公営ニュース

『公営レース賛成派』のブログです。衰退する公営競技の楽しさ・面白さを宣伝し、売上向上→未来永劫存続を目指します
産地は強し!? 頑張れホッカイドウ競馬
■道営競馬:知事「存続」へ前向き 発売額の伸び評価−−3年連続前年上回り

 ◇赤字改善進まず最終判断流動的
 存廃が問われている道営ホッカイドウ競馬が10日、今年度の日程を終了した。発売額は3年連続で前年度実績を上回り、高橋はるみ知事は同日の定例記者会見で、存続に前向きな姿勢を示した。しかし、累積赤字は期待していたほど改善されず、知事の最終判断には流動的な要素もある。
 会見で、高橋知事は発売額の伸びを評価。専門家でつくる北海道地方競馬運営委員会が「継続は意義がある」とした建議について、「尊重したい」と述べた。その上で、「地方ができることに限界がある。(馬産地を抱える道営競馬が果たす役割を考えると)国や中央競馬会に要請すべきことはしたい」と語った。
 今年度は道が赤字脱却を目指した5年計画の最終年度に当たる。道農政部によると、今年度の発売額は前年度比1・4%増の114億6739万円だったが、当初目標より12・5%下回った。赤字は当初予想の10億8000万円より膨らみ、累積赤字は210億円を超える見通しだ。このため、今年中に存廃の決断をする方針を示している高橋知事は「(継続するにしても財政面で)より高いハードルを設ける必要がある」と強調した。
 札幌、旭川、門別の3競馬場のうち、特に札幌の伸び悩みが目立った。原因について、道競馬事務所は「(4月20日開幕の)札幌開催は、冬の寒さと春先の大雪で競走馬の調教が遅れ、予定したレース数が組めなかった」と分析。日高軽種馬農協の荒木正博組合長は「本州の地方競馬の需要が減り、生産は過剰状態にある。年間800頭がデビューする道営競馬がなくなれば、生産者は倒産や廃業に追い込まれる。道はもう一踏ん張りしてほしい」と話す。

 ◇「道営には親近感」地方の魅力訴える−−今年度、最後の開催でファン
 道営競馬の今年度最後の開催となった門別競馬場(日高管内門別町)には10日、1120人が詰めかけ、スタンド前を駆け抜けるサラブレッドに声援を送った。
 最終レースの「道営記念」(2000メートル、15頭)は、1番人気のバンブーボカ(牡5歳)が勝利。レース後には騎手との握手会が開かれ、順番を待つファンの長蛇の列ができた。ゴール前で応援した札幌市東区の自営業の女性(35)は「子供の時から父親に連れられて応援に来た。道営には隣のお兄ちゃんが乗っているような親近感がある」と、地方競馬の魅力を訴えた。
 一方、今年度107勝を挙げ5年連続6回目のリーディングジョッキーに輝いた五十嵐冬樹騎手(30)は「道営がなくなったら生産者へのダメージも大きい。インパクトのあるレースで訴え、ファンサービスも出来る限りしていきたい」と存続に向けた思いを語った。
(共に2005.11.11 毎日新聞)

→いよいよ独自の道を歩き出した感のある馬産地・ホッカイドウ競馬。良い馬を育てて国営競馬から援助を勝ち取る、ナイス! 北海道全体の未来絵図というか、経済の方向性は徐々に「第一次産業&観光」へ向かっているようだし、それがベストだと思う。そうなれば馬は畜産(競走馬育成)と観光の両面に貴重な資源だ。ホッカイドウ競馬でデビューした若駒の中で戦歴上位のものを中央へ、という流れをより明確にしていけば(馬主側などには反対の向きもありそうだが)、コアな競馬ファンはこぞって青田買いよろしく北海道へ足を向けるようになる。道には「競馬・競走馬を北海道経済復興の象徴にする」ぐらいの気持ちで臨んでいただきたい。競馬の持つ話題性・注目度をフルに活用しましょう。
【2005.11.15 Tuesday 22:39】 author : TOM | - | comments(0) | trackbacks(0) |
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