期=2006年春入学)にこのほど、福島県いわき市の無職岡田哲夫さん(23)が合格した。自転車競技未経験で、年齢的にも最後の挑戦だった。2年前に会社を辞め、トレーニング一筋の生活を送ってきた努力が実った。岡田さんは「スタミナを武器に追い込むスタイルで勝負したい」と、早くも競輪場のバンクを疾走する自身の姿を思い描いている。

 岡田さんは小学3年から高校1年までサッカーを続けていたが、自転車競技の経験は全くなかった。同市の平工高を卒業し茨城県内の会社に就職。2年後に、いわき市の平競輪場の場外用画面で見たS級1班で活躍する伏見俊昭選手=福島・白河実高出=の力強い走りを見て、自転車競技の魅力に取り付かれた。

 「実力がすぐに結果に出る勝負の世界にあこがれた」と転身を決意。いわき市のトレーニングジムで毎日5時間の筋力トレーニングを積んだ。
 ジムを経営する大谷博行さん(57)は「当初はジムで鍛えてる女性よりも非力だったので、あきらめさせようと思った。本人の意志が強く、私も本気でサポートすることにした」と話す。

 競輪学校には全国から毎年75人が入学する。入試は、主に自転車競技経験者が受験する定員70人の「技能の部」と、他のスポーツ経験者らが集う定員5人の「適性の部」がある。10―11月に実施の1、2次の試験で、岡田さんは「適性の部」に挑んだ。同部には全国から約80人が受験、北日本での合格者は岡田さんただ一人だった。今後、学校で1年余り鍛錬し、07年の夏にデビューする。

 26日に合格の知らせを受けた岡田さんは「受験は3回目だったが、年齢制限があり最後のチャンスだった。学校でさらに力をつけて、地元の平競輪場でぜひ勝ちたい」と、夢を膨らませている。

(2005.12.29 河北新報)

→う〜ん、いい話だ。今までは「高校自転車部→地元の競輪選手に弟子入り→競輪学校受験」みたいなのが王道パターンだったのだが、これじゃ世界が狭すぎ。世間的注目度を高めるためにも(ちょっと畑違いの人が受かっただけでこうして新聞記事になるぐらいだし)やはり門戸は広くするべき。年齢制限も近い将来撤廃すべきでしょう。俺も今から選手目指そうかな(←無理)。


■浜松オート存廃問題:北脇市長「委託はリスクない」−−行革審に存続理由回答

 民間委託によるオートレース存続を決定した浜松市の北脇保之市長は28日、決定の経過が不透明として説明を求めた行財政改革推進審議会(鈴木修会長)に対する回答を事務局に提出した。
 回答では、判断の前提条件を理由にすりかえているとした行革審の意見に対し、委託は「諮問後に新たに示された経営手段」と反論。赤字のリスクがないことから存続を決断したと説明した。
 国などとの交渉では、民間企業が委託を提案した10月初旬以降、全国5レース場に加えて、経済産業省からも2度にわたって委託による存続要望を受けたことを明らかにした。またその際、来年度から日動振交付金を施設整備費へ還付する制度が検討されていると説明されたことを明らかにした。
(2005.12.29 毎日新聞)

→ふむ。存続決定後に色々と明かされる裏事情。まず「民間委託は市側にリスクなし」と判断したというのが存続の最大理由であったこと(まぁこれは当然か)、そして他5場はもとより、霞ヶ関(経産省)からも正式に存続要望があったこと。おお、ちょっと見直したぞ、霞ヶ関。この前は悪口ばかり書いてゴメンね。更に「日動振交付金を施設整備費へ還付する制度」。これはデカい。今まで黙って納めなくてはいけなかった(金欠の元だった)上納金の分を、懸案になっているスタンド改修費用として使える! まさに朗報。市長的には「それなら」と、政治的リスクの大きい廃止をとりやめたのもうなずけるところだ。今後の国の公営競技に対するスタンスも見えてきた。「今後は各施行の自活を基本に。国としては最後に、なるべくやりやすい環境は整えていってあげましょう」というところなのだろう。

 ばんえいでヤラレた正月三が日。明日は川口オートにて「本場初め」予定。

==========
1月4日(水)の注目レース

【帯広11R ホクレン賞】3歳オープン 16:30発走 ※数字は負担重量、全成績、帯広成績

1 1 カップオー     牡3 尾ヶ瀬 630 4-1-2-9 0-0-0-2
2 2 ウィナーハリケン  牡3 坂本  630 5-2-2-7 0-0-0-2
3 3 メジロショウリキ  牡3 村上  630 7-2-0-1 1-1-0-0
4 4 カネサテンリュウ  牡3 藤本  630 5-1-3-8 2-0-0-0
5 5 アアモンドゴールド 牡3 大河原 630 3-4-5-8 1-0-0-1
6 6 サクラガサイタ   牝3 山本  610 4-1-3-9 1-0-0-1
7 7 メダマ       牡3 細川  630 6-6-2-5 0-0-1-1
7 8 キタノパワー    牝3 西   610 4-2-3-8 0-1-1-0
8 9 ナカゼンスピード  牡3 鈴木恵 630 3-2-0-7 0-1-0-2
8 10 ニシキセンプー   牡3 鈴木勝 630 5-5-2-4 1-1-0-0

 3日連続重賞、最後こそは取る! でも苦手な若駒戦(明け3歳)…。
力断然上位が2頭。メジロショウリキとニシキセンプー。しかしこの裏表はせいぜい4〜6倍程度。ここは帯広連勝中のカネサテンリュウに期待。前述2頭に人気が集まるだけに盲点的配当になるといいな。


枠連 4−7
馬単 4−3 4−10
【2006.01.03 Tuesday 23:37】 author : TOM | - | comments(0) | trackbacks(0) |
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